すっかり遅くなってしまいましたが。(相変わらず;)
「亀の恩返し」補足です。
あとで知ったのですが、公式レポなんてのがあったんですね。
もちろん堅ちゃんのステージのレポあり、ライブ後のインタビューありです~。
なので詳しくはそちらで…でOKなのですが、備忘録がてら、ちょこちょこと。
相変わらず記憶のみで書いてますので、細かい間違いはご容赦を;
- - - -
今回のステージはちょっと変わってましたよ。
菱形の舞台が3つ横に連なってる感じで、
両端の舞台には、亀田さんバンド/スピッツ、それぞれのバンドセット。
真ん中の舞台の中央にちょっと小さめのストリングスのブースがあって、
その両脇でも歌えるようにセッティングされてたんですね。
(確か前述のレポに写真が掲載されてた記憶が。)
堅ちゃんの登場は、ラストから2番目。
今回のライブ、アーティストとアーティストの間に
スクリーンでショートフィルムが流されていたんですが、
それが終わったら、真ん中のステージに上がる階段付近で「キャー!」という歓喜の声。
もしやもしや。
パッ!とライトがつくと、そこには濃紫のスーツをすらっと着こなした堅ちゃん!
の、後ろ姿(号泣)!!!
――堅ちゃんのライブアクトは、中央ステージの東側で展開。
ワタクシが
主催者!
先行で!!
入手した座席は真逆の西スタンドだったので
堅ちゃんの後ろ姿を遠目で堪能しましたよ、うう…(泣)。
#今回、そんな方が意外と多くてびっくし。
アーティストごとに立ち位置が違うので、誰かしらはそーなるんですが、
なにもお目当てのアーティストでならなくても…(T T)。
北スタンドのスピッツファン、南スタンドの椎名林檎ファンも同様ですが、
こちらはまだステージとの距離は近いんですよね;真後ろで。
一番悲しいのは、西スタンドの平井堅ファン、東スタンドのJUJUファンか?
(途中でポジション替えしたハタ坊ファン、動き回るKLEVAのファンは幸運かも)
────────
1曲目『瞳をとじて』で武道館を堅ちゃん色(笑)
に染め上げたあと、
「こんばんは、平井堅です!」と第一声。
そんでもって、その場で360度ぐるーっと回りながらお辞儀をしてくれました。
2周も(笑)。
ええひとや。
「こんな素晴らしいライブに呼んでいただいて、光栄です。ありがとうございます」
と、隣の舞台にいる亀田さんへぺこっ。
さらに「しかもこんな素敵なメンバーで…(MCうろ覚え;)ありがとうございます」
とゆーよーな感謝も添えて、亀田さんバンド・ストリングスの皆様へもぺこ、ぺこっ。
「僕と亀田さんのお付き合いは『大きな古時計』からなんですが、
今日はそんな“亀田Works”を歌っていきたいと思います。」
「最後まで盛り上がってくれるかな、武道館BOYS & GIRLS~!?
(↑ちょっと自信ナシ;)
……いつも、自分のライブでやってるんですけどね、コレ。
武道館BOYS & GIRLS、元気ですかー?僕の亀も元気です(笑)。」
次の瞬間、亀田さんのみ大爆笑。
そらもー、オフマイクなのに笑い声が2階席までまる聞こえっつー;
(公式レポのインタビューだと、下ネタは亀田さんのリクエストらしいが、
果たして信憑性は?? リクエストなくても言いそうだし、この人ぁ。
ああ、母の横で笑うに笑えず、でもやっぱりブッて吹いちゃいましたよ、私(T T)
↑ネタそのものよりも「やっぱ、ヨソんちでも言うんだ、やっぱ」ってところで笑えた)
────────
雰囲気一転して、2曲目は『哀歌(エレジー)』。
1曲目の『瞳―』もそうだけど、
今回、いつものサポートメンバーと違った方々と組んでるっつーことで、
堅ちゃんの歌い方も、いつものエモーショナルな感じというよりは
(いや、その中でももちろん端々にそういうとこもあるんだけど)
非常に正統派?
