ほんものの“おにぎり”を求めて・・・

武蔵小金井駅周辺は、おにぎり激戦区へと変貌した。これまでのコンビニでの販売に加え、駅高架下に専門店がオープンしたからだ。
しかし、待ってほしい。おにぎりを極めていくと、どんなものに行き着くか考えたことがあるか・・・と。
今日、私はハタと気がついた。「おにぎりは心だ！」ということに・・・。

遠い記憶をたどっていくと、子供のころの遠足で母親が持たせてくれたおにぎりがまず浮かぶ。まったく同じおにぎりの記憶は、中学～高校～大学へと続く。社会人になってからは、コンビニのおにぎりが主流を占めたが、やはり、母のつくるおにぎりは天下一品だった。もちろん、今でもたまににぎってくれる。
そして、もたせてくれたおにぎりから、いつも伝わってくるメッセージは、「がんばれ！」だったり、「いつまでも健康で！」だったりする。みなさんも、きっと同じ記憶をおもちではなかろうか。

そういった「あったか～いメッセージを感じるおにぎり」を、今日、街なかで発見した。地味な入口に、手書きで「おにぎり・・・」と文字がならんだ紙がはってある。目を凝らして、よく探さないと、そこが「おにぎり」の店であることはわからないだろう。
あえて、店の名前は書くまい。武蔵小金井駅北口から小金井街道をまっすぐに北へ進み、ケンタッキーが目に入れば、その店はすぐそばにあると思ってよい。店内での飲食も可能だ。おどろいたことに、販売しているおにぎりは「すべて注文生産」だった。どうりで温かいわけだ。
※写真はおにぎり二つと味噌汁（見ればわかる・・・）。421円だった。