ブライトクォーツ 屈腱炎発症で引退に

障害ＯＰ馬のブライトクォーツが屈腱炎を発症し、引退することになりました。
土曜日の阪神スプリングジャンプ（Ｊ・ＧII）に向けて順調に調整されていましたが、
木曜日に最終追切を行った午後、脚元に不安が出てしまい、結局は引退に…。

どこまでも不幸が、それもてんこ盛りでやって来る感じです。
今日はもう１頭、３歳のバラーシュがデビュー前のトレセンでの調整中に２度目の骨折を発症、
未勝利戦に間に合わないとして未出走での引退も決まりました。
何だろう、耐えても、耐えても、不幸が襲ってくる感じでもう心が折れそうです。


ブライトクォーツは２歳の８月にデビューしましたが、初勝利をあげたのは５歳の６月、
デビューから２７戦目、障害に転向して４戦目でのことでした。
そして、後にも先にも勝利はこの１勝のみ。
障害で勝ち上がってからは、１戦を除いて重賞で走り続け、全て掲示板に入る堅実振り。
ＧＩの中山大障害でシングンマイケルの２着するなど、頑張ってくれました。
１勝しかできなかったのに獲得賞金は１億円を超えましたからね～。
本当に堅実に頑張ってくれたと思います。

今後は乗馬となるようです。
幸せな第二の馬生となりますよう、祈るばかりです。



２０１９年６月８日　東京４Ｒの障害未勝利戦のゴール写真です。（シルク公式より）
平地ＯＰ馬スターオブペルシャをクビ差捉えて優勝、嬉しい初勝利を飾ってくれました。
それまで、未勝利で、格上挑戦で、障害未勝利で苦労してきた馬と陣営の努力が実った瞬間。
本当に感動しました。
もっと先頭でゴールしてくれる姿を見たかったですが、善戦マンがこの仔の持ち味でしたね。
そしてまた一頭、大切な愛馬が競走生活の幕を閉じました。

ブライトクォーツ、今まで本当にお疲れ様でした。　　ありがとう。