膵臓がんとお母さん。ちょこっと私たち。そしてその後。

2011年10月母の膵臓がんが判明。お母さん、がんばる。私たちもがんばる。笑顔で過ごす闘病日記。

ちょっと思ったこと。

2012-06-03 18:55:10 | 日記

 

お母さんがいなくなってから、約2ヵ月半。

ちょっと思ったこと。

 

闘病中のことなんですけどね。

 

すごく同じ病気の方のブログを見たんです。

何か病気をよくするヒントとかないかな?と思って。

 

私のブログにもそんな気持ちを抱えて、訪問される方がきっといらっしゃると思います。

そして大切な方が、今、闘病中なら、このブログではお母さんもう、亡くなってしまっているので

がっかりされているかもしれません。

 

お医者さんが言うより、長生きされた方のブログを見たいですよね?

 

私はそうでした。

 

私のお母さんは、宣告から5ヶ月で旅立ちました。

平均的な日数で残念ながら奇跡は起こらなかった。

 

奇跡的に数年元気でいてくれることを願ってしまって、いろいろ出遅れてしまいました。

 

癌に効く健康食品的なものや漢方を見つけ手渡した頃にはあまりものが喉を通らなくなっていた。

旅行を計画したけど、出発の日には間に合わなかった。

暖かな靴をプレゼントしたけど、もう歩けなくなっていた。

見せたかった梅の花をやっと見つけて病室に飾った頃にはほぼ意識がなかった。

 

ちょっとづつ、間に合わなかったんです。

 

まだ大丈夫と信じたかったから。

 

奇跡があなたの大切な人に起こることを心から願っています。

 

ただ、癌はなかなか強くて早いから、今してあげられることを見つけたらその時に

してあげてくださいね。

 

そしてそれが何年も何年も続けばいい。

 

医学は進歩していて、まだ現実的ではなくてもいろいろな治療法が

私のお母さんが生きている頃も発表されていました。

 

今、してあげたいと思った何かで、相手の方の病気が少しづつ穏やかになって

治療に間に合うかもしれない。

 

奇跡を信じつつ、今を大切に、笑顔でがんばってください。

 

頑張れって・・・なんか適切な言葉ではない気がするんだけど。

でも

 

頑張ってください!!