牧場見学１日目 ～社台ファーム編～

お昼を「そば哲」で取った後は一路、社台ファームへ向かいます。
やはり少し早く到着した私達を、気持ちよく迎えてくれたお姉さん。
「んっ？　聞き覚えある声」っと私。
「あっ！　東サラの動画の声の方ですね？！」っと声をかけると、
「きゃ～、消したい過去なのに～！！」とＡさん。（笑）

「次回までに練習しておきます！」っだそうです。


それでは早速、馬見へ！



◆エイプリルヒロインの１２（父：ジャングルポケット　ＧＩＴＣ）





馬体重：　435ｋｇ　直線坂路入り後、一旦お休み中

まだ馬体が増えてこないので、一旦、坂路入りをお休みしながら
成長を促している段階とのこと。
小柄ながらもバランスの良い好馬体で、歩かせると抜群の伸びやかな歩様。
兄姉からも、身体はそれほど大きくならないかもしれませんが、
大化けする可能性も秘めていそうです。
ジャンポケの仔ですが、今のところ煩いところは見せていないが、
乗り進めてからどうか？っだそうです。



◆ゴールデンムーン（父：アドマイヤムーン　ＧＩＴＣ）





馬体重：　500ｋｇ　軽めで乗り出したところ

近々栗東近くへ移動と聞きましたが、先週、山元ＴＣに移動しました。
お休みをしていたからか、元気が有り余っている感じらしく、
まだ、乗り込みを開始したばかりで余裕あるグラマーさんになっていました。
外傷性の鼻出血ですから、もう何の心配もいらないようで、
山元で乗り込んで絞れてきたら栗東へ移動でしょうか？
もう少し時間はかかりそうですが、楽しみですね！



◆エアトゥーレの１２（父：ディープインパクト　社台ＲＨ）





馬体重：　430ｋｇ　直線坂路入り継続中

とにかく、牧場と私達の期待が高い仔です。
小柄ながら、まるでゴムまりのような馬体でした。
牧場でも、「キャプテントゥーレが皐月を勝っているけど、
トゥーレの仔で牝馬のクラシックを取りたい！」だそうです。
もちろん、私達に異論がある筈もなく（笑）、熱い視線を送るのでした。
当の牝馬はそんな人間の欲にまみれた思惑などどこ吹く風。（笑）
とても精神的に落ち着いた仔で、後はどこまで大きくなれるか？でしょうか。



◆レッドチリペッパーの１２（父：ゼンノロブロイ　グリーン様子見馬）





馬体重：　460ｋｇ　直線坂路入り継続中

レッドチリペッパーの仔は、良くも悪くも、母にそっくりに出る！だそうで、
この仔も、母譲りの目つきの悪さ（失礼！）で不細工だけど可愛いタイプ。（笑）
期待ほど、繁殖成績を出せていない母ですが、それだけに、
走るのはこの仔の可能性もある訳で…。　　っと主人が様子見中ですｗ




さて、ここは１歳牝馬の厩舎ですが、厩舎内にいる牝馬達が皆、
「何々？？」　「どうして私は呼ばれないの？」っとばかりに窓から顔を出し、
私達の馬見を見物しているのです。




その様子が可愛くって話していると、Ａさん、
「ここはクラブ募集馬もたくさんいて、あの凄い顔の仔、東サラのアルレシャです」っと。
おぉ～、主人が「欲しい、欲しい」言っているアルレシャちゃん。
「偶然！　様子見しているんですよ～」と言うと、
「せっかくですから是非」と出してきて見せて貰えることに。
（左から２頭目の白い大流星がアルレシャの１２）



◆アルレシャの１２（父：キングズベスト　東サラ様子見馬）





馬体重：　400ｋｇ　直線坂路入り継続中

っということで、急遽、飛び入り参加のアルレシャちゃん！
カタログでは「既に仕上がっている？」っと言うくらい、
スッキリし過ぎている腹目が、実馬はもう少しふっくらとして、
腹袋もしっかりしてきた感じです。
「凄い顔」と評された顔は、流星の中に沢山の小さな星があるからで、
手が掛からず、煩いところのない良い仔という評価でした。
体がこれからどこまで増えてくるのか、楽しみに様子見することになりました。



◆リーインフォーストの１２（父：ステイゴールド　グリーン様子見馬）





馬体重：　416ｋｇ　直線坂路で18-18

今のところ、ステゴスイッチはオフの状態らしいですが、
今後、オンするのかどうか、その辺を見極めたいですね～。


◆クイーンスプマンテの１２（父：マンハッタンカフェ　グリーン）





馬体重：　460ｋｇ　直線坂路入り継続中

立たせると、どうしても後脚が流れて、きちっと立てません。
マンカフェというより、完全に母父のジャングルポケットが出ている馬体で、
背ったる気味で、歩かせるとかなり煩く、少し暴れて上手く歩けませんでした。
左前の外向も気になりましたし、私の中での期待値は下降しちゃいましたｗ
※　ご一緒のお仲間の皆様、あくまでも私個人の感想ですので、
　　気を悪くされたら申し訳ございません。　嘘は書きたくないですので。
今後の成長で変わってきてくれることを期待したいです！



◆アスピリンスノーの１２（父：ステイゴールド　グリーン）





馬体重：　413ｋｇ　人を乗せて円形馬場でキャンター

「今のところ大人しい」だそうですが、随所に「やんちゃ」の気配が。（笑）
歩かせると尻尾を振って歩きますし、気性がきついのは解りました。
気になったのは左前の蹄の中央に１ｃｍくらいの裂蹄の亀裂が。
今後、蹄で悩ませられることがありませんように！（祈）
それでも、ステイゴールドの牡馬ですから、雰囲気のある競走馬でした。



◆デアリングワールドの１２（父：ゼンノロブロイ　グリーン様子見馬）





馬体重：　420ｋｇ　人を乗せてキャンター

敏感なところがある馬とのこと。
※　それ以外、特にメモもなく、私個人の印象が薄かったです。スミマセン！



◆チナンデガの１２（父：ディープインパクト　グリーン様子見馬）





馬体重：　446ｋｇ　人を乗せてキャンター

皮膚が薄く冬毛もなくピカピカの好馬体。
「実は私は欲しかったんですけど、主人に却下されたんですよ～」と言うと、
主人の買う気スイッチを押すべく（笑）、沢山のお褒めの言葉が。
そんな中、一年前に募集中止になってその後、
２歳デビューした半兄の話をＡさんの方から、口にされました。
「脚がまがっている仔なので、そのまま募集して何かあったら大変との判断で、
会員さんには大変申し訳なかったのですが…」とのこと。　仕方ないですよね。



◆ミラクルロンドの１２（父：チチカステナンゴ　グリーン様子見馬）





馬体重：　400ｋｇ　前日から人を乗せてキャンター開始

冬毛モコモコでまだ緩い馬体。
ここで、厩舎の方から「（日高の）山奥から来たので汚い（笑）」の発言が。
「ブルーグラスファームの人に言いつけちゃおう！」っと返しときました。

奇しくも、最後の牡馬達の厩舎は昨年、チャッターリップスの１２を見学した厩舎。
牧場の方々も、「良い馬だっただけに残念」と暫し彼の死を皆で悼みました。（合掌）


飛び入りのアルレシャちゃんも入れて総勢１１頭の見学。
始終、笑いの絶えない和やかな見学で楽しかったです！



牧場見学１日目　～追分ファームＬＶ編～　へ　続く