善福寺川物語

東京杉並区の住宅街を流れつつも野鳥たちが暮らす善福寺川

カモの親子を眺めながらの散策記です

時々動物園も登場

冬の善福寺川

2019年12月25日 | カモ・善福寺川

春から夏にかけては、カモ系はカルガモ一色だった善福寺川。

ヒナたちが大きくなってから、しばらくご無沙汰でしたが、
たまに通りかかると、秋頃からぼちぼち違う種類の鳥も増えたな~という印象でした。

この日は、とりあえず目につく鳥たちを撮って、名前をチェック。

 

留鳥のカルガモも、変わらず暮らしています。

でも、だいぶ、数は減った印象。

 

かわりに、よく見かけるようになったのが、こちらの冬鳥。

 

向かって左がオス、右がメス。

オナガガモです。

 

名前のとおり、しゅっと長い尾羽が特徴(オス)。

上から見ると、羽の模様もかっこいいです。

 

繁殖期のこの季節は、つがいで行動する姿が目立つカモたち。

仲良く並んでおしりをもちあげ、水中のエサをチェック。

 

とはいえ、群れになっていることも多く、十数羽でかたまって岸辺でくつろぐ姿も。

留鳥のカルガモは、ヒナにエサをやる人間もいるためか、警戒心が弱めでしたが、
渡り鳥の冬鳥たちは、上からのぞいていると、警戒してすぐに泳ぎ去ってしまいます。

 

こちらもよく見かけるコガモ。

目の周りの青緑がかった模様(オス)が、チームポイント!?

 

ヒドリガモのペア。

Wikiによると、
「オナガガモ、マガモ、コガモなどと並んで日本で最も普通に見られるカモ類」だそうです。

ちなみに、この日は見かけませんでしたが、マガモも見たことがあります。

 

ハシビロガモ。

繁殖期の冬鳥たちは、羽色もそれぞれきれいで、
カルガモのヒナたちを見ていた時とは、違う楽しみがありますね。

 

ピンボケですが、左の二羽はオス、右の一羽はメスの、キンクロハジロ??

オスの頭が黒く、目が金色に見えたので、キンクロハジロかと思ったのですが、
胸元が黒くない…。う~ん、これではよくわからない。

名前がわかってきたので、次回、確かめてみたいです。

 


SCZ~生後半年のレッサーパンダの兄弟

2019年12月22日 | レッサーパンダ

この日のSCZ訪問のお目当ては、初夏生まれのレッサーパンダの双子兄弟たちでした。

お昼過ぎに到着すると、頭をくっつけて可愛くお昼寝Zzz

大きめのほうは、母のハナビ。ひとまわり小さいほうが兄弟の一頭ですね。

 

もう一頭は、お食事中。

オスですが、女の子のような可愛い顔立ち。

どうやら、こちらがセイくんのようです。

 

ちっちゃな前足で、竹をつかんで夢中でパクパク。

レッサーパンダは、通常の5本指以外にもう一本指があるので、しっかりつかめるのですね。

 

お食事を終えたセイくんは、母&兄のそばにいって並んでお昼寝。

かわいい三つの小山です♪

向かって左から、お食事していたセイくん、真ん中が双子の兄のリュウくん、そして母ハナビ。

双子の名前のリュウ・セイは、今年大ブレークした横浜流星くんからかな?

 

SCZの双子レサパンの名前は、タケ・ノコ、ココ・ナツ、テッカ・マキ、タク・アン、カフェ・ラテ…
など、ユニークなワンフレーズになっているのです。
一昨年(ミヤビ)、昨年(リン)は、一頭だけの誕生だったので、久々のワンフレーズネーミングです。

 

レッサーパンダが長いお昼寝に入ってしまったので、他の動物たちをみてまわり(前の記事)、
夕方戻ってくると、双子たちがそろってお食事中。

こちらを向いているのが、兄のリュウくん。

キリっとした顔立ちが特徴で、見分けがつきやすい双子です。

 

お食事がすむと、さっそく食後のバトル!

