僕の携帯電話は今も白色のガラパゴス携帯。
アプリなんて使えない。
だからLineもMessengerもコンピューターで確認している。
必然、返信は遅くなる。申し訳なくはあれども。
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昨年、上白石萌音さんのアルバム「name」に「ジェリーフィッシュ」という楽曲の歌詞を書かせていただき、
業界関係者との交流もまた少しずつ増えて、再会もあり、SNSの必要性を感じ始め、
Facebookのアカウントをもう一度獲得してみた。
もちろん、僕の携帯電話ではインターネットやアプリを見ることはできない。
それでも、アカウントがあれば、あの時代の大きな波に立ち向かうように生きていた2000年代、
巡り会えた大好きな方々と、もう一度また、交流することができる。
文明の機器のすごさを感じる。
AIのことはこき下ろしながらも、テクノロジーとITに関しては崇拝してしまうという矛盾。
所詮、欲まみれな人間。御都合主義。自分でもよくわかっている。
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ご縁と一言で言ってしまえばただの言葉だけれど、この言葉の中にはとても大きな世界がある。
愛ある人達と出会えてきた。
思い出せば愛しさで胸がはちきれそうになる。
心に思い浮かべられる顔は全部笑顔。
それなのに僕ときたら人生経験回数が少ないのかどうなのか、救われる立場ばかりの人生。
醜い場所を探せばそれはまるで迷路のようだけれど、人生は本来、心を開くものには限りない恵みを用意してくれている。
これからもまだまだ続いてゆくご縁。
どこまで大切にできるだろうか。精一杯に応えられる人生でありたい。
歌を書くというかなり特殊な道で、巡り会える愛しい人々。
完璧になんてなりきれない自分をしっかりと自覚しながら、最善を尽くしたい。
人生、頑張ります。
Makoto ATOZI