自然と文化のある暮らしを目指した活動記録
とりとめもない日々に彩りを添える日記
北アルプス立山連峰北部周遊2日目(雷鳥沢~剣沢)
1日目からの続きです。
この日も朝から雨。雷鳥沢ヒュッテからスタートです。

朝食は質素に。雷鳥沢の水がもしかして届いてないのでしょうか。

雨が降っても歩けるように万全の装備を持ってきていますが、最初から雨のときは歩き始めないことにしています。雨の装備はあくまで緊急用。そういうわけで、朝風呂へ。

こちらの温泉は正真正銘の100%源泉掛け流し。

これまでいろいろな山の湯に入ってきましたが、ここの湯は泉質といい景色といい、本当に素晴らしいです。まさに極上の湯。

雨が止んだので出発。もう他のお客さんは誰もいなくなっていました。

テント村を通過して奥の山に登ります。剱岳方面へ。

さすがに雨の中でテントは片付けられないようで、こちらはまだ大勢の人がいました。

テント村を過ぎると雷鳥沢を渡る橋があります。

とても丈夫に造られています。

水本来の色ってこうなのでしょう。雪融け水。会津娘の純米生酒・雪がすみの郷と同じ色をしています。

さすがは剱岳、週末の最寄の小屋はどこも満員。行ってから断られたのではたまりません。幸いなことにこの日は火曜日でした。槍ヶ岳と剱岳は週末を外して行こうという作戦が見事にうまくいきました。

ここから登り始めます。傾斜が緩いのでウォーミングアップには最適。

振り返れば、雷鳥沢と地獄谷の風景がよく見えます。

さらに高いところへ。

上から下りてくる人たち。あとはもう下山するだけだからと、行動食のお菓子をもらいました。ありがたいことです。そして彼らはおそらく前日の悪天候の中、既に剱岳を制覇してきているはずです。まったく素晴らしいことです。

標高を上げるに連れて霧が濃くなっていきます。

ゆっくり休みながら歩いているうちに

剱御前小屋に到着。この小屋は剣沢・雷鳥沢・立山・大日岳などの主峰へ続く道が全て交差する要所にあります。

立山連峰北部の登山道はこんな感じ。

お約束のコーラ。これで直前2時間の疲労が全回復します。

お約束のチョコレート。これで直後2時間のエネルギーが完全に保証されます。

剱御前小屋からの雷鳥沢。

剱御前小屋全景。後方に見えるは立山連山への縦走路です。

休憩を終えると、剱御前小屋から北方へと続く剣沢を下っていくことになります。この沢は剱岳の麓の剣山荘まで続いていきます。

谷間の道は風が残雪に冷やされてとても気持ちがいいのです。

振り返って稜線に小さく見えるのが先ほどまで休憩していた剱御前小屋。あんなに小さく見えるということは、

剣沢キャンプ場に到着です。テントの人はここを拠点にして剱岳を往復するのです。

テント場を通過して剱澤小屋へ。

岩に屋根が隠された建築物を発見。

剱澤小屋に到着です。ここの小屋が大変な人気なのは、オーナーはこの界隈でとても有名な方だからだそうです。

そんな話を聞いた直後にまた大雨。剱澤小屋に到着した直後だったのでいいタイミングでした。雨が止むのを待って出発。目指すは剱岳の麓、剣山荘です。

剣山荘は左に見えるあそこ。剱澤小屋から30分くらいの距離にあります。

途中でちょっとした雪渓を通過。見上げる雪渓は迫力があります。

そうこうしているうちに剣山荘に到着。水が豊富でとてもきれいな小屋です。雨のおかげで前日に引き続きほとんど歩いていないわけですが、濃霧の剱岳に登るわけにもいかないので、この日の山歩きはこれでおしまいです。

真夏とはいえどもこの日は火曜日。人は少なめです。

コバイケソウが幻想的。

剣山荘の売店メニューはとても充実。

満寿泉吟醸、一合もっきりが枡にも満タンにこぼれて600円!下界の居酒屋より安いのです。

こちらは少し前に話題になった映画。日本地図で唯一の空白埋めるべく、剱岳の頂上へ挑んだ男たちの記録。装備が充実し、登山道が整備された今の時代でもそれなりに大変な山です。果たしてこの時代に登るのにはどれほどの苦労があったのか。

お約束のカップうどん、そして翌日の補給用のチョコレートを調達。

有り難いことに温水シャワーを使えます。石鹸やシャンプーは禁止ですが、それでも充分な満足。

その後、居合わせた若者たちと盛り上がり、ワインも注文。

夕食を済ませたらあとは寝るだけです。

のはずでしたが、深夜に目を覚まし、外に出てみれば2日間の悩みの種だった雨雲がすっかり晴れて快晴の空。星が手に届くほどの距離に見えてしばらくの間、時間を忘れて夜空を見上げてました。山小屋で長期働いてみたいと感じるのはこういうときです。
3日目に続きます。
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雷鳥沢ヒュッテ http://www.raichozawa.net/
剣山荘 http://www.net3-tv.net/~kenzansou/
この日も朝から雨。雷鳥沢ヒュッテからスタートです。