普段と違った構成の中で、できる限りのクオリティに仕上げること、
きちんと歌を伝えることに注力してる感じに思えました。
でも、それで何かリミットを感じることは全然なくて、
すんごい気持ち良さそうだった。
えっと、あくまで個人的な印象なんですけどね。
いつものメンバーさんとのライブが、
場数を踏むごとに、つか、演奏してる中でだって進化してくっつーか、
どんどん曲がこなれて変化してく関係としたら、
今回は、通常と違った「一期一会」メンバー構成の中でのベストな演奏っつーか。
完成度の話だけしたら完全に前者に軍配が上がるんでしょうけど、
これはこれで、新鮮だったなぁ。
ソロのボーカリストの方でも、組む人によって全然違うんだなあ。
変な言い方だけど、ナマモノで面白いなあ、って感じ。
#個人的には「おお!堅ちゃんが小倉(博和)さんのギターで歌うなんて(喜)」
みたいな地味~な喜びを噛み締めておりましたことよ(笑)。
↑学生の頃から、好きなミュージシャンのライブサポートでよく聴いてる方で、
ハードでもアコースティックでも、なーんか温かい音色が好きなのですよ。
あとあと、ピアノの方が、「堅ちゃんの歌と一緒に呼吸してる」印象の大さんと全然違うタイプで、
ピアノの旋律として単独で綺麗なんだけど、堅ちゃんの歌と一緒だと妙にマッチしてて、
それがいちばん面白かったです。
────────
3曲めは、Ken's Barでおなじみのスツールがセッティングされ、
(ああもう、そっち向きのまま腰を落ち着けるですか(涙))
みなさん盛り上がってますか?みたいなことを言った後に(ああ、超ウロ覚え…)
「とか言ってこんなものに座っているので、
次の曲がノリノリでないことはわかってしまうんですが(笑)」
で『思いがかさなるその前に…』。
#しかも悲しいかな、前2曲までは堅ちゃんの顔が、スクリーンでは見えていたのに
この曲から消されてしまった…ガーン。
しかし、生ストリングスでのこの曲は、やはり後ろ向きでも文句なく素敵だったのでした。ぐすん。
────────
亀田さんの方を時折見ながら、4曲目の前のMC。
「今日は亀田Worksの曲をお届けしているんですが、
次の曲だけが違っていて……亀田さんのリクエストでもあるんですが、
2000年にリリースした曲で、この曲で初めて僕の曲を耳にされた方も多いんじゃないかと思います。
この曲で僕の預金通帳の「0」が1つ増えました
――受けなかったですね。この空間にふさわしくない発言でしたね(苦笑)」
さすがに、ここまでハートウォーミングな感じで進んできたイベントライブで、
いきなし生臭い話は(笑);
それにしても何ケタ→何ケタだったのか?
(私の勝手な推測は7桁→8桁。でも桁数以上に一番左の位の「数」が気になる・笑
って、あああ私のほうが生臭いファンかもー!!)
「この曲を、今日はこの亀音バンドと、「アーバン」で「シティ」で「ナイティ」な、
90年代っぽいアレンジでお送りしたいと思います」
で、曲はもちろん『楽園』です。
これが今回いちばん、というより全然普段とアレンジ違いました。
キラキラしてて、うおーバブルな夜!洋楽みたーいって感じです。←ちょっとも通じませんよね;
────────
今回のライブは各アーティストとも持ち時間5曲で、
堅ちゃんも早くも次はラスト。
ここまで“聴かせる”構成で来たけど、最後は『POP STAR』で、
“♪I wanna be a POP STAR”の1フレーズで、立ち上がるお客さん、多数(笑)。
堅ちゃんもスツールから立ち上がって、自分でも手拍子を取ったりしながら、
曲の間中、この風変わりなセットをぐるぐると歩き回りつつ歌ってくれました。
ので、よーやくここで初めて堅ちゃんの正面顔が拝めたよ(笑)!
