前回の日記に「おめでとうメッセージ」を下さった皆さん、ありがとうございました
たくさんの方にメッセージを頂いて・・・大変うれしかったです!!
本当は一人一人にお返事を・・・と思ってたのですが、やはりまとめてPCに向かう時間がなかなか確保できず

この場を借りてお礼をさせてください
本当にありがとうございます!!
さて、6月24日に出産に至るまでの詳細を綴っていきたいと思います!
6月22日、いさパパ準夜勤から帰宅。私はパパの帰宅を待ちながら「まーだだよ!」の記事をブログにアップしていました。
パパと「いつ生まれるかねぇ・・・」なんて話しながら「もう、生まれてもいいよね!休暇を有効に使うには休み突入早々に生まれて欲しいよね♪」なんて話しながら過ごしてました。
寝る前には「もういいよぉぉっ!おいでぇ!」って言いながらふざけ半分に子宮収縮効果がある「乳首マッサージ」をしてみました。
まさかそんなマッサージじゃ「予定日遅れる」レッテル貼られたわが子はビクともしないだろうと。
しかーしベッドに入るころ「あれれ?なんだか今までと違うタイプの張り?!結構断続的に来てる気がするなぁ・・・。」な状態に。
まだまだ我慢できる程度で「まだまだ、こんなもんじゃ。」と思いながらも痛くなると気になって眠れない。ベッドで痛みの間隔を測ってみると15分くらいで規則的にやってくるではないの!
そう思ったら全然眠れなくて、痛み間隔を見ながらリビングでニュースを見ながら朝を迎えたのです。
ベッドを抜け出す際パパに「結構痛いかも・・・規則的に来てる気がする」なんて伝えたもんだから、パパも気にして朝早い時間にリビングに起きてきました。
せっかく痛くなってるんだし、このまま遠のいて「何だったんだろう?」になっては悲しいので、「ドンドン来るがいいっっ!」と思い、日中はいさとパパと近くのスーパーや田んぼ周辺を張り切って散歩しました。
階段昇降が陣痛を呼ぶ!と聞いたので、マンションの階段を1階から7階まで何度か往復。
さぁ来い来い!陣痛!!と勢いついてきたころ昼食を食べるころには「あれ?何だか痛くないぞ。」に。
しかも寝不足もあり・・・眠い眠い

今後の展開を読めないだけに、備えて昼寝をすることにしました。(昼寝できちゃうくらいのショボイ痛みしかなかったのです

)
昼寝から覚めるとまた規則的な痛みが来ました。
こうなるといつ病院に連絡するか、いつ母親を呼んでいさの世話をバトンタッチするか・・・ソワソワ

。
自分的に痛くても病院に行ったら「マダマダ!家に帰っていいわよ!」なーんて言われちゃ悲しすぎる。「オオカミが来たぞぉぉ!」の少年もとい「オオカミ妊婦」にはなりたくない!と思い粘れるだけ粘ろうと
夜6時頃になるといよいよ規則的になってきて、痛さもそこそこ。これはそろそろだと思い夕飯を食べて出産に備えようと家族で夕飯を食べました。
食べてる最中も「イタタターッ!」な感じ。食べ終わったら母親に来てもらい、病院に連絡しようと決定。
パパといさで夕食後母親を実家に迎えに出発!「まだ産まないでね!」とパパ。
その間私は何だか冷静で、痛みの間歇に夕飯の片付けを済ませ、シャワーを浴び、いい陣痛が来るように!と部屋をウロウロ散歩・・・。
そんなこんなで母親到着。
すかさず病院に電話し、6分間隔で痛みがあることを伝えると助産師さんは「6分?!6分ですか?」とちょっと驚き口調でした。入院セットを持って来てくださいと言われ、バタバタと支度しました。
いさもソワソワ落ち着かない雰囲気、一緒に病院に行けない事が分かってギャン泣き
「ママ頑張って赤ちゃん産んでくるね!!」と伝え母親にバトンタッチ!
パパと病院に向かいました
病院までは車で5分位。到着すると用意された服に着替え、まずは内診とモニター付ける事に。
内診してもらうと「4センチ位開いてるね~。子宮口もすごーく柔らかい!いい時に来てくれたよー!」と助産師さん。
しかしモニターを付けると痛みは・・・あれ?大したこと無い?全然波形が緩やか。
「お家にいたときのほうがいいのが来てたんじゃない?」と助産師さん。
「ははは・・・。何だか全然ですね(苦笑)」いさママ。
モニター付け終わり「旦那さん立ち会い?どうする?このまま付き添うなら陣痛室で一緒にいても良いし、一回帰るならママはとりあえず安静室だし。」
パパと相談し翌日の日勤勤務もあり少しでも休んだほうがいいこと、いさのことも気になるからと一度帰ってもらって、ギリギリまで粘ろうということになる。
(このとき「私はもう帰れないんですよね?入院ですよね?」と看護師さんに聞くと「あなた様に今帰られたら、私たち仕事も手に付きませんよぉ。ソワソワでございますぅ。ママは入院ですよぉ。」と笑われる。ハハハ、バカな質問しました

