どうも、前田竜也です。
突然ですが、皆さんは女性専用車両というのをご存知でしょうか。
首都圏や関西を中心に大手鉄道会社に多く導入されているシステムです。
実は、この女性専用車両はここ最近、社会問題されているのです。
2018年2月16日には、東京メトロ千代田線において、男性3人の乗客が女性専用車両に乗り、他の女性乗客や駅員と口論になり、電車が大幅に遅延するというトラブルがありました。
この問題はテレビにも取り上げられ、もう一度見直す必要があるはずです。
私もこの問題について色々と研究し、思ったこと、感じたことがありますので語らせていただきます。
・そもそも女性専用車両とは？
女性専用車両とは、女性客が電車内で男性客からの痴漢を防ぐため、2001年から導入された車両です。
しかし、この女性専用車両のおかげで痴漢が減ったという効果はあまり聞いた事がありません。(逆に増えているケースも)
・女性専用車両は女性専用ではない？
女性専用車両は男性からのご協力で成り立っているのです。
これが本当に専用車両だと、日本国憲法第14条1項に違反してしまうのです。
女性専用車両は一般旅客車両になります。
鉄道会社に運賃を支払えば、属性にかかわらず誰でも乗車出来るのです。
乗車券以外に、
グリーン券を買わないと乗れないグリーン車。
特急券を買わないと乗れない特急列車。
特別な料金を支払い指定された人しか乗れない団体列車や貸切列車。
↑これらは特別車両となり、初めて専用車両と言えるのです。
・女性専用車両は男性も乗れる？
実は、男性が乗っても法的に問題はありません。
最近は、「これは男性に対する扱いであり、差別だ」という意見が増えています。
性同一性障害で、見た目が男性でも中身が女性。と苦しんでいる人もいるのです。
見た目が男性っぽいからって、その人にここは女性専用車両ですよって言ってしまうと、傷ついてしまうでしょう。
任意性が本当に担保されているのかを確認するために、男性がわざと女性専用車両に乗るというケースが増えているのです。
女性専用車両は男性客からの任意の協力であり、もし男性客を強制降車させると、刑法223条「強要罪」により処罰されてしまうのです。
・鉄道営業法、旅客営業規則には女性専用車両の事が書かれていない？
鉄道営業法第34条2項には、
制止ヲ肯セスシテ左ノ所為ヲ為シタル者ハ十円以下ノ科料ニ処ス
一 停車場其ノ他鉄道地内吸煙禁止ノ場所及吸煙禁止ノ車内ニ於テ吸煙シタルトキ
二 婦人ノ為ニ設ケタル待合室及車室等ニ男子妄ニ立入リタルトキ
とありますが、女性専用車両は適用されません。
国土交通省、鉄道会社、裁判所からは、
「法的な強制力はないが、利用者からのご理解ご協力のもとで成り立っている」とのことです。
・女性専用車両は痴漢冤罪対策にもなる？
なりません。
なぜなら、女性専用車両以外の車両にも女性乗客が乗っており、意味がありません。
痴漢のターゲットになりやすい女性乗客を女性専用車両へ全員誘導しないと、痴漢冤罪は防げないでしょう。
女性乗客の少ない車両の方が痴漢がしやすく、危険な環境なのです。
・現在の女性専用車両の状況
まず、女性専用車両は痴漢対策を目的と言ってますが、あきらかにやってる事が脱線しております。
「女性専用車」、「woman only」などとまるで本当に女性しか乗っちゃいけないような環境を作っていることが問題です。
これが原因で、理由があって乗っている男性客に対し、暴言や侮辱を吐いたり、電車の中でお化粧をするなど、当たり前のようにこんな事をする人が増えているのです。
また、女性専用車両に女性向けの限定広告を貼ることによって、金儲けまでしているのです。
これらは鉄道会社や女性乗客にとっては都合のいい話です。
これがエスカレートしちゃ、協力したいっていう気持ちになれなくなります。
・新たな対策方法
まず鉄道会社は、女性専用車両の真実をしっかり周知するべきです。
例:(何らかの事情により)男性の方が乗車する場合があります。
とステッカーに付け加えるなど。
他には、
1、各車両に制服警官を配置する。（特に通勤ラッシュ時間帯）
2、車内に防犯カメラを設置する。
このように警備を強化する事によって、今よりも確実に痴漢件数を減らすことが可能なはずです。
実際、JR埼京線で防犯カメラを設置し、痴漢件数が激減したという結果があります。
また、JR山手線などでも車内に防犯カメラを設置する計画が進められているので、今後は女性専用車両は不要になるかもしれません。
私は痴漢対策に反対しているのではありません。
真実を伝えず嘘をついてごまかしたり、痴漢対策とは関係のない行為をしている事に対して反対しているのです。
この今のやり方で痴漢を減らすのは難しいでしょう。
あくまで私が思ったことですが、やり方は他にも色々あると思います。
男性、または女性を除け者にするのではなく、お互い尊敬し合って生きていくことが大切だと思っています。