それにしてもこれだけアクティブに動き回る堅ちゃんを観るのはめったになくって
(もちろんライブでダンスとか振りとかある場合もあるけど、
ああゆう作りこまれた動きとも、また違う)
あれだけ歩きながら歌うというのも、本人には大変なことだろーし、
おそらくは「この○小説であそこまで動いて…」とか、
実は頭の中は結構ダンドリに余念がなかったのでは?と邪推(笑)。
もちろん、本番では歌に集中できるように、事前リハで入念にチェックですよ(断言)。A型だもの。
#そんなめったに観られない堅ちゃんに遭遇できただけで、今回の舞台の甲斐はあった、と…
思うべきなんだろうな、イヤでもしかしそれ以外は後ろ姿って、うーん;;;;
そんな緻密な計算の上に成り立ったウォーキングの結果(←決め付け)
“♪恋に落ちたら誰もが誰かのPOP STAR”で、
ベースを演奏中の亀田さんの肩を組んでました。←こうゆうのもめったにやらないかと。
「あ~ 亀田さんこそ影の?POP STARだよな~」と、観る側にも感じさせる、
最高の賛辞だったのではないかと。
最後は、これもめったにない、高い高いジャンプでシメ!←公式ブログに載ってる写真。
────────
これで堅ちゃんのステージは終わったんですが、トリの椎名林檎嬢の中盤で
予想外の事態が。
曲(『put your camera down~閃光少女』)が始まって~イントロを経て聴こえてきた声が……
“あの声”なんですよ(驚)!
林檎さんではなく!!
あわてて目を移すと、さっき登場したのと同じ、中央東側(ちっ)のステージに、
すくっと立つ長身の後ろ姿再び。
林檎&亀田さんバンドの衣装、
裾になにやら言葉がたくさんプリントされてるっぽい白衣を羽織った堅ちゃんが
あの右手をポッケに突っ込み、無造作にただ立ち尽くしてるって感じで、
クールに英語詞を見事に歌い上げていました。
雰囲気がばっちり合ってて
(意外と堅ちゃん、こうゆう雰囲気をガッと作りこんで歌うのが得意だと思う。
だからこそ、下ネタMC→号泣バラードの切り替えがKen's Barでできるのでしょうし)
「平井堅が飛び入り」っていうより、
ホント、ちゃんと「バンドの一員」って感じでした。
あるいは「feat. KEN HIRAI」。よくわからん。
#もうしつこいようですが、遠目の後ろ姿で全然観えなかったのですが、
一瞬、林檎さんと目配せするときに横を向いた際の
メガネ(サングラスだったという情報も)の笑顔が、超萌え物件でしたよ。
「うわー 私を解剖(?)してぇぇぇぇ!」って感じ。
ああ、なぜアレだけでもスクリーンで写してくれなかったのか!!!!
ライブ後にチラシを観たらDVD発売予定の広告が入ってたので
「買うさ!買うともよ!!」と鼻息を荒くしていたのに、よくよく読めば
収録されるのは幕間のショートフィルムのみ/ライブ映像はナシ!だとゆうし(号泣)。
しかし、のちのちまで映像が残るのであれば、
あの堅ちゃんがそこまでコスプレをしたかは疑問(笑)。
↑
しかもこの日の観客は林檎さんファン(&スピッツファン)が主流だったよーで、
オペラグラスでガン見したらば、堅ちゃんの後ろ姿越しに見えるアリーナ席、
そんな白衣の堅ちゃんが目の前にも関わらず、隣のステージの林檎さんのほーを見ている方もけっこう多々……。
はうううう、なんてもったいない!(という言ったら林檎ファンに失礼か;あくまで個人的いち意見っす;)
ただ惜しむらくは、
途中から林檎嬢の声が入ってきてデュエットするとこになったら、
私の席からだと音響の関係で、堅ちゃんの声が林檎さんの声で消されてしまう感じ、
全然聞こえなくなってしまいました。
一昨年のJ-WAVE LIVEでのセッションが素敵だったので、また二人の声が絡むの味わいたかったのにー(T T)
他の座席でも、ストリングスの音量が大きすぎて堅ちゃんの歌が聴こえない、
なんてのもあったみたいだし、