)
安静室に移動後は余裕でテレビを見ていられるくらい。月9&スマスマ見てヘラヘラしてました。あぐらかいてたほうが良いよと言われたのでそのとおりにしつつ、痛みが来たら深呼吸で間歇待ち・・・。
様子を見に来た助産師さんに「エライエライ!ちゃんと起きてたかぁ!」と言われ、内診してもらうとさっきより進んでると。
やっぱり経産婦!開き始めると早いですね。「進展なし」はありませんでした。
そこの相談で痛みが5分間隔切ったらパパを呼ぼうということになりました。
そのつど経過をパパにメールで報告。パパも休もうと思っても落ち着かないらしい。
5分間隔切ったのはその後すぐ。パパを家から呼んで一緒にナースステーションへ。
内診を終え陣痛室で待機。そのとき時計は23時くらい。
パパは「やっと出番!」とばかりに痛みのたびに腰を擦ってくれたり、痛みに耐える私の手を握ってくれたり。(余りに強く握るから「お、折れる!」って)
そうしてるうちに痛みは結構強くなってきて自分でも抑えられず、思わず声が漏れるまでに。
「段々いさの時の出産を思い出してきた・・・(苦笑)。」とパパ。
分娩室にいた助産師さんも「だいぶ痛そうになってきたねと。」
内診するたび「ちゃんと進んでるよ!頑張るんだよ!」と励まされると、ゴールは近いぞ!と思えました。
痛みに耐えること2時間。時計は2時頃。眠さも限界が来て、間歇の間にウトウト。
でもいくらも落ち着けないうちに次の痛み。痛みのたびにベッドのバーをグイグイ押してた私。
お尻にも力が入るようになってきて、いきみ逃しもきつくなってきた。パパにテニスボールでお尻を押してもらってた。パパも疲れたのか合間でウトウト。
ここに来てまた痛みの間隔が開いてきて私はテンションダウン。
まだまだ産めないのか、いつまでこの辛いのが続くのか、早くゆっくり眠りたい、朝から出勤のパパにも迷惑かけたくない!そう思うと悲しくなってきました。
そこに登場助産師さん。「寝れるのならなら少しでも寝なさい。そのほうがリラックスできるし、体力も温存できるよ。パパについてもらって歩いてきてもいいし。」
「ちゃんと進んでますか?辛くて、焦るし。」酷いことに私は弱音を吐いてしまいました。
「嫌になっちゃった?今おまけで8センチ位。ちゃんと進んでるよ。ここまで来たんだもん。焦ってもしょうがないじゃない?もう少しだよ、頑張ろう。・・・今痛い?破水しそうだなぁ。」
そう言ってまた別室へ去っていった助産師さん。
ベッドに横たわり次の陣痛を待っていました。
どんどん痛みの波が来たのが分かる。
いたいいたいいたーい!
パシャッッ
ぬるい羊水が出てきたのが分かりました。
「破水した!!」パパに言うと「本当に破水?ナースコール押す?」と。
「(痛みに耐えながら)本当に破水!!!待って痛みが去ってから自分で言う!」
破水したことを伝えると助産師さんがバタバタとやってきました。
「よかったー!歩きに行かなくて良かったねぇ!これで一気に進むよ。もう分娩台移動するから。」
内診後ヨロヨロと痛みの合間に分娩台に移動。
はぁ・・・これで産める・・・と思う反面、いさを産んだ時の促進剤を使った痛みに比べると「こんなのでいきめるのか?」と思って不安にもなりました。
バタバタと出産に向けての準備が進みました。点滴、導尿・・・その他もろもろ。
「ほぼ全開大。」そう言うのが聞こえて「次の痛みからいきんでみよう。2回大きく深呼吸して3回目吸い込んでそこで止めるっ!そこでいきむよ。いいね。」
教えてもらった通りいきむも、自力でいきむのが辛くてうまくいきめない。
(だって促進剤はにっちもさっちもいかないくらいの痛みが押し寄せて、いきまずにはいられなかったんです)
「声出さないよ!」「はい、深呼吸・・・止めてっっ!」「もう一回吸い込んで・・・止めて!」
あらゆる場所から指示が飛んでくる。もう一回頑張っていきめと言われるも息が持たなくてあきらめると横の看護師さんが「まだお腹張ってるよ!頑張って!」と。
パパも「○○○(私の名前)頑張れ!」と。
頑張れません・・・どういきんだらいいのかよく分からないんですもの。
でもいきまないと出てこないんだ、ベビに会えないんだ。そう思って必死だった。
背水の陣、正にそんな感じ。
そうこうしてる間に痛みも最高潮。私はパニックに陥り、冷静さを失ってました。
痛みが落ち着いてる間は深呼吸なのに「いだーーーい!いだいよぉぉぉ!」と叫びまくり。叫びまくったのですよ。マジで。
「○○さん!しっかりして!深呼吸だよ!落ち着きなさい!しっかり!私の目をみなさーい!」
「赤ちゃんの心音聞いて!(モニターから聞こえるようになってます)赤ちゃん苦しいよ!深呼吸!」
分かってる、分かってるけど・・・無理です。何回かこのひどい状態が続いた。
助産師さん、作戦変更したのか、痛いときは短い呼吸で超えて、痛くないときにいきんでみようと。(多分私が痛いときにいきむとパニくるから?)
そうすると意外と冷静になれたのです。もちろんめちゃくちゃ痛いけど。
頭が股の間にはまってきたのが分かりました。
「もう頭出てくるからね。引っ込まなくなってるから。」
その後いきむこと数回・・・ヌルッとした感覚。
うわぁ!生まれた!
「臍の緒巻いてる!」とパパ。
足元で吸引のズズズーっていう音が聞こえ「ホエェェ!」という産声が聞こえました。
助産師さん「今抱っこさせてあげるからね!パパ!カメラはカメラ!」
パパ「あ・・・あっちの部屋(陣痛室)。」
助産師さん「なにしてんのぉ!早く早く!取っておいで!」
パパダッシュ!!
赤黒いべビが私のおなかにやってきた。
かわいい!!あったかい!やっとあえたぁ!

