妻が事故で逝った、残された血の繋がらない娘との生活

継父が実父が母が子供を虐待する事件が胸を締め付ける

継父の『24時間 以内に自殺しろ』

そう言われた中学2年生の男の子が首を吊って自殺した

実母親は何をしてたんだ？

母親の愛した人だから・・・。

自分さえいなければ・・・そう思ったのだろうか？

実父の虐待で摘発されたのは、昨年1年で180人、そして継父虐待は118人、内縁の男による虐待は49人

主な罪状は傷害・傷害致死が１６４人（実父９０人、養・継父４９人）▽暴行７０人（実父４１人、養・継父１８人）▽殺人１１人（実父７人、養・継父３人）

一方、「母親」が摘発されたのは１１１人で、約９割の１０１人が実母、傷害・傷害致死で４７人、殺人で２１人が摘発

　　

連れ子と一緒の再婚にはリスクがあるんだなって、つくづく思う

しかし、そんな残虐な事件のとは無縁の素晴らしい話もあるのだ

長いので中略・省略ありだけど読んで欲しい

※素晴らしき継父の娘への愛

当時俺25歳、嫁33歳、連れ子の娘13歳

娘も大きかったから、多少ギクシャクしながらも数年過ぎた、
 貧乏ってのもあったけど、娘の気持ちを考えたら、子供は娘1人いればいいって事になった。

娘が17歳の時、突然嫁が交通事故で逝った
 突然2人きりになり二人して呆然

娘も家事の一通りは出来たし何の問題もないはずだったけど、嫁側親戚が騒ぎ立てた。

そりゃ～騒ぐよな

血の繋がらない29の男と17の女
ある意味カップルでもおかしくない歳の差

「あなたはまだ若いんだから」とか

「再婚するにも子供がいちゃ・・・しかも自分の子供じゃないのに」とか散々言われた。
でも、俺は間違いなく娘は俺の娘だ、何よりも嫁のたった一人の忘れ形見

俺が育てて行く以外の選択肢は全く頭になかった。
そんな親戚の騒ぎは右から左に流した。
娘も「今更こんな足の臭いオッサンと、どーにかなるか」と笑ってた。
当たり前の様に言う娘の気持ちが嬉しかった。

影であらぬ噂を立てられた事もある
三者懇談や進路面談で学校に行くと、必ず教師に変な顔をされた。
 近隣住民から学校に通報された事もある
それでも2人で暮らして来た
再婚なんか考えた事もしなかった

 

そんなある日、娘に話があると言われた
「結婚したい人がいる」と
娘は25になってた
俺が嫁と結婚したのと同じ歳。
正直複雑な心境だった。
次の日曜に相手の男に会った。
娘を見る目が優しかった。
こいつなら大丈夫だと思った。
安心した。
 

～披露宴～

　　　　　　
「お母さんが亡くなった時、本当にどうしようかと思った、お父さんはまだ若かったから私がいたら絶対に足枷になると思ってた、でもこれからも一緒に暮らすのが当たり前みたいな態度でいてくれたのが本当に本当に嬉しかった。私のお父さんは、お父さんだけです、今まで本当にありがとう。お母さんが亡くなってからも今までずっと幸せな子のままでいられたのは、お父さんがお父さんだったからです」

 

娘がしゃくりあげながら読む花嫁からの手紙を聞いてたら必死で堪えてた涙がどっと溢れた。

娘が出て行く前に、箪笥の引き出し一つ一つに「ぱんつ、しゃつ、とれーなー、くつした」とか書いた紙を貼っつけていった。

そこまで何も出来ない父親かよ
しかも平仮名

近いうち娘に良く似た孫とか出来るんだろうな、そして俺はまだジーちゃんとかいう歳じゃねーしとか言っちゃうんだろうな。

俺、間違ってなかった
大変だったけど父親って立場を選んでよかった、嫁と結婚して良かった。
娘の父親になって良かった。

今度はいつか生まれて来る孫の為に頑張ってみよう

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　人間愛って素敵だな

 

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