2013年9月21日(土)
5:00
今日はいよいよ東鎌尾根に挑戦!!
時間に余裕をもって、5時過ぎに大天荘を出発。
昨夜ヒュッテ大槍に宿泊予定で東鎌尾根を歩くと話していた女性は、先に出発したよう。
東側にはだんだん赤くなっていく空。
ずっと見ていたい・・・
名残惜しかったけど今日の行程を考えて歩きだしました。
大天荘からテン場を抜けて大天井ヒュッテを目指します。
テン場から先はザレ場の下り坂。
うす暗闇の中、足を滑らさないよう慎重にくだります。
ほどなくして、正面には槍ヶ岳と穂高岳が!
煌々とした月がまた何とも言えず、見入ってしまいます。
大天井ヒュッテの近くには牛首という展望所があるとのこと。
朝日に焼ける槍ヶ岳を見たい!
はやる気持ちに押されながら、先へと進みます。
中秋の名月と槍ヶ岳を眺めながら歩く道。
ずっとこの景色を見ながら歩けるなんて幸せ~
大天井ヒュッテが見えてきました。
目の前に見える山がもしや牛首?!
想像していたのとかなり違う・・・
イメージは、少し横に歩いたところにある場所でした・・・
ピンク色に染まっていく山なみ
でもここからだと槍ヶ岳や穂高連峰が隠れちゃう~
ここにきて自分の失敗に気がつきました。
もう少し手前で日の出を待てば良かった~!!
少し前までは槍ヶ岳と穂高連峰がバッチリ。
目の前の牛首展望台に登れば見られそうですが、間に合わなそう・・・。
(しかも登りがきつそう・・・)
それで結局どうしたのか?
はい、牛首展望台に登りました(笑)
大天井ヒュッテに着くと、外のベンチにヒュッテ大槍に泊まると話していた女性が座っていました。
時刻は5時半過ぎ。
もう日が差しているので、登っても間に合いそうもありません。
でも尾根の途中からでもいいから、赤く焼ける槍ヶ岳を見たい!
その一心で、小屋前に荷物をデポして、空身で牛首展望台を登りはじめました。
(ちなみに私がいた時に登っていた方は2名でした。槍ヶ岳を目指す人は朝に登らない?)
牛首展望台への道は、はじめから急坂。
この先の行程を考えると、あまりゆっくりできません。
急坂を若干早足で登り、朝から体力消耗。
でもこんな景色が見られると、ちょっと疲れが取れます。
途中で見えた右手側の景色。
真砂岳から鹿島槍ヶ岳へと続く山なみ。
裏銀座の後ろは立山かな?
左手側は穂高連峰
でもまだ全貌は見えません・・・。
振り返れば大天井岳とヒュッテまでの道。
左が大天井岳を巻く道、右が大天荘からの道。
5:48 牛首展望台
ぜいぜい息を吐きながら登ること15分。牛首展望台に到着!
槍ヶ岳に出逢えました~☆
でも穂高連峰は手前の山に隠れて全貌が見えず・・・。
結論 朝焼けの槍ヶ岳と穂高岳を見るなら、大天井岳か大天井ヒュッテに向かう道の途中が良し☆
でも槍ヶ岳やこれから歩くコース、裏銀座の山々が見られたので、これはこれで良かったです♪
牛首展望台から下山すると、大天荘で隣の布団だった女性がベンチにいました。
彼女は途中で朝やけを見たとのこと。とても素敵だったそうです。
まぁ今回は仕方ない。
気を取り直してとりあえず朝ごはん。腹が減っては歩けませぬ。
朝食後、西岳に向かって歩きます。
最初は山肌を巻くような感じの道を歩きます。
だんだん稜線が見えてきました。
朝日に染まるオレンジがかった景色がまた素敵☆
6:30 ビックリ平
某山番組で、びっくりするからビックリ平と言っていましたが、本当にその通り!
ポンっと稜線に出て、目の前には双六岳から続く裏銀座の山々。
ここまで展望があまりなかっただけに、この景色はご褒美のよう
さらに足もとには紅葉の絨毯。
こちらは登ってきた道。(ジグザグ気味の登りでこの先は左下に道があります)
稜線は紅葉が始まっていました。
青空の向こうには槍ヶ岳が待っているはず!
先へ進みます
期待は裏切られません☆
ビックリ平の少し先にはこの景色!!
