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一口馬主生活の喜怒哀楽

ファビュラスセンス 引退です

2011-11-16 22:11:36 | 一口馬主
グリーン愛馬1期生、ファビュラスセンスの引退が発表されました。

ファビュラスセンス父:グラスワンダー 母の父:サンデーサイレンス)
美浦:加藤征厩舎 所属 の5歳牝馬です。

現5歳世代唯一のグリーン出資馬で実質上の「1期生」なのですが、
実はこの一世代下・現4歳世代から主人はグリーンに入会しました。

その際、2歳の年末まで売れ残っていたファビュラスセンスに追加ポチ。
こうしてファビュは、4歳世代を押しのけて「1期生」愛馬となったのです。

年末まで残っていたものの、特に頓挫があった訳でもなく、
それでもデビュー戦は3歳の5月、既走馬に混じっての未勝利戦・
新潟・芝1600m(牝)戦で遅いデビューを迎えました。

9番人気と低評価でしたが、上がり3ハロン33.8秒の末脚を繰り出し、
勝ち馬を猛追し、本当に惜しいハナ差の2着!
勝ち馬はウォッカの半妹(角居厩舎)、ファビュはシャドウゲイトの半妹、
ローカル未勝利戦で豪華GI馬の妹対決を繰り広げたのでした。(笑)

中2週を開けての次走は牡馬と混合の同じく新潟・芝1600m。
初戦とは違って1番人気に押されたファビュは宮崎北斗君を背に、
またもや33.1秒の末脚を繰り出し、1馬身1/2差の快勝。
リフレッシュして臨んだ7月の昇級初戦、古馬との初対戦だった
新潟・芝1800m(牝)で3着すると、
8月の鳥屋野特別・芝1800m(牝)で1番人気で3着。
この時の勝ち馬は、心の愛馬・エオリアンハープ(現OP馬)でした。

ここまで2着→1着→3着→3着と底を見せていなかったファビュが、
休養後スランプに陥り、結局、1勝馬で終わるとは夢にも思いませんでした。

9月に行った山元TCでお休み中のファビュと初めてご対面。
何とも貧相なファビュが、何だか愛しく思え、思い入れ深い愛馬となりました。



(写真は山元TCで、初めて対面したファビュ。 ブサ可愛い~(笑))

3歳暮れの12月の中京・芝1800m戦で復帰するも14着惨敗。
また休養を挟んで5月、得意の新潟から東京と連戦するも7着、9着。

休養を挟んで11月の東京のダートに矛先を向けるも12着。
4歳時は結局この3戦のみ。
翌年(つまり今年です)、2月は京都に遠征し、芝1600m戦で12着。



(4歳9月時、山元TCで。



(相変わらず、貧相でブサ可愛いファビュ

ファビュの末脚はもう見られないのかも…と諦めかけた4月の終わり、
新潟の芝1600m戦で33.7秒の末脚を繰り出し勝ち馬からクビ差の2着。
ようやく復調の兆しが見え、何とかあと1勝をと応援していました。
その後、震災の影響で開催日数が増えた新潟で続戦し、
2着→5着→2着→7着→5着。
コンスタントに上位争いには加わりましたが、最後のもうワンパンチが足りず、
先週末の女池特別での14着を最後に引退・繁殖入りとなりました。

全競走成績は 1-3-2-0-2-7 生涯獲得賞金1,870万円

決して威張れる成績ではありませんが、デビュー当初からワクワクさせてくれる、
とても思い入れ深い愛馬でした。

半兄は国際GI馬・シャドウゲイトですし、活力ある牝系。
きっと良いお母さんになってくれることでしょう。
3歳5月から5歳の11月まで、全部で15走しか走っていないことも、
来年の繁殖シーズンまで余裕を持って身体を作れることも、
ファビュの第2の馬生にとってはプラスとなることでしょう。

願っても、願っても、決して届かなかった2勝目は、
その子供たちに託すことにしましょう。
いつか、ファビュの子供に出資できたら嬉しいなと思います。

ファビュラスセンス、今まで本当にお疲れ様でした。

そして、ありがとう。
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