母ハナビは我関せずといった雰囲気で、双子におかまいなく、展示場をウロウロ。

 

母ハナビがウロウロするなか、双子は元気に取っ組み合い。

上になっているのが兄のリュウ、下で迎え撃つのが弟のセイ。

 

顔立ちはリュウのほうが勇ましいですが、兄に飛び掛かってバトルを仕掛けるのは、
弟のセイのほうでした。

一方、兄のリュウは、弟ではなく母にかまってもらいたいらしく、
ハナビの尻尾にとびついたり、行く手を阻んだりしていましたが、母ハナビはスルー。

ハナビに軽く転がされたリュウに、セイが飛びついてバトル再開…といったシーンを何度か。

見ているかぎり、セイはハナビには全く仕掛けていなかったので、
兄リュウのほうが甘えん坊で、弟のほうが負けず嫌い!?

 

たくさん動けば、おなかもすくよね~

閉園間近、バトルを切り上げ、仲良く竹の葉を食べる兄弟たちをながめながら、帰路につきました。


ご近所ではないですが…冬のSCZ動物園

2019年12月20日 | 動物園

善福寺川(ご近所)ではありませんが、埼玉県のこども動物自然公園に行ってきました。

冬にしてはあたたかい日。仔牛たちも日を浴びながらのんびり。

手前の3頭は、生後2ヶ月前後。奥の1頭も春生まれで生後1年未満。かわい~*^-^*
まだ胴回りが太くないので、足がすらりと長く見えます。

 

SCZ(さいたま県こども動物自然公園の略)の推しポイントのひとつ、ペンギンヒルズ。

プールの隣には、ゆるやかな斜面に巣穴がたくさん用意されていて、
自然に近い生態を見ることができます。

ちょうど、エサやりタイムでソワソワと集まるペンギンたち。

 

広いプールの中で泳いでいる様子もバッチリ見られます。

 

こちらも、推しポイントのひとつ。以前、エンリッチメント大賞も受賞したことがある
「シカとカモシカの谷」は、自然のままの森林の中で暮らしている様子を目にできます。

 

こちらは、繁殖制限かな?一頭だけで離れて暮らしている父カモシカのクロベ。
用心深いカモシカ、カメラの気配に丸い目でこちらをジーっ。

 

広い森林放飼場の一角に集まっているのは、クロベの家族。

母ナデシコに、娘(モモ)&息子(ナグリ)。

 

カメラの気配に見上げている仔は、まだ角も小さめ。
今年生まれ、生後半年のナグリくん、まだ、あどけないですね~

 

母と姉はよく似ています。

奥の個体は毛質がやや硬めに見え、ナグリが甘えていたので母ナデシコ?

ナグリくんは、母と姉が腹ばいになったあと、
用心深く、橋の下に隠れてしまいました。

 

こちらは、今の季節の一推しポイント。

ゆず湯のカピバラ♨

 

まずは、一頭だけ別展示のオスの秋馬(シュウマ)。

お湯のなかでちょこんと足をそろえ、うっとり目を閉じて気持ちよさそ~

 

黄色い果物は、かなり大きめなので、鬼柚子?
カピバラの和名は、鬼天竺鼠なので、それにちなんでかな!?

 

カメラの気配に、せっかくくつろいでいるのに~と言いたげに、
軽くキューキュー鳴きながら、カメラに近づいてきた秋馬。

通りすがりの人たちに近いところで過ごしているためか、人懐っこくかわいい秋馬くんです。

 

メイン放飼場のゆず湯には、昨年生まれの五つ子たちがのんびり。
秋馬と母・心音の間に生まれた1才仔です。

ちなみに奥に見えるのが、秋馬の展示場。

 

五つ子と一緒に暮らす大人メス3頭は、仔カピを見守るように目をやりながら、
草のベッドでお休み中。

 

大きなお風呂の五つ子たちは、お湯の中にもぐったり、時々ゆっくり横回転しながら、くつろぎ~

 

ワライカワセミを見にいって、

 

戻ってくると、仔カピたちが樽湯に♪

絵になりますね~

 

頭の上だけでなく、肩辺りも打たせ湯♨

奥の仔、頭にちょこんと乗っかった葉っぱが、まるでタオル^0^

手前の子、他の上で水(湯)しぶき、目をとじて気持ちよげ~

 

なかよしコーナーに立ち寄ると、
仔山羊(昨年三月生まれ)のモモちゃんが、こちらを見ながら近づいてきました♪

 

羊たちもそろってロックオン。

閉園間近だったので、飼育員さんだと思ったのかな?

