くりけっかくりけ~よこやまあきこブログ~

魂の喜ぶ生き方~笑って食べて響かせる♪

ばなな本 より Ⅸ

2013-03-30 13:15:07 | 生活


私たちが残そうとしていることは
何一つむだではない。

私たちが ささやかに
心をこめて こうしてさまよっていることは
どこかに記録されている。

けなげでばかな「人」というものの
営みの すばらしさというものは
必ず永遠に生きる。








ばなな本 より Ⅸ

2013-03-26 12:03:57 | 生活
魔法は 何にでも存在する。
コロッケにもパソコンにも電話機にもゴミ箱にも。
そこに人との思い出がちゃんと作られていれば
どんなものでも魔法の装置に変わっていくのだ。

私はていねいに箱を開ければよかった。
ひとりでむさぼるように観るなら
もうちょっとTVに感謝して友達になればよかった。
そう思った。

これからは もう心ないつながりをつくらないようにしよう。
そういうがさつさが 私をますます鈍らせて
自分の首をしめるのだ。













ばなな本 より Ⅷ

2013-03-26 09:59:26 | 生活
そして 漠然とTVをつけたままにしておくのをなるべくやめること。
当分は、解毒のお茶を飲んで お料理でも 散歩でも 仕事でも サボテンの世話でも
とにかくひとつのことをやるときにはそのことだけをやること。

入ってくる情報の量を制限して 脳を休ませること。
TVは最高においしいチョコレートだと思って
大切に観ること。
観るときはじっと観ること。

なにより せっかく縁があってやってきてくれたTVを
嫌いにならないこと。

敵だと思う力と それに惹きつけられる力は
全く同じものなのです。

そして何よりも 罪悪感を持たないでください。
弱い自分に ちょっとしたことで変化してしまった自分に。
誰でも そうなのです。
あなただけきれいでいることはできません。

反省して生活を変えるのは大いにけっこうですが
罪悪感は その 退屈な淋しさにとっての
おいしい餌のようなものです。





ついつい 体や心によくない“だろう”ものを
「敵」だと思ってしまうことが よくあります
せっかく縁があって自分の手元へきてくれたものを
敵視しないようにしよう

そして よくないとわかっていてもクチにしたり
体に取り込んでしまって 罪悪感を抱えてしまうから
持たないようにしよう 罪悪感を

できるかな…






ばなな本 より Ⅶ

2013-03-25 19:29:35 | 日記
どういうわけか私には全然わからないのだが、
体よりも大事なつごうがたくさんあって、
体はいつでも後回しにされる。心もそうだ。

それをしてでもしたいことがあるわけでもないのに、
そうなる。
それが人間の、人間だけしかいない社会の特徴だった。

雨でも晴れでも嵐でも予定は変更されないし、
電車も動いている。電話も通じる。
だから、体もなんとか動いてくれよという感じだ。

それでうまくすれば普通に寿命をまっとうできる、
医学や手術の恩恵にもちょうどよくあずかれるけれど、
下手なほうに転んだり、ストレスが高かったりすると、
きちんと寿命が縮む。

彼は今、大切なものがなんにもないから、
とにかく不安をなくすためにとりあえず手術しようと思ってしまっているのだ。
それは、とても悲しいことに思えた。

徹夜も、疲れているときの運動も、手術も、薬も、
大食いも、菜食も、目的があってこそすることだ。
そしてその目的とリスクが折り合っているときは、最高の力を発揮して、
求めていた結果を得ることができる。

でも、リスクを負うことを全く考えずにタイミング悪く実行すれば、
ただ寿命が縮む。

私のような小娘でもわかるその簡単なしくみを、
どうもみんなあまりよく知らないで闇雲に進んでいるようなのだ。








2013.3 おりょうりきょんききゅの記憶

2013-03-22 23:25:15 | たべもの
とても春らしい あたたかな色合いなメニューの
今日の「おりょうりきょんききゅ(お料理教室)」でした

生徒さんの人数が少ないので
いつも お土産 つきで
留守番男性陣が大喜びです

息子の出迎えの 初一言は
「お肉持って帰ってきたぁ~?」

「はいよ 今日のお持ち帰りは…



キーマカレーとスパイスごはん ね




あとは先生が おまけで作ってくださった かわいいアップルパイ



昇りたての太陽みたいで かわいい




あと イチゴのケーキね すごいね本格的だね









お土産ナシだけど…



にんじんのスープ これは絶対定番レシピにしたい♪




甘夏のサラダは 先生のおまけ作 上に菜花をチラシたところがステキ♪




先生 デコレーションお上手です




昇る太陽のアップルパイ の 餃子スタイル
太陽スタイルは 指でキュキュっと波型をつけます




セルクルで模ってから




少し楕円形に伸ばして 煮りんごを載せます










今日もいろいろ勉強になりました






ばなな本 より Ⅵ

2013-03-19 10:08:40 | 生活
私が弱っているときは体ががんばってくれているし、
体が弱ったら私が知恵で解決してあげられる。

今は、私の心が細く弱くなっているから、
体はうどん一杯でも
こんなににも一生懸命働いて励ましてくれているのだ。

そう思って自分で自分の手を握ったら、
まるで他人の手のようにお互いを握り合っていた。






ばなな本 より Ⅴ

2013-03-19 10:00:49 | 生活
おばあちゃんは言った
「ずっと変わらない生活なんて全然面白くないよ。」

私は「おお」と思って感動した。
私はおばあさんになっても、
そんなことを言うことができるだろうかと思ったのだ。
そしてそうありたいと。

「それにいつかきっと大きな意味で、
うまくいく日も来るよ。
人のいるところには必ず最低のものと同時に
最高のものもあるの。
憎むことにエネルギーを無駄遣いしてはいけない。
最高のものを探し続けなさい。
流れに身をまかせて、謙虚でいなさい。
そして、山に教わったことを大切にして、
いつでも人々を助けなさい。
憎しみは、無差別に自分の細胞までも傷つけてしまう。」







ばなな本 より Ⅳ

2013-03-18 13:01:22 | 生活



山はいつもこちらに何もかもあたえてくれたのに
人間はそんなことを謙虚に受け止めようともしない。

もしも植物がなくなったら、
人々は大好きな肉さえ
食べられなくなる。
陽射しさえ、
もう浴びることができなくなる。
酸素もなくなる。

ちょっとだけください、
といっていた時代はとうに過ぎ去り、
今や人間は
おかわりを遠慮しない
居候のようなずうずうしさだ。





ばなな本 より Ⅱ

2013-03-18 12:49:44 | 生活



恋愛とか病氣の治癒と同じで、
ものごとは正しい時間をかけて、
順当な道をたどって変えてゆかなくては
絶対に収まるところに落ち着くことはない。
人だけが、それをはしょったり急いだりする。
欲のために。

薪に早く乾けとか、
蜂に今すぐ巣の場所を移動してくれとか
頼むことはできない。
厳密に言うとほんとうはできるのだけれども
エネルギーが必要だし時間がかかる。