朝食は質素に。雷鳥沢の水がもしかして届いてないのでしょうか。

雨が降っても歩けるように万全の装備を持ってきていますが、最初から雨のときは歩き始めないことにしています。雨の装備はあくまで緊急用。そういうわけで、朝風呂へ。

こちらの温泉は正真正銘の100%源泉掛け流し。

これまでいろいろな山の湯に入ってきましたが、ここの湯は泉質といい景色といい、本当に素晴らしいです。まさに極上の湯。

雨が止んだので出発。もう他のお客さんは誰もいなくなっていました。

テント村を通過して奥の山に登ります。剱岳方面へ。

さすがに雨の中でテントは片付けられないようで、こちらはまだ大勢の人がいました。

テント村を過ぎると雷鳥沢を渡る橋があります。

とても丈夫に造られています。

水本来の色ってこうなのでしょう。雪融け水。会津娘の純米生酒・雪がすみの郷と同じ色をしています。

さすがは剱岳、週末の最寄の小屋はどこも満員。行ってから断られたのではたまりません。幸いなことにこの日は火曜日でした。槍ヶ岳と剱岳は週末を外して行こうという作戦が見事にうまくいきました。

ここから登り始めます。傾斜が緩いのでウォーミングアップには最適。

振り返れば、雷鳥沢と地獄谷の風景がよく見えます。

さらに高いところへ。

上から下りてくる人たち。あとはもう下山するだけだからと、行動食のお菓子をもらいました。ありがたいことです。そして彼らはおそらく前日の悪天候の中、既に剱岳を制覇してきているはずです。まったく素晴らしいことです。

標高を上げるに連れて霧が濃くなっていきます。

ゆっくり休みながら歩いているうちに

剱御前小屋に到着。この小屋は剣沢・雷鳥沢・立山・大日岳などの主峰へ続く道が全て交差する要所にあります。

立山連峰北部の登山道はこんな感じ。

お約束のコーラ。これで直前2時間の疲労が全回復します。

お約束のチョコレート。これで直後2時間のエネルギーが完全に保証されます。

剱御前小屋からの雷鳥沢。

剱御前小屋全景。後方に見えるは立山連山への縦走路です。

休憩を終えると、剱御前小屋から北方へと続く剣沢を下っていくことになります。この沢は剱岳の麓の剣山荘まで続いていきます。

谷間の道は風が残雪に冷やされてとても気持ちがいいのです。

振り返って稜線に小さく見えるのが先ほどまで休憩していた剱御前小屋。あんなに小さく見えるということは、

剣沢キャンプ場に到着です。テントの人はここを拠点にして剱岳を往復するのです。

テント場を通過して剱澤小屋へ。

岩に屋根が隠された建築物を発見。

剱澤小屋に到着です。ここの小屋が大変な人気なのは、オーナーはこの界隈でとても有名な方だからだそうです。

そんな話を聞いた直後にまた大雨。剱澤小屋に到着した直後だったのでいいタイミングでした。雨が止むのを待って出発。目指すは剱岳の麓、剣山荘です。

剣山荘は左に見えるあそこ。剱澤小屋から30分くらいの距離にあります。

途中でちょっとした雪渓を通過。見上げる雪渓は迫力があります。

そうこうしているうちに剣山荘に到着。水が豊富でとてもきれいな小屋です。雨のおかげで前日に引き続きほとんど歩いていないわけですが、濃霧の剱岳に登るわけにもいかないので、この日の山歩きはこれでおしまいです。

真夏とはいえどもこの日は火曜日。人は少なめです。

コバイケソウが幻想的。

剣山荘の売店メニューはとても充実。

満寿泉吟醸、一合もっきりが枡にも満タンにこぼれて600円!下界の居酒屋より安いのです。

こちらは少し前に話題になった映画。日本地図で唯一の空白埋めるべく、剱岳の頂上へ挑んだ男たちの記録。装備が充実し、登山道が整備された今の時代でもそれなりに大変な山です。果たしてこの時代に登るのにはどれほどの苦労があったのか。

お約束のカップうどん、そして翌日の補給用のチョコレートを調達。

有り難いことに温水シャワーを使えます。石鹸やシャンプーは禁止ですが、それでも充分な満足。

その後、居合わせた若者たちと盛り上がり、ワインも注文。

夕食を済ませたらあとは寝るだけです。

のはずでしたが、深夜に目を覚まし、外に出てみれば2日間の悩みの種だった雨雲がすっかり晴れて快晴の空。星が手に届くほどの距離に見えてしばらくの間、時間を忘れて夜空を見上げてました。山小屋で長期働いてみたいと感じるのはこういうときです。
3日目に続きます。
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雷鳥沢ヒュッテ http://www.raichozawa.net/
剣山荘 http://www.net3-tv.net/~kenzansou/
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