カナダに住んでいる日本人の間でよく耳にする言葉があります。
「カナダですから。。。」
日本の感覚ではどうにも理解出来ないカナダの負の部分のことです。
公務員も医療関係者も公共交通も学校職員も、何でもかんでも実にストが大好きな国、カナダ。
特に今回は政府主要期間の職員が大量にストライキに突入、昨夜真夜中から。
話し合いがつかない場合は6月初旬まで続く可能性もあるとか。
カナダの人たち、そして外からカナダに来ようとしている人たちに衝撃的な影響が予想されています。
4月は、カナダの確定申告の時期、月末が締め切りですが、Canada Revenue Agencyという日本でいる税務署もストに。
え?意味わからん?状態です。
しかも申告締め切りは延長しないんだそうです。
そして!
9月からカナダ留学を予定しているみなさんにショッキングなのは、Canada Immigration(移民局)もストに突入。
特に日本から学生ビザを申請し、9月に間に合わせようとしているみなさんには冷や汗ニュースです。
特に学生ビザに関しての詳細を引用します。
プロセスが止まるあるいは遅れが出るもの:
* processing applications (ビザ申請審査)これは深刻!
* contacting IRCC via email, phone or social media (移民局への問い合わせには答えないよ〜です)
*学生ビザ申請についてはオンラインでは通常通り可能ですが、審査には大幅な遅れが予想されます。
ビザ申請に関してOnline Accountを作成し、My Accountにアクセスは可能ですが、不備や問い合わせなどには反応してもらえない不都合が予想されます。
今日現在移民局サイトでは日本から学生ビザ申請に要する日数は7週間ですが、スト突入前からずっとこの数字ですので今後どのよように変わるのか、あるいは職員ストのため数字は当分このままでも期間は全く不明ということも十分考えられます。
カナダですから。。。。
この但し書きが不気味です。 どのような場合にビザ審査の遅れが出るかの項目。
・受け取ったビザ申請を職員がどのようなスピードで審査出来るかに大きく影響される。
・申請書に記入してある情報を、職員がいかに迅速に審査出来るか
・移民局からの質問、追加資料要請にいかに早く申請者が返信出来るか
・他の要因
要するに学生ビザ発給はほぼ止まる、ということです。
すべての項目が「ストなので何もしません。」と語っています
カナダ留学に期待している日本のみなさん。
Welcome to Canada. これがカナダの負の姿です。
ストの情報を入手してから警告を発し始めましたが、日本人感覚なのでしょうか、余り危機感は感じられませんね。
9月留学を控えたみなさん。
Study Permit申請は終えていますか?
終えてない方は、正直青ざめて下さい。
今からの申請では、もしかしたら9月にはかなり厳しいかも。
たまりにたまった申請を早く来た順に処理していくでしょうから、もし、ストが終了すれば。
相当の混乱が予想されます。
カナダですから。。。って言いたいですか?
カナダにいらっしゃい!(もし来れたら)
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