備前焼ものマップ
備前焼に出会ったのは20年以上前、岡山へ、ツアーで旅行に行った時から始まる。閑谷学校の屋根瓦は全部が備前焼で葺かれ、雨上がりだったその日は、瓦に水を含み、日の光を反射してしっとりと赤く、美しい色に輝いて見えた。窯元を見学したときは一週間も十日も窯の温度が下がらないように松割木をどんどん入れて1300度の高温を維持させる大変な作業であること。釉薬を使わず、絵付けもしない、ただただ高温で焼き続け、窯入れをくふうして景色の付き具合を考える事で、出来不出来も決まるという。ヒダスキも又素晴らしい。当時、窯元の店先でショーウインドーに入った人間国宝のまるで生きているような牛の作品を見た事を思い出した。
素焼の魅力ある備前焼は、岡山県備前市伊部地方で焼かれた焼き物。
当時安月給だったサラリーマンの私には、高値の花だったが、せめて思い出にと買った、ぐい呑と湯のみ茶碗とコーヒーカップが下の写真の4点でした。
今朝も早速、備前焼コーヒーカップでコーヒーをいれ、チーズケーキでモーニングコーヒーを飲んだ。
備前焼ぐい呑 備前焼ヒダスキのぐい呑
備前焼コーヒーカップ 備前焼湯のみ茶碗