13:16の白島バス停を出発しています。
初めのゲームプランを序盤から進めることができました。1FC箕面戦ではうまくビルドアップできなかった部分の修正がこの日の試合ではできていたのでうまくボールを運ぶことができました。相手のスピードが上がった故に裏のスペースが空いたり、中盤のスペースが空いたりした時にうまくスペースを探しだすことができました。ただし、うまく活用しきれていたかというところでは改善の余地があります。崩しもいい場面がみられました。得点の場面では、クロスボールがそのままゴールに入ったラッキーな部分もありましたが、その位置からセンタリングが挙げられるようにビルドアップでき、中に人数もかけられていた点は狙い通りにできた点でした。後半も右サイドバックの中央突破、右ウイングが幅をとり、右インサイドハーフのチャンネルランからおしいシュートが見られました。全てのシーンで共通することは、基本技術が足りていません。ボールを止める、運ぶ、蹴る、が未熟だと相手の逆をとっても得点に繋がらない、パスが繋がらないことになります。日々の練習で改善するしかありません。ディフェンス面では課題が出ました。浮き球の処理、チャレンジ&カバー、連携不足、失点につながったものも繋がらんかったものもたくさんありました。これも日々の練習でしか改善しません。PKキッカーは、挙手制で決めました。PKは責任が重いです。と同時に外してしまう場合もあります。責任を負える人になってください。ミスを恐れるのではなく、チャレンジしないことを恐れる集団になってください。今週木曜日の練習を最後にテスト休みに入ります。丸々勉強のみだと動けなくなります。ですがサッカーだけではいけません。しっかりと計画を立てて、両立してください。勉強もサッカーも目標を立てて計画を立てて取り組んでください。
この日は地域で活動する小学生のチームと練習試合をしました。相手は小学生でしたが、サッカーの原理原則や戦術理解度は高いものがあり、簡単に相手のDFを崩すことのできませんでした。ボールは繋ぐことはできていましたが、意図的に前に進めた回数はどれくらいあったでしょうか。選択肢が一つの中でのプレーは自分のところではボールを失うことはなくても、次の人が困ります。自分のところで相手を引きつけるプレーを心がけましょう。
この日は崩しの話もしました。サイドバックとセンターバックの間を「チャンネル」といい、その間を走ることを「チャンネルラン」と言います。サイドにボールがある時の崩しで意識したい動きです。何度かその形が出て、得点を取ることができました。欲を言えば、相手の陣形や自分達の距離感などを認知した上で崩しの方法を選択できると、さらに幅が広がります。自分と相手を見た上でプレー選択ができるようになりましょう。
試合の後、相手の選手が周りを見て椅子の片付けを始めていました。椅子は中学生で片付けるからいいよ。と言ったら、椅子を置いて、トンボがけを始めました。相手のコーチが促したわけではありませんでした。その小学生は今、Jクラブのエリートコースに通っているそうです。ただ、初めから上手なのかと言えばそうではなく、去年は3つのJクラブ全て不合格だったそうです。今、自分ができることを考え、行動した結果大きく成長したのだと思います。とんぼをかけるとサッカーがうまくなるわけではありません。ですが、今できることを考え、行動に移すことのできる人はどんな分野でも成長すると思います。率先して行動に移せる集団になってほしいです。