演者の向きが全部違う&客席が360度というのは、なかなか完全な音では聞けないな…と。
それでも、ああいうロックっぽい曲調、
しかもバンドアレンジで(カバーはKen's Barでお手のもんだけど、あれはアコースティックだもんね)
ボーカルを取る堅ちゃん、って時点ですでにめったにないことなので、
もーけもんでした。
しかもコスプレ、眼福。眼福♪(笑)
んで、歌い終わっても声援にこたえることもなく、リアクションもなく、
そのまますーっと舞台から消えた堅ちゃん。クールに徹してました。
────────
…とまあ、どうにか堅ちゃん出演シーンの雰囲気だけでもお伝えできれば;
ライブ全体としては、良くも悪くも「手づくり」だな、って印象を受けました。
もちろん演奏はどのアーティストも素晴らしかったし、
亀田さんバンドはすごいひとばっか、ナマのストリングスもふんだんに使われてて。
ほんと“堪能”でした。
ただ、コンセプトが前に出すぎちゃってて、ユニークなんだけど、
落ち着いて聴くにはそれがベストだったのか??とも思いました。
まずはやっぱ舞台装置が変わってる分、
「サイドバック」って席種明記ナシなのに、ずーっと後ろ側なのってちょっと…って思うし、
やっぱり同じプロデューサーさんのアーティストばかり&今回はアレンジも亀田さん
(しかもバンドとストリングスと両方いるから音が分厚い)
そんでもって各人がメジャーな盛り上がる曲を持ってくる(イベントだとそうならざるを得ないけど)と
……インターバルなしの3時間半は、結構ツラい……。
一応、合間合間にショートフィルムが流れるけど、ほんとにショートで。
集中力が続かないから、途中1・2度短くても休憩入れるか、
全体的にもうちょっと緩急つける構成だったら、もっと良かったかなあと思いました。
でもそもそも『恩返し』なんて、暑苦しいものだと相場は決まっているし(爆笑)。
これはこれで正解なのかもな、と、
たくさんのスタッフの名前が流れていく横で、えんえん謝辞を述べ続ける亀田さん
という、ある種シュールなエンドロールを眺めながら(これもまた長い!)思ったのでした。ハイ。
「亀の恩返し」補足です。
あとで知ったのですが、公式レポなんてのがあったんですね。
もちろん堅ちゃんのステージのレポあり、ライブ後のインタビューありです~。
なので詳しくはそちらで…でOKなのですが、備忘録がてら、ちょこちょこと。
相変わらず記憶のみで書いてますので、細かい間違いはご容赦を;
- - - -
今回のステージはちょっと変わってましたよ。
菱形の舞台が3つ横に連なってる感じで、
両端の舞台には、亀田さんバンド/スピッツ、それぞれのバンドセット。
真ん中の舞台の中央にちょっと小さめのストリングスのブースがあって、
その両脇でも歌えるようにセッティングされてたんですね。
(確か前述のレポに写真が掲載されてた記憶が。)
堅ちゃんの登場は、ラストから2番目。
今回のライブ、アーティストとアーティストの間に
スクリーンでショートフィルムが流されていたんですが、
それが終わったら、真ん中のステージに上がる階段付近で「キャー!」という歓喜の声。
もしやもしや。
パッ!とライトがつくと、そこには濃紫のスーツをすらっと着こなした堅ちゃん!
の、後ろ姿(号泣)!!!
――堅ちゃんのライブアクトは、中央ステージの東側で展開。
ワタクシが
主催者!
先行で!!
入手した座席は真逆の西スタンドだったので
堅ちゃんの後ろ姿を遠目で堪能しましたよ、うう…(泣)。
#今回、そんな方が意外と多くてびっくし。
アーティストごとに立ち位置が違うので、誰かしらはそーなるんですが、
なにもお目当てのアーティストでならなくても…(T T)。
北スタンドのスピッツファン、南スタンドの椎名林檎ファンも同様ですが、
こちらはまだステージとの距離は近いんですよね;真後ろで。
一番悲しいのは、西スタンドの平井堅ファン、東スタンドのJUJUファンか?