 

モモちゃんと、同い年のさくらちゃんがご挨拶。

このあと、軽く角突き合わせていました。

 

モモ&さくらちゃんの写真をとっていると、足元をグイグイ押してくる子がいます。

目をやると、通りすがりに角の間をなでた大人ヤギ(ランちゃんだったかな?)。
「もっとかいてくれ~」というように、頬を私の脚につけてスリスリ。
かいてあげると、うっとりしたまなざしでリラックス~

手を止めると、今度はここというように、かゆいところを角で示します。

ここのコーナーはヤギ用ブラシが用意され、ヤギをブラッシングできるようになっているので、
ヤギたちがとても人馴れしているのですね。

人も動物に触れあえるし、動物も心地よさげで、お互いによい感じです♪


8月末の井の頭~可愛いちびっ子たち♪

2019年08月31日 | 井の頭自然文化園

 

井の頭自然文化園の水生物園。

マガモに育てられた(卵を温めてもらった)コールダックのひな。

成鳥と比べても、ずいぶん大きくなったのがわかります♪

 

黄色のひなが白っぽくなってきて、本来のコールダックの仲間のところに入るのも、もうすぐなのかな!?

 

カイツブリと水中のコイ。

カイブツリのミニっぷりがよくわかります。

 

ケージのそばのミゾゴイのアップ!

いつもは用心深くて、写真を撮ると、すぐ棒状に変態するミゾゴイですが、
このときは近くでながめることができました。

2018年秋に井の頭に来園して、慣れてきたのかな?
もう一羽は、さっそく奥で棒状にまっすぐなっておりましたが^^;

 

今、話題のミーアキャットっ子。

なんと平日なのに、10数人が並んで順番待ちでした。
(ミーアキャットの部屋は、一度に2、3人しかのぞけません)。

数日前に朝のワイドショーでとりあげられたそうです。

 

お父さんが仁王立ちで、あたりを見張り。
子は見えないけれど、丸太の陰で寝転がっているお母さんが授乳中?

 

こちらは、5月初め生まれのフェネック3兄弟とお母さん。

お母さん(穴を掘っている子)はあまり人を気にしませんが、
ちびっこたちは、人に対して警戒心ありありです。

 

隣のケージに飼育員さんが入ると、母フェネックはケージの境に飛びついて、興奮状態。
 
一方、ひとりでいた子もダッシュで兄弟のところに駆け寄り、
3頭寄り添って、飼育員さんの動向をじっと観察。
 
 
 
別のときも、母フェネックがケージ際でのんびり前足を伸ばしている一方で、
兄弟3頭は、中から奥にかけて丸まって、こちらに用心のまなざしをちらり。
 

こちらは、お隣のケージ。

大人たちがのんびり。

 

フェネックは、大人になっても、子供ような可愛いミニサイズですね^^

 

こちらもミニサイズのリス 。

今春生まれの子も全員巣立ったのか、たくさんの子があちこち駆け回っていました♪

動き疲れたのか、地面に腹ばいになって、クールダウンする子も。
 
 
 
こちらも、2018年秋に来園したイノシシっ子。
2018年7月生まれで1才を迎え、ずいぶん大人っぽくなりました。
 
頭から背中にかけて、ふわふわっとたてがみ!?
 
 

ミーアキャットに向かう途中、ちらりとマーラをのぞくと、あれ!?小さな影が!

あわてて一枚。

 

ミニミニサイズの赤ちゃん!!

 

ちっちゃ~い!可愛い~^0^♬

 

マーラが部屋に帰ったあと片付けをしている飼育員さんにお聞きしたところ、
なんと8月27日生まれ、この日は生後三日目でした!

ミーアキャットもそうですが、他の動物園ならまだお披露目しない時期から、
赤ちゃんを公開する(非公開にしない)ところが、井の頭のよい(のんびりした)ところですね^^

 

そして、ミーアキャットの赤ちゃん♡

 

立ちました!

