映画メモ * 時々写真

映画鑑賞(ほぼ洋画)の覚え書き&好きな写真など。

『空の大怪獣Q』

2019-01-29 | 映画鑑賞(洋画)




『空の大怪獣Q』Q/THE WINGED SERPENT/Q: THE WINGED SERPENT (1982)

【監督・脚本】 ラリー・コーエン
【キャスト】 マイケル・モリアーティ、デヴィッド・キャラダイン
キャンディ・クラーク
【91分 : アメリカ】
【別題】『襲う巨大怪鳥』

(2019/初鑑賞)
少々変でも安っぽくても程々には楽しめるかなと観てみましたが、
ほんとに1982年?と思うくらい古臭くてつまらなかった;
都会のビルのてっぺんに大きな怪獣が出入りして空を飛んでいるのに
誰も気付かないとか、街で突然襲われるとか不自然過ぎ。
特撮の技術も1982年にしてはお粗末・・・
その安っぽさを「味」として観ることが出来たり
誰かと突っ込みながらだったら楽しめたのかもしれません。




『幸せなひとりぼっち』

2019-01-27 | 映画鑑賞(洋画)




『幸せなひとりぼっち』EN MAN SOM HETER OVE/A MAN CALLED OVE (2015)




【監督・脚本】 ハンネス・ホルム
【キャスト】 ロルフ・ラッスゴード、イーダ・エングヴォル
バハール・パルス
【116分 : スウェーデン】
【原作】フレドリック・バックマン

(2019初鑑賞)
「愛妻を亡くし人生に絶望した老人が、隣人一家との交流を通して徐々に心を開いていく人間ドラマ。
主人公の心の変化を追いながら、「人は一人で生きられるのか」「人生とは何か」を問い掛ける」

原題は「オーヴェという男」
70歳位のおじいさんだと思ってたら59歳との設定。
役者本人も当時60歳くらいだったようで、
今の時代60歳前で老人設定はちょっとと思ってしまったけれど、
そこは置いておいて、
偏屈で嫌われ者になっていた現在と壮絶な過去の回想の中に
心が温まるシーンや実は誠実で優しい人だということが
バランスよく描かれている佳作でした。

クスッと笑える部分もあるけれど「コメディ」に分類されるのは違うと思う。
原題の方が私にはしっくりくるかな~。
ベストセラーの原作はどう描かれていたのでしょう。




『偽りなき者』

2019-01-26 | 映画鑑賞(洋画)




『偽りなき者』JAGTEN/THE HUNT (2012)




【監督】 トマス・ヴィンターベア
【キャスト】 マッツ・ミケルセン、トマス・ボー・ラーセン
アニカ・ヴィタコプ
【115分 : デンマーク :R15+】

(初)
無実の罪を着せられた人間の尊厳と誇りを懸けた孤独な闘いを重厚に描いた人間ドラマ。

重くて怖ろしい冤罪がテーマのドラマでした。
観たいと思っていた作品だったけれど、
放送予定表で大雑把にストーリーを知ると躊躇いそうになりました。
こういう重い理不尽モノは観ることにエネルギーが必要です。

無垢な子供が嘘をつくはずがないという大前提の元
加害者とされた男が周囲から酷い扱いを受ける姿は、
あなたはどうなのという鋭い指摘を突きつけられているようでした。
一度疑いの目を向けられると、もうどうやっても
それ以前の目では見てもらえないものなのか・・・
間違っていたという確たる証拠が出ていないのに、
一旦疑った気持ちを元に戻すことが出来るのか・・・
あのラストの一瞬は衝撃的でした。




『ギフト』

2019-01-21 | 映画鑑賞(洋画)




『ギフト』THE GIFT (2000)




【監督】 サム・ライミ
【キャスト】 ケイト・ブランシェット、ジョヴァンニ・リビシ
キアヌ・リーブス、 グレッグ・キニア
【111分 : アメリカ】

(初)
「人の運命を見抜く“超感覚(ギフト)”を持った女性が
その能力を使って、町で起こった失踪事件を解き明かしていくサスペンス・スリラー」

これよりも半年以上先に観た『ザ・ギフト』も強く印象に残りましたが、
原題はこちらも『THE GIFT』だったんですね。
こっちのザ・ギフトもサスペンス風だったのでけっこう好きでした。
現実としては超能力などを信じる方では無いけれど(でも占いなどは好き・笑)
映画としては違和感なく受け入れられました。
現実味のない超常現象だとしても、最後は切なかったです。

昨年観た毛糸ブランシェットは『ニュースの真相』『キャロル』。
どちらも風格のある圧倒的な存在感の女性役だったので、
この『ギフト』のケイトは別人のような雰囲気でした(若い)
15年の隔たりがあるので驚くことではなかったのでしょうね^^




『MAMA』

2019-01-21 | 映画鑑賞(洋画)




『MAMA』MAMA (2013)



【監督】 アンディ・ムスキエティ
【キャスト】 ジェシカ・チャステイン、ニコライ・コスター=ワルドー
メーガン・シャルパンティエ、イザベル・ネリッセ
【100分 : カナダ・スペイン・ PG12】
【元となる作品あり】