しばし足を止めて眺めていました。
大パノラマを眺めながらの稜線歩きは、楽しいことこの上なし!
多少のアップダウンを繰り返しながら、西岳へと向かいます。
左手側には常念岳と蝶ヶ岳。
うっすらと富士山と南アルプス?も見えます。
西岳はそろそろ見えるかな~?
あと1.3キロか
ヒュッテから意外に遠く感じます。
大天井岳から歩いてきた道。
こう見るとそんなに歩いてないようにも思われます。
牛首展望台を朝から急ぎ足で登ったのが、足にきているのかも。
ちょっとバテ気味。
目の前に涸沢が見えてくると、心もち足取りが軽くなってきました。
目の前にニンジンをぶら下げた馬と同じ?!
再び見晴らしの良い場所にでました。
穂高岳がでかい! 手前に見えるのが西岳?
槍ヶ岳もバッチリ☆
真ん中のギザギザがこれから歩く東鎌尾根?
かなり下って登り返すように見えるのですが・・・。
歩いてきた道
見晴らしの良い場所から少し下ると、ヒュッテ西岳が見えてきました。
あと少しでヒュッテ西岳という地点で、西岳への分岐が現れました。
朝から牛首展望台に登り、若干バテ気味。
でも今回は槍ヶ岳は登ら無い予定。それなら西岳を登るろうかな。
ちょっと迷いましたが、荷物をデポして空身で西岳を登ることにしました。
途中にはシラタマノ木の実。
近くに見えるけどやっぱり登りは疲れます
空が青い~ 雲が無い~ 疲れたら景色を見て気を紛らわすのがよし。
8:00 西岳
登りは辛いけど、登ったらこの景色☆
しかも頂上独り占め
西岳おススメです~(登る方は少ない?)
西岳の後は、ヒュッテ西岳で小休止。
これから歩くのが、ドキドキの東鎌尾根です。
食べて飲んで栄養補給と体力回復。
でも疲れはいまひとつ抜けきれません。西岳も登ったしな~。
1日目に続き、天気に恵まれた2日目。
いよいよ今回の旅の最大の難所が始まります。
~その4に続く~
5:00
今日はいよいよ東鎌尾根に挑戦!!
時間に余裕をもって、5時過ぎに大天荘を出発。
昨夜ヒュッテ大槍に宿泊予定で東鎌尾根を歩くと話していた女性は、先に出発したよう。
東側にはだんだん赤くなっていく空。
ずっと見ていたい・・・
名残惜しかったけど今日の行程を考えて歩きだしました。
大天荘からテン場を抜けて大天井ヒュッテを目指します。
テン場から先はザレ場の下り坂。
うす暗闇の中、足を滑らさないよう慎重にくだります。
ほどなくして、正面には槍ヶ岳と穂高岳が!
煌々とした月がまた何とも言えず、見入ってしまいます。
大天井ヒュッテの近くには牛首という展望所があるとのこと。
朝日に焼ける槍ヶ岳を見たい!
はやる気持ちに押されながら、先へと進みます。
中秋の名月と槍ヶ岳を眺めながら歩く道。
ずっとこの景色を見ながら歩けるなんて幸せ~
大天井ヒュッテが見えてきました。
目の前に見える山がもしや牛首?!
想像していたのとかなり違う・・・
イメージは、少し横に歩いたところにある場所でした・・・
ピンク色に染まっていく山なみ
でもここからだと槍ヶ岳や穂高連峰が隠れちゃう~
ここにきて自分の失敗に気がつきました。
もう少し手前で日の出を待てば良かった~!!
少し前までは槍ヶ岳と穂高連峰がバッチリ。
目の前の牛首展望台に登れば見られそうですが、間に合わなそう・・・。
(しかも登りがきつそう・・・)
それで結局どうしたのか?
はい、牛首展望台に登りました(笑)
大天井ヒュッテに着くと、外のベンチにヒュッテ大槍に泊まると話していた女性が座っていました。
時刻は5時半過ぎ。
もう日が差しているので、登っても間に合いそうもありません。
でも尾根の途中からでもいいから、赤く焼ける槍ヶ岳を見たい!
その一心で、小屋前に荷物をデポして、空身で牛首展望台を登りはじめました。
(ちなみに私がいた時に登っていた方は2名でした。槍ヶ岳を目指す人は朝に登らない?)
