日本の南海上は乱気流だらけ

やはり今年の天気は異常気象と言わざるを得ない、理由は予測不能の気象状況だ。恐らく気象庁だろうが、天気予報士であろが、今後の天気を正確に予想することはできないだろう。今年は、桜の開花時期が自分の小学校入学と同じ時期まで遅れた、この気象の乱れを自然は把握できているだろうが、人間にはこの不可解な気象を理解出来ないと考える。

現在もグァム島やフィリピンの周辺には、熱帯低気圧の卵と言える渦が発生している。太平洋高気圧の勢力が大きいので、台風になっても西方向へ進むだろうが、桜の開花が遅れたように台風の襲来も一か月くらい遅れる可能性が大きい。恐らく忘れたころに大型台風が本州直撃と言うパターンも考えておかなければならない。ただでさえ、大地震が起きるとか、火山が噴火するとか、言われるなら台風の直撃が無いとも言えない。いまだに日本の南海上は、気温が２８度超のままなので、大型台風に成長することは簡単である。台風の襲来が遅くなると言うことは、上空に寒気が入っているので、大雨被害が多発することに他ならない。

 

ところで自民党総裁選の真っただ中であるのかもしれないが、国民が口出すところではないが、口出しをしたいとも思わない。足の引っ張り合いの総裁選で勝利しても、国際的なリーダーになれる人が今の候補者にいるのだろうか。たとえば昔からの三大課題とでも言おうか、北朝鮮拉致問題、沖縄米軍基地問題、北方領土返還問題、どれをとっても少しは前進があったと言う話は聞いたことがない。経済対策だとか少子化対策だとか、選挙に勝つために引っ張り出してくるが、前記の課題を解決しない限り関係国民はすっきりしないはずである。当事者には、それが第一優先課題なのである。

 

今日は、敬老の日と言っても周りは高齢者ばかり、高齢者が高齢者を敬う時代がやってきた。昔なら子どもが、隠居したおじいちゃんおばあちゃんにお祝いをしていたイメージを浮かべるが、今は働き続ける高齢者に敬意を表する時代かもしれない。

 

今日も関東から西側は相変わらず暑いが、北海道から東北までは大陸からの冷たい気流が勢いよく流れ込んできているので、一気に秋の季節に変わるタイミングがありそうだ。関東の上空３０００ｍの気温は、約１０度ほどに下がってきているため、秋雨前線が南へ今週末に移動すると、秋の気配が感じられる季節になる。