とっても“こがねい” ( This is Koganei ! )

小金井市に住んで30年以上。大好きなこの街の素晴らしい点をみつけていきたいです。市内で働いています。なんでも聞いて下さい

今こそ、防災マップを確認しましょう。

2020年07月12日 | こがねいの防犯防災
近年、想定を超える雨量や、線状降水帯の発生による一気呵成の降雨などにより、河川流域では甚大な被害が発生しています。
過日、被災した熊本県球磨川流域も、昨年の台風19号による長野県千曲川の氾濫も、大きな被害が報じられていますが、見逃せないのは、事前に公表されていたハザードマップと実際の被災状況が重なっていたとのことです。つまり、それぐらい、「ハザードマップ(防災マップ)の精度が高くなっている」ということは注目に値します。

小金井市の防災マップはコチラ

そこで、今、改めて、我が家(小金井市/野川沿い)周辺のハザードマップ(今回は浸水予想図)を見てみました。画像は、マップから我が家を中心に約1キロ四方を切り取ったものです。
すると、なんと「我が家は床上浸水(1m)のエリアにぎりぎり入っている」ではありませんか!。また、近所に「急傾斜地崩壊危険箇所」があることにも気が付きました。
もっとも、この浸水予想は、過去のデータに基づき、非常に激甚な大雨が降った場合という前提条件なので、そうそう頻繁に発生するとは思えません。
しかし、しかしです。冒頭申し上げたように「想定を超える雨量」という表現は、今や日常的に聞こえてくる言い回しでもあります。

地域で開催される自治会や老人会などの懇親の場で、地元の長老といわれる方々のお話を聞く機会がありますが、よく聞くのは、「この貫井南一帯は、以前は大きな沼だったんだ」、また「昔はなぁ、野川といえば毎年のように氾濫していたよ」・・・という話です。地図をながめると、我が家のそばに走っている通り名は「池ノ上通り」です。池がなければ生まれるはずのない通りの名前です。自分の住む地域の歴史、ということも調査すべき重要な観点かもしれません。

誰しも、他県、他地域で発生した自然災害に心を痛め、一日も早い復興を願うのは当然ですが、この機会に「待てよ、ところで我が家は大丈夫かな?」という一考が、とても重要だと気が付いた次第です。

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