善福寺川物語

東京杉並区の住宅街を流れつつも野鳥たちが暮らす善福寺川

カモの親子を眺めながらの散策記です

時々動物園も登場

カモヒナの滝登り(8月17日)

2019年08月18日 | カモ・善福寺川

川沿いの小径を歩いていると、目の前にヒヨドリ。

それもすぐに飛んで行かないので、どうやら幼鳥のようですね^^
まだ幼いイメージで少しふっくらしている!?

この時期は、今夏巣立ったばかりの幼鳥をよく見かけ、
まだ警戒心が足りないのか、飛び慣れないのか、近くでながめることができます。

 

善福寺川沿いでは、水鳥だけでなく、ムクドリやオナガなどの野鳥も見かけます。

 

いつもの真中橋~城山橋あたりで、この日も7羽のヒナっこたちを発見。

母カモがあたりを見張るなか、羽繕いしたり足を投げ出したりしてくつろぎ中。

 

 

今度は、目の前にくすんだ緑。

あわてて一枚。ちょっとわかりにくいですが、ウグイスですね!

このあたりでは初めて見ました♪

 

下流からやってくる4羽のカモたち。

 

上流からも4羽が近づいていきます。

 

そして合流~

 

あれ?

4羽+4羽だったのに、なぜか分かれたあとは、5羽+3羽になっています。

家族じゃなくて、たまたま一緒に行動していた大人たちだったのかな!?

 

大人同士の群れのメンバーって自由に変わるのでしょうか?
カモの生態がいまひとつよくわかりません。

 

そこに、やってきたのが、母カモとヒナたち

1、2…8羽います!!

台風以来、会えていなかった8羽のヒナと母カモです。
よかった~流されずに、全員無事だったんですね!

 

先ほど、5+3羽に分かれ、岸にあがってくつろいでいた大人鳥のところにやってくるヒナっこ一団。

そこにいたコサギをどかして休んでいた3羽の大人ですが、
にぎやかなヒナたちの勢いにおされたのか、場所をゆずって泳ぎさっていきました。

 

けれども、ヒナっこ一団は休むことなく、木(コンクリート?)杭が並んでいる急流に差し掛かりました。

 

岸よりのなだらかな水流に向かうのかなとみていると、
母カモは、高低差のある位置をひょいっとあがっていきます。

 

ヒナたちにとっては、 体高を越える滝のような場所です。

 

ところが次々にバチャバチャと、急流を乗り越えていくヒナたち!

 

(一羽横にそれていますが、)8羽全員、無事についてきています^-^

 

水滴をはじいているフワフワな羽が可愛いヒナっこ。

とはいえ、まだ小さいけれど、だんだんたくましくなってきました。

 

Uターンして、先ほど休んでいた7羽のヒナっこを見に行くことにしました。

珍しくエサも探さず、水面に浮かんでまったりと休憩中。

 

やがて、一列に並んで移動~

なごみます~

 

この子たちも、まだまだ小さいけれど、横顔がカモらしくなってきました。

母カモは岸に向かいます。

 

岸にあがった母カモが鳴き声をあげると、ヒナたちも次々岸へ。

そして、大きくなっても母の下に潜り込もうとするヒナたち。
けれども、さすがにもう母カモは抱えきれなくなって、先ほど(上から2枚目)と同じ状態へ。