キャロット ２歳愛馬の情報更新

東サラのお次はキャロットです。
牧場見学後、ポチッといったピンクブーケも加えて６頭の更新です。



◆エクストラペトル（ライラックレーンの１２　父：キングカメハメハ）

2014/8/7　函館競馬場
ここまで順調に調整が進んでいることから７日に函館競馬場・加藤征弘厩舎へ入厩しました。
移動までは週４回は屋内周回コースでハロン２０秒のキャンター２４００ｍ、
週２回は屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター１本の調教を行っていました。
「馬体や調教の動きを見るとまだ伸びシロを感じさせますが、コンスタントに１５－１５の時計で
乗り込めているように下地は少しずつできてきたように思います。そのため、加藤調教師と相談して
まずはゲート試験に向けて進めていこうという形になりましたので、昨晩、牧場を出発して本日、
函館競馬場へ入厩いたしました。実戦に近い環境で様々な経験を積むことでさらなる成長を
見せてくれると思いますし、より逞しくなった姿を競馬で見せてもらいたいですね」（早来担当者）
「定期的に牧場へ見に行って順調に調整が進められているのを確認していました。
小柄で本質的にはじっくり成長を促してあげたいと思っていますが、環境を変えることもいい刺激になり、
またひとつ成長を促していけるでしょうし、早めにいちばん最初の課題をこなしておくのも
悪くないだろうと考えて、少し早めではありますが入厩させる運びとなりました。札幌開催の裏である
函館競馬場に本日入厩させていただいています。明日から体調を見つつ動かしていき、
まずはゲート試験合格を目指して進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします」（加藤征師）

2014/8/14　函館競馬場
１４日にゲート試験を受けて見事合格しました。「入厩してから様子を見つつ動かしてきましたが、
大きな問題もなく順調に調整を開始し、ゲート練習をスタートさせていましたよ。
昨日のゲート練習の様子からアクシデントでもない限りほぼ大丈夫だろうなと思えたものですから、
さっそく受けてみることにしたんです。結果、問題なく合格。入厩してちょうど１週間経ちましたが、
数日でここまで来れるのですから大したものです。小柄でまだ非力な印象があり、
時間をかけていくべき馬かなと見ていますが、まだスタートしたばかりです。実際のところ競馬の前に
いったん放牧とするかもしれませんが、もちろん期待している馬なのでもう少し手元に置いて
様子を見させてください」（加藤征師）

１週間でゲート試験に合格とは、なかなか良い感じです。
デビューは先になりそうですけど、楽しみにしています。



◆マッサビエル（メジロルルドの１２　父：ハービンジャー）

2014/8/15　ＮＦ空港　馬体重：514ｋｇ
現在は角馬場でのフラットワークを中心に、週３回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１５～１８秒の
キャンターで２本登坂しています。緩やかな１２００ｍ直線坂路コースから９００ｍ屋内坂路コースへ
移行して乗り込んできたことで、筋力もアップしてきたようです。その効果は走りにも出ており、
理想とするフットワークで坂路コースを駆け上がれるようになってきました。引き続き、
負荷をかけることで更なる上積みを求めていきたいと思います。

牧場見学では９月に移動予定と聞きました。
それまではしっかり調教を積んで体力を付けて欲しいです。



◆プルガステル（ゴレラの１２　父：ネオユニヴァース）

2014/8/5　ＮＦ天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン１５秒のキャンター調整を
行っています。「基礎体力の強化を狙うようにじっくり乗り込んでいます。ただ、硬さもありますし、
全体的にしっかりしていない印象があり、今のところグッと良くなってきているという感じまでは
ないんですよね。今朝は坂路で３ハロン４２～４３秒くらいで動かしましたし、
時間をかけて良くしていきたいと思います」（天栄担当者）

2014/8/12　ＮＦ天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン１５秒のキャンター調整を
行っています。「まだ根本的な部分で頼りないかなと思えるところがあり、時間をかけつつ
じっくりと乗り込んでいますが、この馬なりに良くなっている部分は感じられます。少しモタれるなど
アンバランスな走りをしがちなのですが、慣らしていくといいほうへ変わる走りを見せてくれます。
トモがパンとし切れていないのもあるのでしょうし、体力面がしっかりとしてくれば走りの質も
上がってくると思いますから、しっかりと乗り込んでいってデビューを目指していきたいですね。
中身もよりいいものにしていけるようにしたいです。馬体重は４７０キロです」（天栄担当者）

ちょっと時間がかかりそうなコメントのオンパレードですね。（苦笑）
気長に待ってるよ～。



◆ピンクブーケ（ピノシェットの１２　父：メイショウサムソン）

2014/8/15　ＮＦ早来　馬体重：488ｋｇ
現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２０秒の
キャンター２４００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター１本の調教を
行っています。密度の濃いメニューを消化していますが、カイバ喰いは旺盛で体調面に翳りは
いっさい見られません。食べたものが実になっていることを端的に表す馬体重の増加に
比例するように筋肉にはメリハリが出てくるなど、見た目の印象はグッとよくなってきました。
動きの面に関しても体躯を持て余すところなく、力感漲ったキャンターを安定して繰り出せるなど、
ここにきての進展は芯の一本通った母系の出身であることを示すに十分なものがあります。
当初は秋以降の移動を想定していましたが、状態を確認した小西調教師、牧場スタッフともども、
ここ最近の予想を上回る成長ぶりを感じとっていることから、早ければ８月下旬から９月上旬
あたりの移動を視野に調整を進めていくことになりました。

新たに仲間入りしたピンクブーケ。
馬体に身が入って来た感じで、プリプリのパンパンでした。（笑）
早めに移動出来れば、その分、チャンスは広がりますから、楽しみです。



◆クレオール（リンガフランカの１２　父：チチカステナンゴ）

2014/8/15　ＮＦ早来　馬体重：470ｋｇ
現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２０秒の
キャンター２４００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１４～１５秒のキャンター１本の調教を
行っています。現時点においてもいい走りを見せていますが、跨っている感触としてはまだ良化の
余地を感じさせる印象があります。トモの踏み込みにさらに力強さが加わってくれば、走りの質は
高まっていくと考えられますので、今は体全体を使わせることを念頭において調教を行い、
よりダイナミックなフォームを身に付けさせていきたいと思います。

牧場で仕入れた情報によると、今月末から９月頭には美浦へ直接、入厩するようです。
洋芝で使えなかったのはちょっと残念ですけど、デビューが楽しみですね！



◆アルフヘイム（ラフェクレールの１２　父：ハービンジャー）

2014/8/15　ＮＦ早来　馬体重：426ｋｇ
現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２０秒の
キャンター２４００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター１本の調教を行っています。
この中間も休みなく乗り込んでいますが、以前よりカイバ喰いがよくなってきたことで馬体は良い方に変わり、
全体的に幅が出てきた印象を受けます。坂路で見せる素軽いフットワークとバネの利いた走りには
徐々に力強さが伴ってきましたし、調教で鍛えてきたことがきちんと実になる好循環に入ってきたことは
間違いありません。

乗り役が絶賛していると言われましたが、それがコメントにも出ていますね！
まだまだじっくり行くようですが、楽しみな１頭です。



キャロット２歳世代はピンクブーケを加えて６頭ですが、牡馬２頭、牝馬４頭の布陣ですね！？
他のクラブと比べてちょっと小粒かもしれませんが、山椒は小粒でピリリと…っと行きたいです！