突然ですが、皆さんは女性専用車両というのをご存知でしょうか。
首都圏や関西を中心に大手鉄道会社に多く導入されているシステムです。
実は、この女性専用車両はここ最近、社会問題されているのです。
2018年2月16日には、東京メトロ千代田線において、男性3人の乗客が女性専用車両に乗り、他の女性乗客や駅員と口論になり、電車が大幅に遅延するというトラブルがありました。
この問題はテレビにも取り上げられ、もう一度見直す必要があるはずです。
私もこの問題について色々と研究し、思ったこと、感じたことがありますので語らせていただきます。
・そもそも女性専用車両とは？
女性専用車両とは、女性客が電車内で男性客からの痴漢を防ぐため、2001年から導入された車両です。
しかし、この女性専用車両のおかげで痴漢が減ったという効果はあまり聞いた事がありません。(逆に増えているケースも)
・女性専用車両は女性専用ではない？
女性専用車両は男性からのご協力で成り立っているのです。
これが本当に専用車両だと、日本国憲法第14条1項に違反してしまうのです。
女性専用車両は一般旅客車両になります。
鉄道会社に運賃を支払えば、属性にかかわらず誰でも乗車出来るのです。
乗車券以外に、
グリーン券を買わないと乗れないグリーン車。
特急券を買わないと乗れない特急列車。
特別な料金を支払い指定された人しか乗れない団体列車や貸切列車。
↑これらは特別車両となり、初めて専用車両と言えるのです。
・女性専用車両は男性も乗れる？
実は、男性が乗っても法的に問題はありません。
最近は、「これは男性に対する扱いであり、差別だ」という意見が増えています。
性同一性障害で、見た目が男性でも中身が女性。と苦しんでいる人もいるのです。
見た目が男性っぽいからって、その人にここは女性専用車両ですよって言ってしまうと、傷ついてしまうでしょう。
任意性が本当に担保されているのかを確認するために、男性がわざと女性専用車両に乗るというケースが増えているのです。
女性専用車両は男性客からの任意の協力であり、もし男性客を強制降車させると、刑法223条「強要罪」により処罰されてしまうのです。
・鉄道営業法、旅客営業規則には女性専用車両の事が書かれていない？
鉄道営業法第34条2項には、
制止ヲ肯セスシテ左ノ所為ヲ為シタル者ハ十円以下ノ科料ニ処ス
一 停車場其ノ他鉄道地内吸煙禁止ノ場所及吸煙禁止ノ車内ニ於テ吸煙シタルトキ
二 婦人ノ為ニ設ケタル待合室及車室等ニ男子妄ニ立入リタルトキ
とありますが、女性専用車両は適用されません。
国土交通省、鉄道会社、裁判所からは、
「法的な強制力はないが、利用者からのご理解ご協力のもとで成り立っている」とのことです。
・女性専用車両は痴漢冤罪対策にもなる？
なりません。
なぜなら、女性専用車両以外の車両にも女性乗客が乗っており、意味がありません。
痴漢のターゲットになりやすい女性乗客を女性専用車両へ全員誘導しないと、痴漢冤罪は防げないでしょう。
女性乗客の少ない車両の方が痴漢がしやすく、危険な環境なのです。
・現在の女性専用車両の状況
まず、女性専用車両は痴漢対策を目的と言ってますが、あきらかにやってる事が脱線しております。
「女性専用車」、「woman only」などとまるで本当に女性しか乗っちゃいけないような環境を作っていることが問題です。
これが原因で、理由があって乗っている男性客に対し、暴言や侮辱を吐いたり、電車の中でお化粧をするなど、当たり前のようにこんな事をする人が増えているのです。
また、女性専用車両に女性向けの限定広告を貼ることによって、金儲けまでしているのです。
これらは鉄道会社や女性乗客にとっては都合のいい話です。
これがエスカレートしちゃ、協力したいっていう気持ちになれなくなります。
・新たな対策方法
まず鉄道会社は、女性専用車両の真実をしっかり周知するべきです。
例:(何らかの事情により)男性の方が乗車する場合があります。
とステッカーに付け加えるなど。
他には、
1、各車両に制服警官を配置する。（特に通勤ラッシュ時間帯）
2、車内に防犯カメラを設置する。
このように警備を強化する事によって、今よりも確実に痴漢件数を減らすことが可能なはずです。
実際、JR埼京線で防犯カメラを設置し、痴漢件数が激減したという結果があります。
また、JR山手線などでも車内に防犯カメラを設置する計画が進められているので、今後は女性専用車両は不要になるかもしれません。
私は痴漢対策に反対しているのではありません。
真実を伝えず嘘をついてごまかしたり、痴漢対策とは関係のない行為をしている事に対して反対しているのです。
この今のやり方で痴漢を減らすのは難しいでしょう。
あくまで私が思ったことですが、やり方は他にも色々あると思います。
男性、または女性を除け者にするのではなく、お互い尊敬し合って生きていくことが大切だと思っています。