すごい色でしょ?私のお腹の上にのってます
そんな感じでした。パパは横で記念撮影。
しかしベビさん、へその緒グルグルだったせいか、呼吸状態悪い。
SaO2モニターを付けられ、酸素をシューシュー音がするぐらい使われてる。
産後の私の処置が終わるとその間外で待機だったパパが戻ってきた。
やっぱり我が子のそんな不安定な状態が気になったらしく「ちょっと僕様子見ててもいいですか?」と。
立ち会い用の白衣を着て、オープンクベース(ベビさんが置かれているベッド)の前に張り付いて、モニターつけ直したり、聴診器当てたり・・・。
まるで仕事してるみたいで・・・笑えました。
頼もしかったけどね。逐一分娩台の私にベビさんの状況を教えてくれて。
その後もベビさんはイマイチ落ち着かず・・・念のため保育器に入れると。
私は大きな出血もおきず(いさの時出血多かったので、そういう人は要注意なんだって)無事2時間の分娩台安静を終え、自分の部屋に戻りました。
パパはその後一度家に戻って、また私のところに寄って保育器のベビと私の様子を見て日勤へ出勤!
2人目は後陣痛が痛いって聞いてたけど本当でした。
やっと眠れると思ったのに、興奮して眠れない!!!
そしてそして、心配&楽しみにベビの誕生を待っててくださった皆さんに出産しましたという一斉メールを送信。
分娩所要時間は9時間7分。いさのときは23時間15分だったので、それに比べれば早いですね。
ダラダラと書き綴ってしまいました。これから出産を控えてる友達にはあまりお手本にならない大騒ぎ出産でしたね(笑)
私の隣で産んでた初産の方はメチャクチャ静か~~でした。産んでるの??って位。後ほど「うるさかったでしょ?ごめんね!」と謝らせていただきました。
長文お付き合いいただきありがとうございました。
私の出産の間、家でがんばってたいさの事はまた次回書かせていただきます

保育器の中にいる娘です