カラジャス モヤモヤな引退

先週の限定未勝利戦に出走を予定していたカラジャスですが、結局、出走も叶わないまま、引退となりました。
勝ち上がれるとは思ってはいませんでしたが、最後のチャンスすら与えられないとは…。


以下が先週のバタバタな内容の更新です。


2014/10/1　美浦ＴＣ
今週の新潟・ダート1800ｍ戦に出走予定です。ダート1800ｍ戦は(土)、
(日)にひと鞍ずつ組まれており、相手関係等をみたうえで決めることにします。
両レースともに除外の心配はありません。
本日(水)に坂路コースにて３頭併せで追われており、併せた馬に先着しました。

前走、５着以内の優先権を持っていないのに、何故言い切れる？っと思っていましたが…。


2014/10/2　美浦ＴＣ
今週10月５日(日)新潟３Ｒ・ダート1800ｍ戦に大野騎手で出走予定でしたが
、残念ながら除外されてしまいました。この結果により、本馬が現役を続ける場合は
500万下戦に出走しなければなりません。非常に厳しい状況に追い込まれてしまったことは否めず、
今後のことについて国枝調教師と協議します。
※想定の時点ではダート1800ｍ戦に出走を予定していた馬のみであれば、出走が確実な状況でした。
ところが、10月４日(土)新潟・ダート1200ｍ戦に予定していて、出走間隔により
除外が確実となった馬が、急遽ダート1800ｍ戦に出馬投票してきたことにより、
本馬は除外となってしまいました。ダート1200ｍ戦に出馬投票をしていた馬がダート1800ｍ戦に
移ってくることを考慮せずに「除外の心配はありません」との表記をしてしまったことにつきまして、
深くお詫び申しあげます。


2014/10/3　美浦ＴＣ
未勝利馬にとってラストチャンスとなる限定未勝利戦を除外されたことを受けて、
国枝調教師と協議した結果、本馬をこのまま引退させることにしました。
本馬のような３歳未勝利馬には、一旦地方競馬へ転籍後、一定の成績を収めたうえで
ＪＲＡに再登録するという道が残されています。このシステムを利用すれば、再登録後は
ＪＲＡで勝ち上がった500万下条件馬と同等の出走資格となり、体調管理面での大きな不利は
解消されることになります。しかし、「牡馬としては飼喰いが細く、力強さに欠ける面があり、
精神面でも弱さが感じられます」という国枝調教師の見解、またノドの手術を施したものの、
実戦ではその影響が完全には払拭されない現状、これまでのレース内容を考えあわせると、
500万下で上位争いをすることは難しいと言わざるをえません。最終的にはこのままでは
維持費出資金等、会員の皆様のご負担が大きくなるばかりであるとの結論に達し、
前述のように引退という決断をくだしました。良血で雄大な馬格を有している本馬だけに、
未勝利のままで終わってしまったことは、クラブとしてはまさに痛恨の極みですが、
何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。なお、詳細は後日書面にてご連絡します。
また、本馬は引退後に地方競馬への売却を検討しており、10月９日（木）に実施される
「サラブレッドオークション」にて地方売却を行うこととなりましたので、
重ねてご了承賜りますようお願い申しあげます。

全然誠意が感じられない「痛恨の極み」ですねｗ


何ともお粗末で、後味の悪い「引退」決定です。
ここまで３戦して１１着→７着→１４着という戦績ですから、
もちろん「引退」は覚悟していましたが、
まさか、こんな肩透かしを喰らうとは思っていませんでした。

馬選びって本当に難しいですねｗ