(初)
「ゆがんだ母性愛を持つ霊の狂気を描いた新感覚ホラー」
アルゼンチン出身の新鋭監督が手掛けた短編作品を長編化したもの。

前半は展開に期待しましたが、だんだんと・・
女性(MAMA)の過去の回想シーン部分と写真は怖かったけど、
幽霊が姿を現してからは、その姿も話の展開も「ん?」でした。
『クリムゾン・ピーク』の時同様、このタイプの幽霊には違和感が。
元となった短編映画の方を観てみたい気がします。




『コーマ』

2019-01-19 | 映画鑑賞(洋画)




『コーマ』COMA (1978)




【監督・脚本】 マイケル・クライトン
【キャスト】 ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、マイケル・ダグラス
リチャード・ウィドマーク
【原作】 ロビン・クック
【113分 : アメリカ】

(初)
「病院に勤務するスーザン医師の友人が同病院で簡単な手術を受けるも
医療ミスで昏睡(コーマ)状態になってしまう。疑問を感じたスーザンは
原因究明に乗り出すが、過去に多数の昏睡患者がいることに愕然とする」

大病院が舞台の40年も前の作品ですが、ハラハラドキドキ引き込まれました。
当時の怖いシーンは、なんだか安心してドキドキ出来ます。
キャストの下の方にエド・ハリスの名前が。
出ていましたっけ?もしかして、「あの人」? 確認しなくては。

監督が『ジュラシックパーク』などの原作者だったとは
いつものごとく観た後で知りました。『ウエストワールド』の監督・脚本も。
高度な技術を手にした人間の愚かな行為を描いたものが多かったのかな~。





『ノーカントリー』

2019-01-18 | 映画鑑賞(洋画)




『ノーカントリー』NO COUNTRY FOR OLD MEN (2007)




【監督・脚本】ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
【キャスト】ハビエル・バルデム、
トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン
【原作】コーマック・マッカーシー

【122分 :アメリカ : R15+】


(初)
ひたすら追ってくる殺人鬼の心理描写が全く無いので
無表情で次々と人を殺す冷酷さが際立っていた。
でも終盤はなんだか・・・
ラストも、?終わり?・・と拍子抜けでした。
トミー・リー・ジョーンズ演じる保安官役、必要?

この殺人鬼役の方、私は他では見ていない俳優だったので
そのお陰で一段と不気味に感じられたのは良かったかな。

作品とは関係の無い部分、
ペネロペ・クルスと結婚&2児があることの方にビックリでした^^;




『ホーンズ』

2019-01-17 | 映画鑑賞(洋画)




『ホーンズ』HORNS(2013)




【監督】 アレクサンドル・アジャ
【キャスト】 ダニエル・ラドクリフ、マックス・ミンゲラ
ジュノー・テンプル
【原作】 ジョー・ヒル
【120分:アメリカ・カナダ:R15+】

映画チャンネル番組予定表の3行あらすじを読んで興味を持っても、
観始めるとあらすじのイメージとは違ってる事がよくあります。
これもそのパターンで、最初から下品なシーンの連発・・・
家族団欒の場では観られない作品でした。

主役が濃くて苦手気味、ストーリーも特に後半 羽で目が点に。
「ホラーファンタジー」だったのでそんな感じなんでしょうね。
よく最後まで観たなと;

後で濃い主役はハリーポッターの子だったと知りました。
ハリーポッターは最初の2作品だけ小学生だった子供と映画館で観て以来、
以降の作品もテレビでの放送も観ていないので成長の途中段階を知らず
ホーンズの主役がその子だったとは想像もつきませんでした。
原作はSキングの息子、観たあとでいろいろびっくりでした。




『アントマン』

2019-01-16 | 映画鑑賞(洋画)




『アントマン』ANT-MAN (2015)




【監督】 ペイトン・リード
【キャスト】 ポール・ラッド、マイケル・ダグラス
【117分:アメリカ】

(初)
あまり好きではないジャンルだけど、
これはもしかしたら好きかもと観始めましたが、
いろいろとやりながら片手間に観たためか(?)今一つでした。
でも上の画像は可愛くていい感じ♡
もう一度じっくりと観てみようかな・・・

断片を観ながら、当時好きだった『ミクロキッズ』を懐かしく思い出しました。
今見たらどうなのかそっちが気になっています。





『遊星からの物体X ファーストコンタクト』

2019-01-15 | 映画鑑賞(洋画)




『遊星からの物体X ファーストコンタクト』THE THING (2011)




【監督】 マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr
【キャスト】 メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョエル・エドガートン
【原作】 ジョン・W・キャンベル・Jr
【103分:アメリカ:PG12】

(初)82年の『遊星からの物体X』は好きな作品なので、
「前日譚」は観たいような観たくないような・・
82年版をなぞらえた感じで、新鮮さや意外性はありませんでした。
生々しさや気持ち悪さは進化していましたが;
最後の最後、その後(82年版)への繋げ方はでも悪くなかった。