(途中でポジション替えしたハタ坊ファン、動き回るKLEVAのファンは幸運かも)
────────
1曲目『瞳をとじて』で武道館を堅ちゃん色(笑)
に染め上げたあと、
「こんばんは、平井堅です!」と第一声。
そんでもって、その場で360度ぐるーっと回りながらお辞儀をしてくれました。
2周も(笑)。
ええひとや。
「こんな素晴らしいライブに呼んでいただいて、光栄です。ありがとうございます」
と、隣の舞台にいる亀田さんへぺこっ。
さらに「しかもこんな素敵なメンバーで…(MCうろ覚え;)ありがとうございます」
とゆーよーな感謝も添えて、亀田さんバンド・ストリングスの皆様へもぺこ、ぺこっ。
「僕と亀田さんのお付き合いは『大きな古時計』からなんですが、
今日はそんな“亀田Works”を歌っていきたいと思います。」
「最後まで盛り上がってくれるかな、武道館BOYS & GIRLS~!?
(↑ちょっと自信ナシ;)
……いつも、自分のライブでやってるんですけどね、コレ。
武道館BOYS & GIRLS、元気ですかー?僕の亀も元気です(笑)。」
次の瞬間、亀田さんのみ大爆笑。
そらもー、オフマイクなのに笑い声が2階席までまる聞こえっつー;
(公式レポのインタビューだと、下ネタは亀田さんのリクエストらしいが、
果たして信憑性は?? リクエストなくても言いそうだし、この人ぁ。
ああ、母の横で笑うに笑えず、でもやっぱりブッて吹いちゃいましたよ、私(T T)
↑ネタそのものよりも「やっぱ、ヨソんちでも言うんだ、やっぱ」ってところで笑えた)
────────
雰囲気一転して、2曲目は『哀歌(エレジー)』。
1曲目の『瞳―』もそうだけど、
今回、いつものサポートメンバーと違った方々と組んでるっつーことで、
堅ちゃんの歌い方も、いつものエモーショナルな感じというよりは
(いや、その中でももちろん端々にそういうとこもあるんだけど)
非常に正統派?
普段と違った構成の中で、できる限りのクオリティに仕上げること、
きちんと歌を伝えることに注力してる感じに思えました。
でも、それで何かリミットを感じることは全然なくて、
すんごい気持ち良さそうだった。
えっと、あくまで個人的な印象なんですけどね。
いつものメンバーさんとのライブが、
場数を踏むごとに、つか、演奏してる中でだって進化してくっつーか、
どんどん曲がこなれて変化してく関係としたら、
今回は、通常と違った「一期一会」メンバー構成の中でのベストな演奏っつーか。
完成度の話だけしたら完全に前者に軍配が上がるんでしょうけど、
これはこれで、新鮮だったなぁ。
ソロのボーカリストの方でも、組む人によって全然違うんだなあ。
変な言い方だけど、ナマモノで面白いなあ、って感じ。
#個人的には「おお!堅ちゃんが小倉(博和)さんのギターで歌うなんて(喜)」
みたいな地味~な喜びを噛み締めておりましたことよ(笑)。
↑学生の頃から、好きなミュージシャンのライブサポートでよく聴いてる方で、
ハードでもアコースティックでも、なーんか温かい音色が好きなのですよ。
あとあと、ピアノの方が、「堅ちゃんの歌と一緒に呼吸してる」印象の大さんと全然違うタイプで、
ピアノの旋律として単独で綺麗なんだけど、堅ちゃんの歌と一緒だと妙にマッチしてて、
それがいちばん面白かったです。
────────
3曲めは、Ken's Barでおなじみのスツールがセッティングされ、
(ああもう、そっち向きのまま腰を落ち着けるですか(涙))
みなさん盛り上がってますか?みたいなことを言った後に(ああ、超ウロ覚え…)
「とか言ってこんなものに座っているので、
次の曲がノリノリでないことはわかってしまうんですが(笑)」
で『思いがかさなるその前に…』。
#しかも悲しいかな、前2曲までは堅ちゃんの顔が、スクリーンでは見えていたのに
この曲から消されてしまった…ガーン。
しかし、生ストリングスでのこの曲は、やはり後ろ向きでも文句なく素敵だったのでした。ぐすん。
────────
亀田さんの方を時折見ながら、4曲目の前のMC。
「今日は亀田Worksの曲をお届けしているんですが、
次の曲だけが違っていて……亀田さんのリクエストでもあるんですが、
2000年にリリースした曲で、この曲で初めて僕の曲を耳にされた方も多いんじゃないかと思います。
この曲で僕の預金通帳の「0」が1つ増えました
――受けなかったですね。この空間にふさわしくない発言でしたね(苦笑)」
さすがに、ここまでハートウォーミングな感じで進んできたイベントライブで、
いきなし生臭い話は(笑);
それにしても何ケタ→何ケタだったのか?