小さい動物は、生長が早いですね~

 

お父さんとツーショット。

オスメスはわかりませんが、凛々しいイケメンのお父さん似かな?

 

箱の中に入って、おとうさんと楽しそうにじゃれあい~

イケメンだけでなく、素敵なイクメン父さんミーアでした♪

 

何度みても授乳以外は、お父さんといつも遊んでいる印象。
夫婦そろっての子育てがほほえましいです^ー^

 

箱の上のお母さんは、時々体をあげてあたりを警戒していましたが、
のんびりお昼寝。子育て(授乳)疲れますものね。

生まれたばかりのピリピリ警戒していた雰囲気に比べると、ずいぶんリラックスしているようになりました。


カモヒナの滝登り(8月17日)

2019年08月18日 | カモ・善福寺川

川沿いの小径を歩いていると、目の前にヒヨドリ。

それもすぐに飛んで行かないので、どうやら幼鳥のようですね^^
まだ幼いイメージで少しふっくらしている!?

この時期は、今夏巣立ったばかりの幼鳥をよく見かけ、
まだ警戒心が足りないのか、飛び慣れないのか、近くでながめることができます。

 

善福寺川沿いでは、水鳥だけでなく、ムクドリやオナガなどの野鳥も見かけます。

 

いつもの真中橋~城山橋あたりで、この日も7羽のヒナっこたちを発見。

母カモがあたりを見張るなか、羽繕いしたり足を投げ出したりしてくつろぎ中。

 

 

今度は、目の前にくすんだ緑。

あわてて一枚。ちょっとわかりにくいですが、ウグイスですね!

このあたりでは初めて見ました♪

 

下流からやってくる4羽のカモたち。

 

上流からも4羽が近づいていきます。

 

そして合流~

 

あれ?

4羽+4羽だったのに、なぜか分かれたあとは、5羽+3羽になっています。

家族じゃなくて、たまたま一緒に行動していた大人たちだったのかな!?

 

大人同士の群れのメンバーって自由に変わるのでしょうか?
カモの生態がいまひとつよくわかりません。

 

そこに、やってきたのが、母カモとヒナたち

1、2…8羽います!!

台風以来、会えていなかった8羽のヒナと母カモです。
よかった~流されずに、全員無事だったんですね!

 

先ほど、5+3羽に分かれ、岸にあがってくつろいでいた大人鳥のところにやってくるヒナっこ一団。

そこにいたコサギをどかして休んでいた3羽の大人ですが、
にぎやかなヒナたちの勢いにおされたのか、場所をゆずって泳ぎさっていきました。

 

けれども、ヒナっこ一団は休むことなく、木(コンクリート?)杭が並んでいる急流に差し掛かりました。

 

岸よりのなだらかな水流に向かうのかなとみていると、
母カモは、高低差のある位置をひょいっとあがっていきます。

 

ヒナたちにとっては、 体高を越える滝のような場所です。

 

ところが次々にバチャバチャと、急流を乗り越えていくヒナたち!

 

(一羽横にそれていますが、)8羽全員、無事についてきています^-^

 

水滴をはじいているフワフワな羽が可愛いヒナっこ。

とはいえ、まだ小さいけれど、だんだんたくましくなってきました。

 

Uターンして、先ほど休んでいた7羽のヒナっこを見に行くことにしました。

珍しくエサも探さず、水面に浮かんでまったりと休憩中。

 

やがて、一列に並んで移動~

なごみます~

 

この子たちも、まだまだ小さいけれど、横顔がカモらしくなってきました。

母カモは岸に向かいます。

 

岸にあがった母カモが鳴き声をあげると、ヒナたちも次々岸へ。

そして、大きくなっても母の下に潜り込もうとするヒナたち。
けれども、さすがにもう母カモは抱えきれなくなって、先ほど(上から2枚目)と同じ状態へ。


なわばり争いのカモたち(8月16日)

2019年08月17日 | カモ・善福寺川

大型台風10号は、関東地方には大きな被害を出さずに通り過ぎました。
この日は、あまり水量はあがっておらず、むしろ水が引いたので、いつより少ないぐらい?