牛首展望台への道は、はじめから急坂。
この先の行程を考えると、あまりゆっくりできません。
急坂を若干早足で登り、朝から体力消耗。
でもこんな景色が見られると、ちょっと疲れが取れます。
途中で見えた右手側の景色。
真砂岳から鹿島槍ヶ岳へと続く山なみ。
裏銀座の後ろは立山かな?
左手側は穂高連峰
でもまだ全貌は見えません・・・。
振り返れば大天井岳とヒュッテまでの道。
左が大天井岳を巻く道、右が大天荘からの道。
5:48 牛首展望台
ぜいぜい息を吐きながら登ること15分。牛首展望台に到着!
槍ヶ岳に出逢えました~☆
でも穂高連峰は手前の山に隠れて全貌が見えず・・・。
結論 朝焼けの槍ヶ岳と穂高岳を見るなら、大天井岳か大天井ヒュッテに向かう道の途中が良し☆
でも槍ヶ岳やこれから歩くコース、裏銀座の山々が見られたので、これはこれで良かったです♪
牛首展望台から下山すると、大天荘で隣の布団だった女性がベンチにいました。
彼女は途中で朝やけを見たとのこと。とても素敵だったそうです。
まぁ今回は仕方ない。
気を取り直してとりあえず朝ごはん。腹が減っては歩けませぬ。
朝食後、西岳に向かって歩きます。
最初は山肌を巻くような感じの道を歩きます。
だんだん稜線が見えてきました。
朝日に染まるオレンジがかった景色がまた素敵☆
6:30 ビックリ平
某山番組で、びっくりするからビックリ平と言っていましたが、本当にその通り!
ポンっと稜線に出て、目の前には双六岳から続く裏銀座の山々。
ここまで展望があまりなかっただけに、この景色はご褒美のよう
さらに足もとには紅葉の絨毯。
こちらは登ってきた道。(ジグザグ気味の登りでこの先は左下に道があります)
稜線は紅葉が始まっていました。
青空の向こうには槍ヶ岳が待っているはず!
先へ進みます
期待は裏切られません☆
ビックリ平の少し先にはこの景色!!
しばし足を止めて眺めていました。
大パノラマを眺めながらの稜線歩きは、楽しいことこの上なし!
多少のアップダウンを繰り返しながら、西岳へと向かいます。
左手側には常念岳と蝶ヶ岳。
うっすらと富士山と南アルプス?も見えます。
西岳はそろそろ見えるかな~?
あと1.3キロか
ヒュッテから意外に遠く感じます。
大天井岳から歩いてきた道。
こう見るとそんなに歩いてないようにも思われます。
牛首展望台を朝から急ぎ足で登ったのが、足にきているのかも。
ちょっとバテ気味。
目の前に涸沢が見えてくると、心もち足取りが軽くなってきました。
目の前にニンジンをぶら下げた馬と同じ?!
再び見晴らしの良い場所にでました。
穂高岳がでかい! 手前に見えるのが西岳?
槍ヶ岳もバッチリ☆
真ん中のギザギザがこれから歩く東鎌尾根?
かなり下って登り返すように見えるのですが・・・。
歩いてきた道
見晴らしの良い場所から少し下ると、ヒュッテ西岳が見えてきました。
あと少しでヒュッテ西岳という地点で、西岳への分岐が現れました。
朝から牛首展望台に登り、若干バテ気味。
でも今回は槍ヶ岳は登ら無い予定。それなら西岳を登るろうかな。
ちょっと迷いましたが、荷物をデポして空身で西岳を登ることにしました。
途中にはシラタマノ木の実。
近くに見えるけどやっぱり登りは疲れます
空が青い~ 雲が無い~ 疲れたら景色を見て気を紛らわすのがよし。
8:00 西岳
登りは辛いけど、登ったらこの景色☆
しかも頂上独り占め
西岳おススメです~(登る方は少ない?)
西岳の後は、ヒュッテ西岳で小休止。
これから歩くのが、ドキドキの東鎌尾根です。
食べて飲んで栄養補給と体力回復。
でも疲れはいまひとつ抜けきれません。西岳も登ったしな~。
1日目に続き、天気に恵まれた2日目。
いよいよ今回の旅の最大の難所が始まります。
~その4に続く~