ATOZism

作詞家 Makoto ATOZI ブログ

ご縁

2023-04-17 19:12:19 | ATOZism

僕の携帯電話は今も白色のガラパゴス携帯。

アプリなんて使えない。

だからLineもMessengerもコンピューターで確認している。

必然、返信は遅くなる。申し訳なくはあれども。

ーーーーーーーーーーーー

昨年、上白石萌音さんのアルバム「name」に「ジェリーフィッシュ」という楽曲の歌詞を書かせていただき、

業界関係者との交流もまた少しずつ増えて、再会もあり、SNSの必要性を感じ始め、

Facebookのアカウントをもう一度獲得してみた。

もちろん、僕の携帯電話ではインターネットやアプリを見ることはできない。

それでも、アカウントがあれば、あの時代の大きな波に立ち向かうように生きていた2000年代、

巡り会えた大好きな方々と、もう一度また、交流することができる。

文明の機器のすごさを感じる。

AIのことはこき下ろしながらも、テクノロジーとITに関しては崇拝してしまうという矛盾。

所詮、欲まみれな人間。御都合主義。自分でもよくわかっている。

ーーーーーーーーーーーーーー

ご縁と一言で言ってしまえばただの言葉だけれど、この言葉の中にはとても大きな世界がある。

愛ある人達と出会えてきた。

思い出せば愛しさで胸がはちきれそうになる。

心に思い浮かべられる顔は全部笑顔。

それなのに僕ときたら人生経験回数が少ないのかどうなのか、救われる立場ばかりの人生。

醜い場所を探せばそれはまるで迷路のようだけれど、人生は本来、心を開くものには限りない恵みを用意してくれている。

これからもまだまだ続いてゆくご縁。

どこまで大切にできるだろうか。精一杯に応えられる人生でありたい。

歌を書くというかなり特殊な道で、巡り会える愛しい人々。

完璧になんてなりきれない自分をしっかりと自覚しながら、最善を尽くしたい。

人生、頑張ります。

Makoto ATOZI

Makoto ATOZI Official Web Site


量子力学でとけていく謎

2023-04-17 08:52:02 | ATOZism

自転車で、徒歩で、舗道を進みながら、行き交う車のナンバーを見る。

3588があると、ヨシ!と思う。

そうして、「ここがもしも量子の統一場で、量子力学の世界なら8888を見せてください」と念じる。

すると、しばらくすると、8888のナンバーの車が走ってくる。

大抵、1日に2台ほどの8888ナンバーを見て、今日も世界は量子力学の力で動いていると感じて、勇気が湧いてくる。

現実とパラレルは自由自在。

ーーーーーーーーーーーーーーー

ある程度、飽和的に自分の好きなナンバーで車に乗っている人はいるのだろうから、

8888を見たからといって、本来そんなに希少極まるような確率ではないのだろうとは思う。

それでも心は弾み出す。

軽四の黄色いプレートの8888なんて、珍しいから、尚更に嬉しくなる。

僕たちは自分が集中したものを引き寄せる。

たとえば部屋の中に黒い色のものを探してみる。

そのとき、僕たちは白い色のものを見ていない。

だから、黒の次に白を探そうとすると、ここに白があったか!と驚く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

必要なものを間違えながら歩んできたような人生。

本当に集中するべきものは何か。

心が温かくなる気持ち。平安な時間。湧き上がる勇気、希望。

集中して、求めたものが与えられる。

まだ何も始まってもいない場所で決めつけてしまうのはもったいない。

動きあるものは、すべては観察されるまで決められてはいないのだから。

人の心も現実も。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今、1990年代ヒット曲を集めたYouTubeを聴きながらこのブログを書いている。

https://www.youtube.com/watch?v=0Kd3wRrxkvA

とても大きな時代の波を感じる。

大切なものに集中できた時代。

あの頃は良かったなんて言ってしまうと古びたおじさんみたいになってしまうので、

今という時代の中で、この頃の歌は僕に何を教えてくれるだろうなんて考えてみる。

全てがまるで新曲のように心に響いてくる。

時間を超える。

無数な世界のフィルムが無限の層で重なり合う。

ここからあの場所までひとっ飛び。心次第だ。

黒さえも白に変わる。

箱は開けてみるまでわからない。

観察されていなければ全ては波形なのだとすれば、心で描くアートよ美しくあれ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

時代は重く、先行きなんて分かりづらく、誰もがビジーな世の中で、

8888ナンバーを見つけた時の喜びと勇気を、バカみたいに感じられる子供のような気持ちでいよう。

箱の中身は開いてみるまでわからない。

時代はすでに時間を超えている。

まだ決められていない現実を決め付けはしない。

あらゆることはあり得るのだから、喜びと愛に集中して、箱を開ける。

 

Makoto ATOZI

Makoto ATOZI Official Web Site