7羽のヒナちゃんたちも元気でした^^

けれども、見つけたのは鍛冶橋あたり。少し下流におりてきているのが気になります。

下流に行けば行くほど、川の中の草も減り、カモにとっての環境は悪くなるし、
なにより、他の群れが増えていくので、なわばり争いで居場所を見失ってしまわないかな・・・

ちゃんと、いつもの社橋~城山橋あたりに戻ってくれればよいのだけれど。

 

1羽のカモが姿を現しました。

体がまだ小さいですし、どことなく不安げに泳いでいる姿といい、
前日に見かけた、はぐれカモかな?

 

すると、少し距離はあったのに、
7羽の母カモが、勢いよく近づいてきて、追い払ってしまいました。

(向かって右がはぐれカモ、真ん中が母カモ、左にちらりとヒナっこたちの姿も写っています)
幼鳥でも、はぐれカモでも容赦なしですね。。

がんばれ、はぐれカモ!生き延びるんだよ。

 

東吾橋あたりで見かけたカモの親子。

昨日見かけた、水浴びしていた2羽の兄弟&母と同じかな??

 

たぶん、春生まれの子と母の群れ。

このぐらいの大きさになると、もう母カモと見分けがつきません。

けれども、一緒に行動しているので、家族なんだろうなぁと。

 

こちらも家族?

荻野橋あたりには、10数羽のカモたちがいました。

8月11日の散策でも、このあたりに複数のカモの群れが集まって一緒に動いていたので、
カモのたまり場になっている?

 

けれども、1羽のカモが盛んに他のカモにつっかっていました。

暗くなってきてよくわからなかったのですが、母カモ?
子供が大きくなっても、母は強しです。


台風が気になる夕方(8月15日)

2019年08月16日 | カモ・善福寺川

大型台風10号が列島を横断し、台風警戒のニュースが連日流れています。

善福寺川がある東京は、さいわい直撃はまぬがれ、
雨は時々ざっと降る程度でしたが、やはり小さなヒナがいるので増水が気になります。

この日も18時過ぎに、様子を見に行きました。

 

まずは、7羽のヒナと母カモが暮らすあたりの丸山橋からスタート。

すると、橋の下を見ながら、「どけ~どけ~」と一生懸命声をかけている人の姿が。
のぞいてみると、いました!!

身を寄せ合うヒナたちと、母カモです。

そして、近くで羽を広げるカワウの姿も。

 

声をかけている人は、黒い姿のカワウを見て、カラスと勘違いしたのでしょうか!?
カラスは、このくらいの小さなカモのヒナを襲うので、
ヒナの一団のそばに黒い鳥がいれば、心配になってしまいますよね。

 

ヒナ団子から離れて、水を飲む1羽のヒナも(写真右下)。

雨が当たらない橋の下で、ずっと過ごしていたのかな?
雨も落ち着いた夕方、おなかもすく頃ですよね。

数を数えると、無事7羽いました!
流されなくて、よかった、よかった。

 

ヒナが1羽動き出したのをきっかけに、母カモも動き出し、他のヒナたちも一斉に泳ぎだします。

前日は、下流まで流されて戻ってきた一団ですが、
この日は前日ほど水は増えておらず、流されずにいつものなわばり辺りで過ごすことができたようです。

 

さっそく岸辺に駆け寄り、水草?川藻?をついばみ始めるカモヒナたち。

台風10号は明日あたりまで油断はできないけれど、この様子なら大丈夫かな?

とはいえ、これから台風シーズンなので、増水や雨風はこの先も心配です。
たくさん食べて、早く大きくなってね。

 

台風以降、よく見かけた5羽の幼鳥(13日に水浴びしていた家族)と、
8羽のヒナ一家を、まだ確認できていません。探しながら下流へ。

 

母カモと幼鳥2羽を見つけました。

母カモが水浴びを始めると、すぐそばで一緒に水浴びを始める幼鳥。
ヒナに比べるとだいぶ大きくなりましたが、まだお母さんのそばにいたい時期ですね。

 

母カモが一足早く岩の上にあがると、残った兄弟で水浴び。

このあと、2羽も岩にあがり、水浴び後の羽づくろい。この夜はここで休むようです。

 

それにしても、暗くなるのがだいぶ早くなりました。
一ヶ月前ぐらいは、19時頃はまだ夕方の雰囲気だったのに。

 

以前もなわばりにしていたエリアで、5羽の家族を発見!

