『クリムゾン・ピーク』(2015)監督ギレルモ・デル・トロ
ミア・ワシコウスカ、ジェシカ・チャステイン、トム・ヒドルストン
+初+ (R15+) 119分 (アメリカ)
R15+だったので時々メガネを外しながら・見ないようにしながら鑑賞。
衣装やセット、映像は好みでしたが、幽霊の存在は意味が無い気がしました。
古典的に半透明くらいの幽霊ならまだしもゾンビ系は違和感・・・
ゴシックな雰囲気とCGゾンビがちぐはぐでした。
「お母さん」ったら、娘を怖がらせてまで出てきて
与えたヒントはほとんど意味を成していないし。
酷いシーンが多かったので2度観る気分になれません;
そんなシーンやゾンビを抑えてサスペンスタッチだったら嫌いでは無かったかな。
『92歳のパリジェンヌ』LA DERNIERE LECON/THE FINAL LESSON (2015)
監督パスカル・プザドゥー
サンドリーヌ・ボネール、マルト・ヴィラロンガ、アントワーヌ・デュレリ
+初+ 106分 (フランス)
"自ら死を選ぶことを決意する92歳の母親と
家族との最期の日々を描いたヒューマンドラマ"
個人の生き方や人生観、国民性も大きいのかな。
映像が明るく綺麗で、死ぬことを宣言する母親があっけらかんとしているせいか
悲壮感はほとんどなかったけれど、
身体的苦痛が起こる前の一人で生活出来て笑っていられる時点で
自ら死を選ぶということを「母親らしさ」「人間の尊厳」として認められるのか・・
子供たちの深い葛藤も描かれていた。
『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』(1992)
TWIN PEAKS: FIRE WALK WITH ME/TWIN PEAKS: FIRE WALK WITH ME, TERESA BANKS AND THE LAST SEVEN DAYS OF LAURA PALMER
監督:デヴィッド・リンチ
シェリル・リー、レイ・ワイズ、カイル・マクラクラン
135分 (アメリカ)
ドラマ(’90-91)も映画『ツイン・ピークス』(1989)も観てない状態で
コレは想像通りさっぱり意味が分かりませんでした。無謀・・
幻覚らしきシーンも多くて何が分からないのかも分からない^^;
テーマソングはドラマを観ていなくてもよく耳に入っていたので懐かしく感じました。
『第一容疑者 連鎖』PRIME SUSPECT/PRIME SUSPECT 1 (1991)
監督:クリストファー・メノール
ヘレン・ミレン、トム・ベル、ジョン・ベンフィールド
208分 (イギリス)
”警部(のち警視に昇格)ジェーン・テニスンが、
圧倒的な男性中心社会である警察内部で、
女性ゆえの偏見や女性差別にさらされ、
またその強烈な個性ゆえに時として周囲と激しく対立しながらも、
数々の難事件を解決していくさまを描く”(ウィキベディアより)
事件が猟奇的で怖くて見られないシーンも多かったけど
警察内部の偏見や敵意、無理解の中で奮闘し
徐々に立場を確立していくところが興味深かった。
そして私生活は壊れていくというお決まりのパターン。
2回に分けて放送されたけど、この話はこれで終わり? 全然スッキリしていません;
『彼が二度愛したS』DECEPTION(2008) 監督マーセル・ランゲネッガー
ヒュー・ジャックマン、ユアン・マクレガー、ミシェル・ウィリアムズ
108分 (アメリカ)
ストーリーや人物像にずっと無理矢理な感じを受けました。
シャーロット・ランプリングの存在感が、
鍵を握る人物なのかと思ったけど違ったし;
期待した後半は私でも想像出来る程度の展開でした。
『恐竜グワンジ』THE VALLEY OF GWANGI (1969)
監督ジェームズ・オコノリー
ジェームズ・フランシスカス、ギラ・ゴラン、リチャード・カールソン
96分 (アメリカ)
『恐竜百万年』に続き懐かしい感じの恐竜特撮映画。
当時の特撮を十分楽しめました。
人間のエゴ剥き出しの愚かさを描いたのだとしたら、そちらの意味でも評価したいです。
ラストの少年の涙の意味はそうであって欲しい。
民衆や主人公が大喜びせず呆然とするラストも好感。
細かな流れや人物はずいぶんいい加減ですが、
「ウルトラマンやウルトラセブン」感覚で観れば面白かった。
『潮風のいたずら』OVERBOARD (1987)監督ゲイリー・マーシャル
ゴールディ・ホーン、カート・ラッセル
114分 (アメリカ)
確か当時好きな作品だったな~と懐かしく観ました。
役柄がゴールディ・ホーンにピッタリ^^
学生時代の友達にどことなく似ているので親しみを感じます。
笑ってほろっと来て・・
邦題は古臭く感じるけど内容は今も十分楽しめました。
『続・激突/カージャック』THE SUGARLAND EXPRESS (1974)
監督スティーヴン・スピルバーグ
ゴールディ・ホーン、ウィリアム・アザートン、ベン・ジョンソン
110分 (アメリカ)
コメディのような雰囲気と、
銃社会や無学で無鉄砲な若者の行動の悲惨さ・・
どっちの視点で観れば良いのか戸惑ったまま悲惨なラストへ。
ゴールディ・ホーンの存在感が際立っていた。
実際は『激突』とは全然関係のない作品に、
例のごとく変な邦題をつけて損してるタイプの作品でした。
『フリント/無敵の男』FLINT (2011)監督 アレクサンダー・アンシュッツ
ウラジミール・エピファンチェフ、アナスタシア・ヴェデンスカヤ
200分 (ロシア)
まるで『ランボー』みたいと思ったら実際ずっとそんな感じ。
どんな展開になるのかと思ったのは、
主役が連行される辺り(始まってすぐ)まで。
(連行された悪徳警察署長の部屋に飾ってある
セガールの写真に吹いてしまった・・)
2作続いていたので「1」「2」と思って
当然続きを観るつもりは無かったのですが、
前編後編だったようで変なところでブツッと1作目が終了・・
何度もウトウトしながら一応最後まで観(つけて)ました。
途中で何度寝ても何も困らない展開でした。
・・これまた長い続編があるみたいだけど私はもういいです。
『リバー・ランズ・スルー・イット』
美しい大自然モンタナでの静かな家族愛の物語。
性格も生き方も違う兄と弟だけど
故郷の美しい川とフライフィッシングは常に二人の心の中にあり、
兄弟を強く繋ぐものでした。
風景や描写の美しさに圧倒されます。
キラキラ輝く川で鞭のようにしなる釣り糸の美しさ・・・
それに負けないくらい若かりし頃のブラピは美しい。
派手な描写もなく淡々とすすむ物語だけど心に残っています。