(私の勝手な推測は7桁→8桁。でも桁数以上に一番左の位の「数」が気になる・笑
って、あああ私のほうが生臭いファンかもー!!)
「この曲を、今日はこの亀音バンドと、「アーバン」で「シティ」で「ナイティ」な、
90年代っぽいアレンジでお送りしたいと思います」
で、曲はもちろん『楽園』です。
これが今回いちばん、というより全然普段とアレンジ違いました。
キラキラしてて、うおーバブルな夜!洋楽みたーいって感じです。←ちょっとも通じませんよね;
────────
今回のライブは各アーティストとも持ち時間5曲で、
堅ちゃんも早くも次はラスト。
ここまで“聴かせる”構成で来たけど、最後は『POP STAR』で、
“♪I wanna be a POP STAR”の1フレーズで、立ち上がるお客さん、多数(笑)。
堅ちゃんもスツールから立ち上がって、自分でも手拍子を取ったりしながら、
曲の間中、この風変わりなセットをぐるぐると歩き回りつつ歌ってくれました。
ので、よーやくここで初めて堅ちゃんの正面顔が拝めたよ(笑)!
それにしてもこれだけアクティブに動き回る堅ちゃんを観るのはめったになくって
(もちろんライブでダンスとか振りとかある場合もあるけど、
ああゆう作りこまれた動きとも、また違う)
あれだけ歩きながら歌うというのも、本人には大変なことだろーし、
おそらくは「この○小説であそこまで動いて…」とか、
実は頭の中は結構ダンドリに余念がなかったのでは?と邪推(笑)。
もちろん、本番では歌に集中できるように、事前リハで入念にチェックですよ(断言)。A型だもの。
#そんなめったに観られない堅ちゃんに遭遇できただけで、今回の舞台の甲斐はあった、と…
思うべきなんだろうな、イヤでもしかしそれ以外は後ろ姿って、うーん;;;;
そんな緻密な計算の上に成り立ったウォーキングの結果(←決め付け)
“♪恋に落ちたら誰もが誰かのPOP STAR”で、
ベースを演奏中の亀田さんの肩を組んでました。←こうゆうのもめったにやらないかと。
「あ~ 亀田さんこそ影の?POP STARだよな~」と、観る側にも感じさせる、
最高の賛辞だったのではないかと。
最後は、これもめったにない、高い高いジャンプでシメ!←公式ブログに載ってる写真。
────────
これで堅ちゃんのステージは終わったんですが、トリの椎名林檎嬢の中盤で
予想外の事態が。
曲(『put your camera down~閃光少女』)が始まって~イントロを経て聴こえてきた声が……
“あの声”なんですよ(驚)!
林檎さんではなく!!
あわてて目を移すと、さっき登場したのと同じ、中央東側(ちっ)のステージに、
すくっと立つ長身の後ろ姿再び。
林檎&亀田さんバンドの衣装、
裾になにやら言葉がたくさんプリントされてるっぽい白衣を羽織った堅ちゃんが
あの右手をポッケに突っ込み、無造作にただ立ち尽くしてるって感じで、
クールに英語詞を見事に歌い上げていました。
雰囲気がばっちり合ってて
(意外と堅ちゃん、こうゆう雰囲気をガッと作りこんで歌うのが得意だと思う。
だからこそ、下ネタMC→号泣バラードの切り替えがKen's Barでできるのでしょうし)
「平井堅が飛び入り」っていうより、
ホント、ちゃんと「バンドの一員」って感じでした。
あるいは「feat. KEN HIRAI」。よくわからん。
#もうしつこいようですが、遠目の後ろ姿で全然観えなかったのですが、
一瞬、林檎さんと目配せするときに横を向いた際の
メガネ(サングラスだったという情報も)の笑顔が、超萌え物件でしたよ。
「うわー 私を解剖(?)してぇぇぇぇ!」って感じ。
ああ、なぜアレだけでもスクリーンで写してくれなかったのか!!!!
