天栄・トレーニングツアー

先週の土曜日はシルクＨＣの２歳馬トレーニングツアーで、
はるばる？ＮＦ天栄に行って参りました。

土曜日の９時過ぎに「新白川」駅に降り立った私達。
早速、お仲間のペピートさんと合流。

駅の外へ向かうと、既に「シルク」のバスが待っています。
が、特に事務所の方の姿は見えず、乗っていいのかもわからず、
回りの方も戸惑いながら乗車されていたので、私達も乗車。

結局、人数確認や、点呼をとられることなく、バスは発車！
この「来た人だけで」みたいな緩い感じはちょいとビックリでした。

ここで添乗されたのは４月までＮＦ早来の事務局にいらした白崎さん。
ノーザンファームからシルクへの異動って、本人もビックリだったのでは？
こんなところにも、勝己社長の本気が覗えますね。


駅からバスで小一時間揺られ、山深い秘境（失礼？！）の中に、
ノーザンファーム天栄の施設はありました。

山元ＴＣは海沿いで、幹線道路からもほど近いので、
ここまで人里離れた感じはないのですが、天栄は別！
良くこんな場所を切り開いて…と感心しちゃいましたね。


屋根付きの周回馬場に簡単な長椅子が設置され、
歓迎式や昼食会の会場になっていました。


簡単な歓迎式では、シルクの阿部社長、勝己社長がご挨拶。
スタッフ紹介もあり、特別ゲストをご紹介。

今回の特別ゲストは、萩原調教師、金成調教師、
後藤騎手、伊藤（工）騎手（＠騎乗停止中）の４名。

後の抽選会のプレゼンテイター等をされたり、
調教師の先生は預託馬のセールスマンになって、売り込みをされたり。
伊藤（工）騎手は調教にも数頭、騎乗していました。


歓迎式の後は、場所を移して調教見学です。



周回コースの向こうに見える坂路コース、写真では分かりませんねｗ




周りが何もない山の中ってこと、分かります？？




さ～、そろそろ調教が始まります！


目玉の調教見学は、「周回コースを流しで入って最後、直線の走りを見る」そんな感じでしたが、
うん、走っている一瞬を見ても全然良し悪しはわかりません。

それでも、愛馬達が疾走する様はなかなか見られないので楽しめましたけど。




２頭ずつの併せ馬で、右が愛馬・スナッチマインド。




予定では16-15のはずが、最後は13.7秒。




ギャラリーがいるので馬も張り切っちゃうのかも！




直線を走り終わるとＵターンして引き上げてきました。




今回、主人がポチしたヘヴンズチョイスが登場。（サラッと紹介して流す作戦。）




右がヘヴンズチョイス。




ラスト１Ｆは12.2秒が出ていました！（予定は15-14）




引き上げてきても涼しい顔。




愛馬、グロリアストレイルが登場。




タイムはメモし忘れ。　スピードは出ていたような気がしますが。




前脚の出が、気取った感じのグロリアストレイル。




愛馬、カイザーヴァルツァと新たな愛馬、サムソンズシエルの併せ馬。




手前がカイザーヴァルツァ。　ラストは13秒フラット。




左がサムソンズシエル。　２頭仲良く、引き上げてきました。


調教見学後、また周回コースの席へ戻って昼食＆抽選会。
各テーブルのところどころに、牧場やクラブのスタッフさんが入られて、
色々歓談しながらの昼食。

私達のところにはノーザンファーム空港の門さんがいらしたので、
色々、愛馬達のことを聞いちゃいました！

移動したステファノス（キャロット）は門さんの中では
ＮＦ空港で３本の指に入るとか。
もの凄く期待できそうなコメントをいただきました！

リアルインパクトは完全にオーヴァーホールして、毎日王冠から始動とのこと。
何とかＧＩ馬の復活を期待したいですね～。


昼食会の後は、周回馬場の内側を引き馬周回展示。
牝馬と牡馬にわかれて展示され、それぞれお目当ての馬を観察。




先日、愛馬になったスナッチマインドを見学していると、
背の高い青年に声をかけられました。
「誰？」と思ってお顔を拝見すると、「むだにでかい」というＨＮの通称・でかさん！
一度、競馬場でお会いしただけなのに覚えていていただいて嬉しかったです。


牝馬が終わると牡馬の展示です。

ゲストではなく、普通に矢野進・元調教師も参加されており、
まるで社台ツアーを彷彿とさせました。




カイザーヴァルツァが周回中。




馬体は素晴らしかったですが。
矢野先生からダメだしされちゃいましたｗ




サムソンズシエルは不細工加減が可愛いタイプ。




大人気で触られまくっていました。


ノーザンファームや早来ファームのスタッフさんも多数参加。
お馴染みの中尾さんや清水さんとご挨拶できました。


引き馬展示を終えると、厩舎の外に顔を出す、愛馬達との触れ合いです。
シルク所属馬は、馬房の前に名前が張り出されているので一目瞭然。

でも、シルク所属じゃない愛馬も、厩舎のスタッフさんに尋ねれば、
どの馬房にいるかきちんと教えていただけたので、
エメルボヌール（サンデーＲ）、トルバドゥール（キャロット）にも会えました。

鼻面をプニプニしながら、おでこを撫でてあげられた、この瞬間が一番楽しかったかも。


　　

最初に見つけたのはインプロヴァイズ。
お食事中でしたが私が呼ぶと、愛想良く窓から顔を出してくれました。
厩舎の中でリラックス中なので撫で放題・触り放題！


　　

インプロの隣の馬房にサンデーＲのエメルボヌールが。
鼻出血で休養中ですが元気そうでした。
早く戻ってこれるといいな～。


　　

奥の厩舎にスナッチマインドを発見！
もう、リラックスムードで可愛かった。


　　

スナッチの隣の馬房にはフリティラリアが休養中。
もう時間が少なくなったし、早く戻ってこようね！


　　

キャロット所属のトルバドゥールも発見！
リラックスムード全開でした。


広い厩舎地区を歩きまわって愛馬を探したので、最後は疲れちゃいましたけど。（笑）


最後はお土産を受け取って、バスに乗り込んで解散。
この「解散」もバスを降りただけであっさりしたもので、何だか拍子抜けでした。
最初から最後まで、緩～い感じのツアーでありました。（笑）


お世話下さったクラブの方々、ノーザンファームや早来ファームのスタッフさん、
お仲間のペピートさん、でかさん、大変楽しいツアーをありがとうございました。

転んでもただでは起きないほーぷさん、また２頭愛馬を追加してご満悦のようでした。

今回はいままで記号でしかなかった「ＮＦ天栄」を身近に感じることができて良かったです。
これからは、見学してきた施設のイメージが浮かんでくることでしょう。