研修医の部屋 ブログ版

研修医と指導医による日々のブログ

冬到来

2011年01月04日 | 佐藤 嵐先生

新年あけましておめでとうございます。

どうやら学問的内容を増やしていく方針らしいので、ちょっと学問的に。

トップの写真ですが、スノーボードの板です。

せっかく会津に来たので新しく板を買ってみました。

左側が今まで使っていた板、右側が今回購入した板です。

板の買い替えは高校の時以来な気がします。

今までの板には長いことお世話になりました。

「板が折れても仕方ないような滑り」を楽しむ時には左側の板を使おうかと思います。

 

さて、左右の板ですが、何が違うのかといいますと、板の硬さなども違いますが、最も違うのは板の「そり方」です。

知っている方には、「ロッカーボード」と言えばわかると思います。

今までのボードは板の中央部分が雪面から浮いているような状態のもの(キャンバー)だったのですが、

写真右の新しいボードはロッカーボードと言われ、中央部分が雪面についたようになっています。

細かい分類はさておき、

このロッカーボードの方が、クルクル回ったり飛んだり跳ねたりしやすいらしいです。

それ以上に大切なのは、逆エッジがかかりにくいということで転倒しにくいらしく、初心者にもオススメ(らしいです)。

ただし、カービングはしにくいらしいです。

まだ新しい板は試してないのでわかりませんが、そんな感じの違いがあるらしいです。

 

ということで、これから初めてボードを買う方にはロッカータイプがオススメというわけです。

以上、スノーボードの板について学問的(?)に語ってみました。

 

さて、なんで板について言ったかというと、「転ばなければ怪我も少なくなるだろう」ということからです。

スノーボードは怪我をしやすいと言いますが、悲惨なケガの一つに会陰裂傷(血腫)があります。

まずは下の写真を御覧ください。

バインディング(ビンディング)に注目してください。

写真の上側(左足側)のバインディングのハイバックが立っていますね?

ちなみに下側(右足側)はたたんでいます。

会陰裂傷(血腫)は、リフト乗降時にハイバックを立てたままにすることによって最も起こるらしいです。

つまり、乗降時に転倒し、このハイバック部分にドスンと尻餅をついた形になってしまうわけですね。

想像しただけで悲惨です。

そんなわけで、みなさん、ハイバックはたたんでリフトに乗りましょう。

自信のない方は板を外しちゃってください(笑)

それかひたすらゴンドラで。

 

結局、イイタイコトは、

どんなに注意しても怪我するときはする!

ということです。

 

 

P.S.

誰か一緒に雪山いきませんか?

ご連絡お待ちしております。


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