ライブ後にチラシを観たらDVD発売予定の広告が入ってたので
「買うさ!買うともよ!!」と鼻息を荒くしていたのに、よくよく読めば
収録されるのは幕間のショートフィルムのみ/ライブ映像はナシ!だとゆうし(号泣)。
しかし、のちのちまで映像が残るのであれば、
あの堅ちゃんがそこまでコスプレをしたかは疑問(笑)。
↑
しかもこの日の観客は林檎さんファン(&スピッツファン)が主流だったよーで、
オペラグラスでガン見したらば、堅ちゃんの後ろ姿越しに見えるアリーナ席、
そんな白衣の堅ちゃんが目の前にも関わらず、隣のステージの林檎さんのほーを見ている方もけっこう多々……。
はうううう、なんてもったいない!(という言ったら林檎ファンに失礼か;あくまで個人的いち意見っす;)
ただ惜しむらくは、
途中から林檎嬢の声が入ってきてデュエットするとこになったら、
私の席からだと音響の関係で、堅ちゃんの声が林檎さんの声で消されてしまう感じ、
全然聞こえなくなってしまいました。
一昨年のJ-WAVE LIVEでのセッションが素敵だったので、また二人の声が絡むの味わいたかったのにー(T T)
他の座席でも、ストリングスの音量が大きすぎて堅ちゃんの歌が聴こえない、
なんてのもあったみたいだし、
演者の向きが全部違う&客席が360度というのは、なかなか完全な音では聞けないな…と。
それでも、ああいうロックっぽい曲調、
しかもバンドアレンジで(カバーはKen's Barでお手のもんだけど、あれはアコースティックだもんね)
ボーカルを取る堅ちゃん、って時点ですでにめったにないことなので、
もーけもんでした。
しかもコスプレ、眼福。眼福♪(笑)
んで、歌い終わっても声援にこたえることもなく、リアクションもなく、
そのまますーっと舞台から消えた堅ちゃん。クールに徹してました。
────────
…とまあ、どうにか堅ちゃん出演シーンの雰囲気だけでもお伝えできれば;
ライブ全体としては、良くも悪くも「手づくり」だな、って印象を受けました。
もちろん演奏はどのアーティストも素晴らしかったし、
亀田さんバンドはすごいひとばっか、ナマのストリングスもふんだんに使われてて。
ほんと“堪能”でした。
ただ、コンセプトが前に出すぎちゃってて、ユニークなんだけど、
落ち着いて聴くにはそれがベストだったのか??とも思いました。
まずはやっぱ舞台装置が変わってる分、
「サイドバック」って席種明記ナシなのに、ずーっと後ろ側なのってちょっと…って思うし、
やっぱり同じプロデューサーさんのアーティストばかり&今回はアレンジも亀田さん
(しかもバンドとストリングスと両方いるから音が分厚い)
そんでもって各人がメジャーな盛り上がる曲を持ってくる(イベントだとそうならざるを得ないけど)と
……インターバルなしの3時間半は、結構ツラい……。
一応、合間合間にショートフィルムが流れるけど、ほんとにショートで。
集中力が続かないから、途中1・2度短くても休憩入れるか、
全体的にもうちょっと緩急つける構成だったら、もっと良かったかなあと思いました。
でもそもそも『恩返し』なんて、暑苦しいものだと相場は決まっているし(爆笑)。
これはこれで正解なのかもな、と、
たくさんのスタッフの名前が流れていく横で、えんえん謝辞を述べ続ける亀田さん
という、ある種シュールなエンドロールを眺めながら(これもまた長い!)思ったのでした。ハイ。