膵臓がんとお母さん。ちょこっと私たち。そしてその後。

2011年10月母の膵臓がんが判明。お母さん、がんばる。私たちもがんばる。笑顔で過ごす闘病日記。

この頃の事。

2015-11-22 18:43:58 | 日記

 

昨日はお墓参りに行ってきました。以前より頻繁に行けています。

前は年に1回~2回だったけど4.5回は行けているのかなぁ。

お墓が御殿場なので、お墓参りが終わったら、アウトレットに行ったり沼津の海を見たり、どこか立ち寄るようにしてイベントっぽくなっています。

以前は認知症のおばあちゃんもディサービスから帰ってきちゃうし、ぴゅーって行って帰ってくるだけだったんだけど、両親が生きているうちからいろいろな所に連れて行ってあげたかったなぁとついつい思っちゃいます。

お墓はとても広いところで、めったに人に会わないのですが、昨日は1組お参りに来ていました。

杖を突いたおばあちゃんと、その息子さん夫婦かな?そのご夫婦も私の両親よりはずっと上のようでした。とても穏やかできれいな笑顔で挨拶をして下さいました。

こちらは40代2人と中学生。

なんか、こういう類の行事の中ではあれ?と思うような年齢なようです。

お墓参りとか、葬儀で喪主もそうだったし。おばあちゃんの老人ホームもメインで面会に行くのは娘さん、息子さんで60代、70代なので、孫の40代の私は若いほうみたいです。

社会においては若いね、と言われない年になりましたが、こういうとこでは若いようで認知症のおばあちゃんたちが行きも帰りのすっごい手を振ってくれます。

たまの若者扱い、ちょっと嬉しく思っちゃう辺りがもう若くない証拠ですが 笑

 

気持ちとしては、まだまだ両親を思い出しますよ。

見せてあげたかった、食べさせてあげたかった、連れて行ってあげたかった

好きそうなものを見つける度に思います。

悲しいのではないです。

思い出すけどいつもどうり過ごせないというんじゃないんですよ。

でも心の中でよく話しかけています。夢で逢えることも少なくなりました。

これでいいんだと思います。

忘れてしまう事はどうも一生なくて、少しずつ深くて大切なところにしまっていく感じなのでしょうか。