みゆきな日々

3ワンズ&私・年金暮らしのジッちゃんにパラサイト絶賛親孝行活躍中

意地悪恋愛講座パート4

2010年03月31日 | ブログ

             彼女の運転テクニックは凄い

             コーナーに入るとイン・イン・イン

     普通車のハンドルより、ふたまわり小さく見えるハンドル

               小刻みに回しながら

             『ねぇ、彼とベットインした?』

                 いきなり何?

         私はエンジン音の爆音に気を良くしなから

            『ご飯を食べに行っただけです』

              予期してなかった言葉に

            『じゃあ今日は何でここに?』

  『コルベットを路上で運転するって言ったら先に練習しなさいだって』

        『そうなの外車を運転した事が無いのね』

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                唸るエンジン音に痺れる

             『もう一周したら運転してみる?』

                 『カウンタックを?』

                  『この車をよ』

                    何て日だ

              今日という日が私にもあった

         最高速度300㌔の表示があるスピードメーター

              カウンタックは地上の飛行機

           高級外車にしては計器類がお粗末だが

              トランスミッションが5速MT                

             7速くらいあるかと思ったのに

                    BUT

             彼女のギアチェンジは見事

               あっと言う間に3周

       頭の脳みそが収縮してカランカラン音を立ててる

             車から降りた私はふらついた

             それを見た彼が走り寄り

                『大丈夫かい?』

            どさくさに紛れて私の手を握った

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               彼女の視線が突き刺さる

            乗り物酔いはした事のない私なのに

         目が回り身体がふわふわしてて足がガクガク

                『お茶でも飲みましょ』

         彼女の一言でカウンタックの運転は諦めた

           所詮、一般人の運転できる車じゃない

              助手席に座っただけでも凄い

        女性が運転するカウンタックだけど人生の自慢

                 目眩で頭がクラクラ

      200㌔を越えるスピードに内臓がシャッフルされちゃったよう

         『今日はコルベットの運転練習は無理だね』

                 『うん、そうみたい』

                  素直に答えた

                『じゃあ食事に行こう』

       『行く行く、ねぇ~カウンタックの友達も誘って行こうよ』

            ちょっと表情が曇ったが笑顔に戻り

           『詩織さんも一緒に食事しませんか?』

         ふ~ん詩織さんて名前なのか名前も素敵だわ

      『そうね今日は予定もないし、ご一緒して邪魔じゃない?』

              彼の元奥様とは知らないし

        パパとママの真ん中ではしゃぐ子供に変身の私

           『ちょっと待っててね、着替えてくるわ』

   『着替えちゃうの?せっかくレーサーみたいでカッコイイのに』

               彼女はクスッと笑って

           『ピットビルの裏の喫茶で待ってて』

           カウンタックに乗ってその場を去った

              私の目は彼女に釘付け

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           喫茶の中で弾む会話は彼女の事ばかり

  『目が回る程、興奮しちゃったわ、で彼女って芸能人みたいに美人』

          炸裂するマシンガントークの私を見つめる彼

            こいつ、詩織さんと比べているのか?

              『私の顔に何か付いてる?』

         『いや、くるくる表情が変わる人だと思ってさ』

        そんな他愛もない話しをしていた所に彼女が登場

             スポーティーからエレガントに変身

                   彼女は月

                  私はスッポン

           『そう言えば名前を聞いてなかったわ』

                  『みゆきです』

                『宜しくね、みゆきさん』

    舞い上がってる私は彼女と知り合いになった事の方が嬉しい

  『コルベットは2人乗りだし俺たちは3人、移動手段はどうするかな?』

              『私のセカンドカーはどう?』

               住む世界が違うと車も2台

                 『まだ乗ってるの?』

                  『まだ乗ってるわ』

                  二人の暗号のようだ

                 『じゃあ俺が運転するよ』

              『表の駐車場に置いてるわ、鍵よ』

         二人に何かあったのか知らないが火花が散った

                 セカンドカーはBMW

                    最高の彼女

                      だが

                 『助手席は私が座るから』

                  性格が私と似ている?

           都内に着いたのは、どっぷり日が暮れてから

           後部座席で子供のように寝入ってしまった

                 声を掛けたのは彼女

      『お腹空いたよね、沢山食べましょうよ着替えはこれよ』

             やっぱりジーンズにTシャツじゃ駄目

              『足のサイズは22㌢位でしょう』

             『何ならスリーサイズも教えるかな』

          私のジョークに気を良くした彼女は笑いながら

                 『子供サイズでしょ』

            この言葉に私の心は谷底に落ちた

  友達になりたいと思っている私に彼女はどうやらライバル意識がある

               完璧に負けてる私に何故

     そんな思いがよぎったが、そっちがその気なら受けて立つ

                 問題はきっと彼だ

            彼女の貸してくれたドレスは超ミニ

               背中が大きく見えるドレス

                  これを着ろと

                   宣戦布告

        このドレスを貸した事に後悔してもらいましょ!!

彼は何も知らずに足のサイズにピッタリのピンヒールを買って来てくれた

       『ここで着替えるから、先にレストランに入ってて』

           『車の中で着替えなんて無茶だよ』

    『大丈夫よ、ワンピーだからスルッと着替えできちゃうもん』

  『ワイルドな、みゆきさんが大丈夫って言ってるし先に行ってましょ』

           隠れワイルドの彼女は悪戯っぽく言った

   『車に鍵をしっかり掛けてきてね、鍵の掛け方は知ってるわよね?』

              意外に性格のキツイ女性

        『もしかして、この車の鍵って知恵の輪なの?』

              思いっきり笑ったのは彼

       『じゃあ先に行って座って待ってるよ、早くおいでね』

              『了解( ̄^ ̄ゞ ケイレイ♪』

            彼らの姿が見えなくなるや否や

      ジーンズを脱ぎ背中がドップリ見えるワンピーを着た

      ブラを外し髪の毛をたくし上げてヘアピンで留めた

              ノーブラだがしょうがない

               背中には自信がある

           彼女と彼に私はどう見えるかな?

                  いざ勝負

        大胆な背中丸見えのワンピースにピンヒール

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                 レストランに入った

            *:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪

           ごめんね~またまた続くになっちゃった

               だって勝負しなくっちゃ~

                  女の闘いは背中

                  やっちまうのか

       

      

           

       

       

      

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