大きさ的には、探していた5羽の幼鳥(+母)に見えるけれど…。
でも、そうすると、6羽いなくちゃいけないので、数が足りないなぁ。

 

すると、上流からピーピーと鳴きながら、1羽の幼鳥がくだってきました。

どうやら、この台風で家族とはぐれてしまったようです。

大きさ的には同じぐらいに見えるので、はぐれた子ならいいのだけど…と見守っていると、
やはり気になったのか、鳴きながら群れに近づく幼鳥。

ところが、仲間に入れてもらえず、追い払われてしまいました。。

 

追い払った群れの3羽は、家族(残り2羽)の方へさっさと泳ぎ去ってしまいました。

とり残された幼鳥(向かって左)は、時々鳴きながら未練ありげに、群れに近づこうとしましたが、
いくら鳴いても、いっさい応えてもらえず、仲間に入れてもらえずじまい…。
はぐれた家族じゃなかったんですね。。

 

カモはなわばり意識や家族意識が強いので、
たとえ小さなはぐれ雛でも、家族でなければ、ついてくる雛を邪険に追い払います。
自然界は厳しいです。。

まぁ、このぐらいの大きさなら、もうカラスやヘビに襲われないだろうし、
どうにか1羽でも生き延びて欲しいです。はぐれた家族に再会できるのが一番なんだけど。

 


台風のあいまの帰還(8月14日)

2019年08月15日 | カモ・善福寺川

大型台風10号が、お盆休みの西日本に接近したこの日。

東京は時折スコールのような雨がざっと降ってはあがり、真夏の太陽が顔を出すという変な陽気でした。

この程度の雨なら、まだ小さなカモのヒナたちもそんなには流されていないかな~と思いつつ、心配…。
夕方18時過ぎ、様子を見に善福寺川へ。

 

いつもより気持ち上流の関根橋(西荻窪駅から直進した位置)からスタート。 

 

賑やかに鳥たちが鳴きかわしています。

目をやると、スズメの群れ。巣立ったばかりの幼鳥もまじっているようです。

壁にしがみついて、たまった雨水を飲んでいる?それとも、コケの間にエサがあるのかな?

 

スズメたちの下の水べりには、羽色の違う二羽のセキレイ。

 

画像荒いですが、アップで切り出してみました。

色の淡いほうは、巣立ったばかりの幼鳥ですね^^

親に近づいて、エサをねだっていましたが、
親のほうは早く自立してほしいのか、逃げるようなそぶりで飛び立っていってしまいました。

 

増水したとはいえ、カモが過ごす川の中の草むらなどは残っていましたが、
いつもよりは、カモ(特に親子連れ)の数は少ないかな~と思いつつ下流へ。
 
 
上流へ泳いでいくカモの親子発見!
 
先頭の母カモと、三羽の子カモ。
このくらいのサイズなら、もう飛べそうな大きさですし、多少流されても平気ですね。
 
心配なのは、まだ小さなヒナたちです。
 

一列縦隊になって上手に水流に乗りながら、増水した流れを泳いでいるのかな。
 
雨がやんで2、3時間はたっていたので、流れは急ではありませんでしたが。
 
 
 
中田橋の付近で、遠くから近づいてくる一団を発見!
 
 
 
よかった!!
 
