カナダにいらっしゃい!

カナダ留学・クリティカルシンキング専門家。Canadian Prairie/EcoCabin在住。 

9/23 カナダ情報- 不穏なカナダ社会と高校留学詐欺

2021-09-24 07:11:32 | カナダ留学

カナダ総選挙が終わり、Justin Trudeau首相のLiberal PartyがMinority政権という図式は変わらなかったカナダ。

選挙運動を妨害する暴力が連日のニュースとなったことが不気味な暗示となりそうな、不穏なカナダ社会を感じています。

 

大学留学生のみなさんは十分注意して新学期を乗り切って下さい。

  

1.高校留学詐欺の横行

 

世界の混乱を悪利用し、高校留学希望親子を騙す留学エージェントの詐欺が目につきます。

こんなエージェントの対応を経験し、その後トラブルに巻き込まれた方がいましたらご連絡下さい。

 

今カナダに高校生を送って大丈夫か?

   「いえいえ、問題ないですよ。カナダは感染者が減ってますから。」

(こんな嘘を信じて未成年を送った親御さんが多いです。子供たちは今カナダのどこでどんな生活をしているのでしょうか。今のカナダは外国人未成年のいる場所ではないです。)

 

カナダの高校は留学生を受け入れていますか?

   「もちろん。いいところを抑えるためには、すぐにお金を払って下さい。席がすぐなくなります。」

(とにかく急かすエージェントの話を複数回聞きました。心当たりの方はご連絡下さい。)

 

ビザが遅れているようですが?

   「じゃ、別の学区にしましょう。手続きがあるのでお金をすぐに払って下さい。」

(わけもわからない移動に親は??ですが詳しい説明のないままたらい回し。親もなぜ詳細を質問しないのか、そこも不思議です。)

 

留学開始後すぐに

   「サマースクールの代金をすぐに払って下さい。」

   「9月からの1年分の授業料・ホームステイ代もすぐに払って下さい。」

 

そして、詐欺エージェントの言うがまま払ったお金の返金はなし。

エージェントは相当の返金要請にも応えていない様子。

留学先でも学区、エージェントとの板挟みとなり、子供は迷子。

学区に問い合わせると、実はそのエージェントは非常に評判が悪い。

などなど。

 

こんな今でもまだ高校留学を考えている親子のみなさんは、上記現状と、

このeBook「カナダ高校留学の実態2019年」で実態をよく理解してから熟考することです。

 

2.カナダ社会の加速的な劣化

 

普通に真面目に働いている人が家を買えない、家を借りることも出来ない、のカナダ

 

the Canadian Real Estate Associationによると、この5年間で住宅価格は何と50%の上昇。

この8月だけでも、昨年8月に比べると13.3%の高騰。

1970年代には。平均的な住宅購入には若い世代が5年間真面目に働くと20%の頭金が用意出来る状態でしたが、今や、特にバンクーバー周辺では同じ20%の頭金を貯めるまでに28年かかるという悲惨な状況。

 

それにつれて、賃貸価格も異常な上昇を続け、結果家を失う人が続出しているカナダ。 

20代、30代世代は住宅購入などは全く不可能、賃貸も二人以上でシェアする以外には費用を捻出する余裕がないそうです。 

  

住宅のみならず、すべての値段が急上昇しているカナダでは、食料にもこと欠く人が急増

 

特にパンデミック前からのオイル不況により生活苦に喘ぐアルバータの人たち。

カルガリーのFood Bankを頼る人の数は、毎日1,000に上ります。

オイル不況が続き、パンデミック初期の昨年8月の400人から大幅な増加。

 

高い住宅を買いローンに喘ぐ人、べらぼうな賃貸料に苦しむ人、日々の食べ物にも事欠く人、

これが、カナダの高校留学のホストファミリーとして底辺を支えている人たちです。

 

高校留学のホームステイ費は、カナダ政府の代理としてこのような苦しむ人たちを助けるお金となります。

留学にやって来る高校生のために使うのではなく、生活困窮カナダ人のため、です。

高校留学ホームステイは慈善事業ですね、今や。

詐欺エージェントは、ホームステイ事情にどんな嘘をついているのでしょうか? 

3.ワクチン反対者がICUを覆い尽くし、医療崩壊のアルバータ州、連邦政府に軍派遣を要請

 

州政府が大きな自治権を持つカナダですが、異常事態には州政府に応援を要請出来ます。

アルバータ州は病院も社会も学校も崩壊寸前。

 

特に救急患者の受入さえままならず、ワクチン反対運動をし結局感染した反社会的人間がICUに溢れるまるで世紀末の様相。

パンデミックの始まり以来、ICU収容患者数は最高に達しています。

 

(昨日まで仕事で3日間、アルバータ州にいましたが、街も妙なトゲトゲした雰囲気。 ファーストフードはほとんどDrive Throughのみ。理由はスタッフがいないから、と。

Starbucksのドライブスルーも、英語のよくわからないインド系移民がめちゃくちゃな応対をしていました。客もキレながら長い間待たされて。 人の表情が厳しかったのが印象的でした。)

 

そんなアルバータで20歳以下の初コロナ死者

もちろん、ワクチンは未接種。 急激にワクチン未接種者感染が広がってます。

 

4.ワクチンパスポートに反対するバカ白人が、やけになり看護師を襲い始めたカナダ

 

BC州内陸部の Kelowna General Hospital からそこで働く看護師やHealth Care Workersに注意を促しました。

ワクチン反対運動の馬鹿者たちから、どう身を守るかの注意です。

 

病院スタッフを襲って、何が達成出来ると思ってるのか。レストランにも入れず、怒りの矛先を誰にでも向けているホンマの馬鹿者です。

 

車にIHという駐車パスをはっているこの地区のHealth Care Workerたちは、それに目をつけた怒る馬鹿白人の格好のターゲットとなっているようです。

罵られ、車の幅寄せをされたり、マスクをむしり取られたり、唾をはかれたり、馬鹿にされたりなどの事件が、大きなニュースとなっています。

 

レベルの低い白人に重大注意。

 

5.BC州チリワックの学校、急激な感染生徒増加により授業はオンラインに変更

 

日本のエージェントサイトが更新したサイトには「BC州は感染が減っています」と大嘘が載っているので要注意

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カナダには注意していらっしゃい!

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