ファスナー/Mr.Children

昔からあまり邦楽を聴かない。
聴いたとしても、あんまりベタなのは聴かなかった。
ところが、iPodを買ってから何故か邦楽が恋しくなり、
『ファスナー』でミスチルに目覚めた。遅すぎるけど。

何となく、肩肘張ってたのがなくなってきたのかもしれない。
でも、ミスチルみたいな洋楽って実はあんまりないんじゃ、とも思う。
（コステロが少し似てるか）
実はドラムがリーダーらしいすな。

研究室に留学生のジェイ君来る。
アメリカから来ると聞いたので、男塾みたいな奴（マッハパンチの）
が来たらどうしようと恐れていたけど、ジェイ君はベトナム系の好青年でした。
良かった。

フルメタルジャケット/キューブリック

キューブリックの映画には何かしら「古典的なもの」を感じてしまう。
建築で言うならテラーニのような美しさを感じるときがある。

内容も『ブラックホーク・ダウン』などの最近の戦争を描いたものと見比べると
戦争の進化というものに対して考えさせられる。そしてふと
「人間は銃剣で渡り合うくらいで止めておけば良かった」
という松本零士のマンガの科白を思い出した。
どうでもいいけど、古い映画だからｆ＊＊＊をマ○コと訳してるのが
不自然でおもしろかった。今だったらフ○ックで通じるのに。

内定式の後のプレゼンのアイデアが思い浮かばない。ファック。

Lust for Life/Iggy Pop

最近地元の友人に会った。何か独立して居酒屋を出したいんだと。
いっぱい稼いで人よりいいクルマに乗っていい暮らしがしたいんだと。
ものすごい欲で。油っこくて。

そういう人生への欲（特に物欲）なんてものが自分には薄い気がした。
むしろそういうのは意識して捨てて来た方だけども，
やっぱり生きて行く上のガソリンとして必要なのかしらん。

そんな訳で『Trainspotting』の冒頭に流れるこの曲を思い出した。
必死に走るユアン・マクレガー。人生を選べ。

選んだ結果が，最近の停滞気味の日々なのか。
そうなると走り出した方がいいのか。平穏と少しばかりの愛を求めて。

ディナーラッシュ/ボブ・ジラルディ

かなり前に誰かが見ておもしろかったと言ったのを思い出して見る。
ちょっと始めの方のスローモーション多用が好きではなかったが，
群像劇というのは好きな方なので最後まで楽しめた（マグノリアは別）。
一番気に入ったのはマフィアの兄貴分。食いっぷりといい，味の嗜好といい憎めないキャラだった。

携帯電話を機種変更。980円で済んだ。ざまあみろ。でも面倒くさかった。
ジュンク堂で星新一の未発表短編の収録された文庫を購入。
まだ読んだことのない星作品が読める，と思ったらうれしくて泣きそうになった。

忘れられた日本人/宮本常一

今まで名前だけは聞く機会が多かったのに，読むに至らなかった民俗学者。
とにかく歩き，地域に飛び込む。その研究のスタンスはうちの教授に通じる部分があると感じた。

官僚（同級生）に会う。ものすごく元気がなくて驚く。働くって大変なんやろね。
そのあと深夜2時にお墓参り。でも，全く怖くはなかった。

やっとボケ状態から解放される。久々に脳みそを使うと楽しい。が，同時に今の進行状況のヤバさを実感。