1、2、3…ちゃんと7羽います^0^
 
いつもは、だいたい社橋から城山橋あたりで見かけるカモの親子(ヒナ)です。

 

多少流されたようですが、水流が落ち着いたところで、いつもの場所に戻ろうとしているところですね。

いつものようにエサを探して寄り道することもなく、
一列に並んで、我が家(なわばり)に向けて、スイスイ泳いでいきます。

 

無事な帰還おめでとう。

でも、台風は明日が本番。流されないように、しっかり群れになって十分に気を付けて過ごすんだよ。

 


酷暑の水浴び(8月13日)

2019年08月14日 | カモ・善福寺川

酷暑が続きますね~
日本じゃない国に住んでいるみたいです。。

この日は昼下がりの善福寺川散歩です。

 

 

ちょっとした水流にたたずむカモたち。

少しでも涼しさを感じるところで、休みたいですよね。

 

 そして、こちらは、いつもの5羽っこたち。
(場所は、東吾橋~界橋あたりのどこか)
 
気持ちよさげに、思い思いに水浴び中♪
 
 
 
母カモと一緒に、シンクロ状態で水につかるヒナっ子。
 

小さな羽を広げてパチャパチャッ

それを隣で見つめる母カモ。

 

次の瞬間、こうするのよ~と見本を見せるかのように
ダイナミックに羽ばたく母カモ。

 

口をあけたヒナっこ、
かあちゃん、負けた~かな!?

 

母が岸にあがったあとも、ひとりで水浴びを続けます。

自主練?

小さな羽が可愛いらしいです♡

このサイズだと、飛べるようになるまで、まだ時間がかかりそうですね。

 

岸辺にあがって、全員で羽づくろい。

早く引き上げた子は、すでに腹ばいになって昼寝の準備かな。

 

環八を越え、忍橋付近で、八月生まれ(たぶん)のヒナっこ親子を発見。
前回確認したときは8羽いました。

母カモにぴたりと寄り添ったり腹に潜り込んだりして、お休み中。

母カモは、もちろん警戒を怠りません。

 

カモ親子がいる岸壁の真上から、驚かせないように一枚だけパチリ。

そそくさと立ち去りましたが、母カモには、にらまれました。ごめんなさい^^;

 


シンクロナイズドな鳥たち(8月11日)

2019年08月12日 | カモ・善福寺川

川岸で休んでいた母&今春生まれの兄弟たちが、動き出しました。
(場所は、たぶん本村橋~東吾橋あたり)

 

一斉に水中に顔をつっこみます。
シンクロナイズドスイミング!?

一羽離れて様子をみているのは、母カモかな?
いや、シンクロの監督!?

 

ペア並んで演技?している子も。

 

最後は、一列のラインで^^

大人鳥だと、足を完全に空中にあげて、思いっきり水中に顔をつっこむので、
もっとシンクロナイズドスイミングっぽいのですが。

何羽もかたまって、お尻をあげている光景が、ほほえましいです。

 

こちらは、シラサギ…チュウサギorコサギ。

二羽並んでいたのでカメラを向けたら、ふわりともう一羽舞い降りて、トライアングルに。

 

と思ったら、ふわりと飛んで行ってしまいました。

飛んでいったのは、たぶんチュウサギ。
体がそこそこ大きいので、住宅街の空を舞う姿は、なかなか見応えがあります。

 

目の前に、突然カモの群れが現れました!
(たぶん、荻野橋~荻窪上橋あたり)

数えると12羽。複数の家族やペアが連なっているようです。

 

なわばり意識が強いカルガモなので、他の家族やペアを激しく追い払っている姿をよく目にします。

なので、ケンカもせずに、複数の家族やペアが一つの群れのように行動するのは、初めて見ました!

真ん中の緑の上にいる三羽は、たぶん親子です。(向かって左が母、残りの二羽が子)
子がいる母カモはとりわけ警戒心や攻撃心が強いのに、ちょっと不思議な光景です。

 

環八を越えて、忍川橋あたりで、8月生まれ(たぶん)の親子を見つけました。

母カモのおなかの下で、身を寄せ合っているヒナたちにほっこり*^-^*

 

もう少し下流をまわってから戻ってくると、動き出していた親子たち。

1、2、3…8羽。

何度数えても8羽でした。。。
二日前では9羽いたので、移動の途中で、残念ながら数が減ってしまったようです。

 

最初に見つけたときに固まって行動していたのに比べると、
少し大きくなった分、行動範囲も広がり単独行動も増えていくので、その分危険も増えますよね。。

この先の台風がとにかく心配ですが、このままみんな大きくなっていってほしいです。