みなさん、こんにちは。マエガスです。
今週はバレンタインデーの売り場作りを頑張ってきました。その仕事も、ほぼ終わり。
みなさんも、いつもお買い物に行くスーパーに、バレンタインデーの特設会場が出来ているのに気付いていると思います。
バレンタインデーの特設会場。明治や森永といったいつもスーパーにおいてあるメーカーさんのチョコレートは、普通の棚にのっているだけだけど、ちょっと高級なメーカーさんは、ショーケースのなかにサンプルを展示して、中身がどうなっているかわかるようにしてあります。私が仕事をさせていただいているモ○○○のチョコもそう。
・・・で、
きっと気になっていると思うのです。
ここにならべてあるチョコレート
本物?それともサンプル?
結論から言っちゃいますね
ほとんどが、本物です
並んでいる商品と同じものです。
当然、食べられます!
私はモ○○○さんの仕事しかしたことがないので、もしかすると違うところがあるかもしれませんが、少なくともモ○○○のショーケースに入っているものは、そうです。
といっても、これはバレンタインデーの特設会場に並んでいるチョコレートについてのこと。普段の売り場に常時展示されているチョコレートは、ゴムで作ったサンプルになっているはずです。(常設の売り場のほうは、直接仕事をしたことがないので、これも「はずです」としか言えないけど)
チョコレートは、温度管理が必要なお菓子です。
冬の時期は常温で保存できますが、それでもスポットライトなどが当ると、融けちゃうまではいかなくても、やわらかくなってしまいます。一度融けかけたチョコレートが固まると、ブルームという白い膜が表面に出てきたりします。
だから、常設の売り場のチョコは、本物ではないはずなのです。
でも、バレンタインデーの特設会場なら。
展示期間が限られていること
ショーケースの作りが簡単で、スポットライトなどが強くなくケース内の温度がそれほど上がらないこと
それ以上に、
すべてサンプルにしようとすると、一時期に大量に必要となり、その後使わなくなること
オマケ: サンプルは、本当に高いみたいです。
だって、必ず紙が付いているのですから。
「このサンプルは、リサイクルのため回収しますので、終了後も捨てないで下さい」って。
などから、本物を使っているようですね。
(注:セールスさんに確かめたわけじゃないので、あしからず)
ただし
これも全部が全部本物!というわけではありません。
チョコレートによっては、とても融けやすい種類のものがあったりして、それだけはサンプルに交換して展示します。
例えば、抹茶の入ったものとか。
そのほかにも、お店によってはすべてサンプルを使うところもあります。(具体的には、言わないけどネ)
サンプルは、大体ゴムで作ってあるのですが(チョコの質感は、ゴムのほうがあっているようです。透明感はいらないし)
それが
とってもお上手!!!!
はっきり言います!
本物を横に並べても、区別が付きません
(正確には、付かないものが、多いです、かな~~)
ほんと、これはウソじゃないですよ。
どっちがゴム製のサンプルか、わからなくなるときがあります。
でも、大丈夫です。
そういう時は、
匂いを嗅ぐのです!!!!!
モ○○○の高級チョコレートは、とっても良い匂い~~~~~
だから、間違えることなんてないのです。
ある日、
商品の箱の中にあるチョコレートと、
渡されたサンプルを、交換していました。
ふと、匂いを嗅いで見ると
サンプルだと思っていたほうから、
チョコレートの甘い香りが!!!!!!
もしかして、間違えたか?
いやいや、大丈夫。なら、こっちはゴムのはずだから
クンクン
あああああ~~~~~
なんと、
こっちからも、甘い香りが!!!!!!
と、そこでセールスさん
「マエガスさん、これはどっちもチョコレートだよ。
今渡したサンプルも、
チョコレートなんだ。
ただし、融けづらいように成分を変えてあるので、
食べてもおいしくないよ。」
えっ、サンプルもチョコレートなんですか!
(食べてもおいしくない)
それを早く言って下さい。
間違えたかと思って、あせっちゃいました。
バレンタインデーの特設会場に展示されているチョコレート
本物のおいしいチョコレートと
食べられない、ゴム製のサンプルと
食べてもおいしくない、でも食べられる チョコレート
とがあります。
さて、みなさんは見分けることが出来るでしょうか。
ちなみに、全部本物、ってことも多いですよ~~~。
で、本職の試食販売の仕事というと・・・、2月は全然だそうで。私もけいちゃんと同様、ゆっくりお休みしながら、って感じになりそうです。
けいちゃんも、昨年はバレンタインデーの仕事が忙しかったのですね。今年は、いろいろなところで不景気の影を感じてしまいます。
お互い、今の仕事を一生懸命するしかないですね。がんばろ!
学生のころのバイト先(ケーキ&手作りパンのお店)
ショーケースの中のクリスマス用ホールケーキ。
お孫さんが喜ぶだろうとお誕生日のプレートとろうそくをつけて、おじいちゃんに売ったのね。
なーーーんと!! それって展示見本でカステラの部分が……ダンボール。
デコの部分だけが本物だったという。
こーーーーーーってり絞られたのはいうまでもございません。
それはそれは、悲しい過去をお持ちで。
さすがに店長さんにはこってり絞られたと思うけど、これだけの失敗だと、持って帰ったおじいちゃんやお孫さんには「ビックリ誕生日プレゼント」になって、いい思い出になったはず。
ひとつ、いいことをしちゃいましたね~~~。(←おいおい!)
>けいちゃん
虞嶺さんはスケールの大きいお母さんですから、それを知っている私には、
「そっか、若い頃もいろいろやっていた(やってしまっていた)のね~」
って感じなのよ。
いや~~、ダンボールで作ってあったら、ふつうの人なら気付くと思うのですが。目標が出来たら、他のものは目に入らない。
それが、虞嶺さんの長所(?)なんですよ。
夜、お店にクレームの電話が入って。
店長がショートケーキの詰め合わせを持っておわびにあがったと……後日、聞かされました。
当時のワタクシって、今以上にぽや~~っとしてましたので(マエガスさんのお見立て通り)
四半世紀後の今じゃ『武勇伝』
あいたたたた……
仕事はどれも大変だけど、ケーキ屋さんも大変だ。
たしかにいつも、こんな面倒な名前、よく覚えているもんだ。って思うし(笑)。
でも、ケーキを作っている人はきっと優しい人が多いから、バイトの失敗も笑って許してくれるのよね~~。(って、勝手に決め付ける)
ケーキが好きな人間に、悪い人はいない!!!!
ところで、虞嶺さんはこれでグレイって読みます。
そうだよね~~、普通読めないよね~~。