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日々是老・病

84歳の後半に入り、身体にいろいろと加齢に基づく不都合が生じています。日誌代わりに備忘録として経過記録します。

教員の学力不足? その2

2016-07-10 08:23:49 | 町の行財政

文科省で進めている「初等中等教育における学習指導でのICT活用について、睦沢町教員のICT(Information and Communication Technology)を活用できる職員の割合を表に示すと

 

  ICTを活用できる職員の割合(計画資料の55頁) (%)

 

睦沢町

千葉県平均

全国平均

小学校

91.7

73.1

74.4

中学校

31.3

63.4

67.2

 

中学校教員のICTを活用できる割合が低いのは、文系教員のパソコン回避姿勢のあらわれでしょうか?小学校教員はいわば全教科をこなすついでに、ICTにも強くなっているように見え、その積極的姿勢さえ感じます。小学校教員が中学校教員を教授するという、教員同士のブラザー学習制度を早々に実施して、慣れさえすれば大丈夫、身に付きます。

町の庁内ネットワークにおいて、クラウド採用への切り替え予算説明をした総務課主幹が「…クラウドについては部下に勉強させます…」などと議会委員会では照れ隠しの様子をしていました。教員は部下が居ないから、しっかりと自分が会得しなければなりません、教員の学力向上は必須です。

教員の情報処理技術力不足のカバーには、情報処理技術者・ITパスポート資格を取得すること、これが一番です。パソコンとかWEB関連の有機的理解をネットを活用して、過去問題にチャレンジするとか、模擬試験で演習を重ねるなどの資格取得への学習過程が、教員自身のICTのOJT(On the Job Traning) 体験となり、これぐらいの勢いがあれば、児童・生徒に自信をもってICTを活用した学習指導が出来るのです。

文科省の上掲資料説明にあるように「教師の授業技術としてICT活用を明確に位置づけることが児童生徒の学力向上につながる」との基本的な考え方を、しっかりと理解しましょう。

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教員の学力不足? その1

2016-07-09 05:11:32 | 町の行財政

文科省では中学校卒業程度の英語学習レベルを英検三級程度としているようだし、そのレベルを満たせば中学卒業程度の英語力として、巷説に聞く根拠になっているのかもしれない。H31目標が全国平均レベルの合格者50%以上としているが、現状の12%から4倍増を計画として目指すという目標達成に届くかしら?

中学校教員は短大以上で専門科目を習得して、その教員資格を取得している。中学教員は第2種教員免許状以上の資格を条件としているほか、英語に関して英検準一級の合格能力が欲しい所です。生徒を英検三級合格に導く教員が、英検準一級以上を取得していれば、生徒から頼りにされるというものです。

英検準一級以上を取得していない英語教員は、2年以内に取得するという、自己鍛錬の目標として設定して、これを達成してほしいです。取得達成できない教員が居るとすれば、指導者として学力不足を自覚し、猛省を要するレベルです。ぜひとも、生徒と励まし合ってでも、目標レベルをクリアしてください。

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児童・生徒の学力不足には驚いてしまう

2016-07-08 14:17:45 | 町の行財政

 

睦沢町教育振興基本計画を町HPで閲覧すると、基本目標1 確かな学力と自立する力の育成 重点施策 1.確かな学力の育成 と、きわめて分かりやすい施策が示されている。学力不足から脱して、確かな学力の育成を目標の第一に挙げたところに、経年の学力不足の脱却を図るという意思が感じられて、町の教育施策が頼もしい。

 

基本計画では、現状基準として小学校の5教科で全国レベルが1教科のところ、H28目標は理科を除く4教科のうち2教科を全国レベルにする。中学生は全国レベルがゼロのところ、同4教科のうち1教科を全国レベルにする、というものだ。いまだ平均以下に甘んじるが、確実な学力向上への目標表明ですね。

 

ここから先のPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルに沿った動きは住民の目から外れて、教育関係者に任されることになる。現状学力内容の把握、強み弱みの把握、対策を立てるには、格好の資料が文科省HPに公開されている。ここには、H27実施の全国学力・学習状況調査の“調査結果の活用・分析の取り組み” (http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/1344286.htm)の詳細報告がある。さらに“H28実施の全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について“(https://www.nier.go.jp/16chousa/16chousa.htm)もすでに公表されている。

 

この資料をどのように生かして、児童・生徒の学力向上に生かしていくかは、教育行政からのサポートがモノをいうことでしょう。

 

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児童・生徒の学力は大事

2016-07-07 13:14:11 | 町の行財政

町では小学校の統合問題が教育関係の第1課題のように見受けられます、組織的・施設的課題としては頷けます。生徒数が減って2部授業への移行が話題になると、戦災で校舎を失くした1年間の体験がよみがえってきます。生徒には2部授業が普通なので何の深刻さも無く、その環境での精一杯の学校生活を楽しんでいました。

このような記事を目にした。「五島列島の北端に浮かぶ小値賀(おぢか)島(長崎県小値賀町)。人口約2600人の町の中央に県立北松(ほくしょう)西高はある。今年の3年生は12人。島の子どもの大半がこの高校に進学するが、過疎と少子化のあおりで定員40人を毎年割り込んでいる。 いわゆる進学校ではない。今年は四年制大学などの進学志望が4人、就職や専門学校志望が8人。卒業後の進路も学習の習熟度もまったく異なる同級生が机を並べる。それでも毎年、九州大や熊本大、長崎大などの国公立大に合格者を輩出する。」 

とまあ、この記事を大事な示唆として受け取る町の教育者は、学校教育の基本にしっかりと考えを及ぼすことでしょう。生徒に確かな学力を植え付けること、これをどのような教育環境においても基幹目標としましょう。どこから手を付けて町教育の強みにしていくかを考えましょう。

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路線の変更

2016-07-03 10:32:25 | 町の行財政

このブログを続けながら、ブログの存在を町全所帯にチラシを配布して、趣旨に賛同される仲間を募る予定でしたが、家人の意見を尊重して、路線変更をすることにしました。

チラシを配布しなければ、このブログの存在を睦沢町民に知られる機会を失います。しかし、配布のそのあと、メーリングリストの運営、NPO法人の設立、主張の示威活動へと必然的につながる時間的な煩わしさに、残る人生時間を懸けるには惜しいという実感があります。

町のことをしっかりと見つめて、住民モニターの発言としてアップロードを続け、正義感の持続活動との意識でやっていきます。

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