うちに可愛い猫がきました。
野良猫だったところを前飼い主さんが拾われて終生面倒みようと思っていたのに、家族が猫アレルギーになってしまい私が猫を受け継ぎました。
私は一昨年の大晦日に17年半飼っていた大型のメインクーンを亡くして、それからは将来自分が亡きあとに猫が生き残る可能性があると考え、とても猫を迎える気持ちにはなれませんでした。
メインクーンを飼い始めてからの17年半の間に街で拾って来た猫も3匹いました。
どの猫もうちで徐々にたくましくなり、幸せそうな顔をしてくれる場面がありました。
せっかく幸せになっても既に持っていた病気のせいであっけなく虹を渡ってしまい、それぞれの猫の顔を思い出すたび、私を信じながら逝ってしまったのだと健気な気持ちに涙がこぼれてきます。
今度来た猫は子猫の頃に人と接していなかったせいか、何か怯えていて人とはなるべく触れ合いたくないようです。
砂にちゃんと用を足して、出されたお食事を食べて、しっかり睡眠をとっていれば良し!です。
たまに人がいる所にふらっと現れるので、いちいちその度に新鮮な嬉しい気持ちになります。
子供の頃から今まで飼った猫の顔を思い浮かべながら、この猫を大切にします。