



◆落合監督 インタビュー
やっと、2004年から、ホークスと日本シリーズをやるというのを思っていましたから、
今年達成できるのはうれしいです。
(チャンピオン同士の対戦となるが?)これが一番いい形だと思います。
(CSについては)私はただ見守っているだけで、選手はのびのびとやってくれたと思います。
周りは、シーズン中にヤクルトとナゴヤドームでやっている戦いを想像しているでしょうけど、このクライマックスは別物ですから。
大変な試合になるだろうと覚悟していました。ゲームセットと言うまでは勝った気がしていなかったですね。
(選手たちはいつも通りだった?)いつもよりテンションが上がっていたと思います。
その良い例が今日の吉見でしょ。就任してから、吉見のこんな良いピッチングを見たのは初めてでした。
(野手たちも吉見を支えたが?)これはみんなの力だと思います。誰一人欠けてもできなかったんでしょうね。
素晴らしい選手に恵まれました。ありがとうございます。
(8年間で5回、日本シリーズに導いているが?)
コーチと、選手と、それを支えたスタッフ、みんなの力だと思います。私は大したことをしてません。
(日本シリーズに向けて)明日ゆっくり休ませたいと思います。それから考えます。
◆落合監督 試合後
(6回、ランエンドヒットで井端が本塁打について)
選手が勝手に動いた。オレは見てただけです。選手に任せておけばいいでしょう。
(CSに向けての調整はうまくいったか?)
誰を相手に話してるの? プロ野球選手だぜ。
どういう状況に置かれているかは彼らがしっかり分かっている。
それを知っていないでプロ野球選手を語っちゃいけない。
吉見なんてオレが見た中で最高のピッチングをしたんだ。
(リーグ優勝した福岡ソフトバンクとの日本シリーズについて)
2004年からの約束が守れた。 王(貞治)さんとの約束があったから。
チャンスはあったけど、向こうも勝ち上がれなかったり、こっちも勝てないでいたから。
◆井端選手
(6回の本塁打について)
できれば一、三塁や二、三塁にできたらいいと思っていたので、 入った瞬間戸惑いました。
結果的に点が取れて良かったですね。
(スタンドに入る瞬間は?)
あんまり見ていない。パニックでした。
打った瞬間ヤバいと思って。人間、予想外のことが起こるとパニックになりますね。
◆吉見選手
結果的に抑えられて良かった。今日は投げ切りたいと思って、最後まで自分のピッチングができたかなと思う。
(8回のマウンドで落合監督とどんな会話を?)
『どうだ?』って聞かれたので、『いきます』って。抑えた後のガッツポーズ? 無意識です。
(中3日の先発について)初めての経験だったので分からない部分もあった。
祭りだと思って、でも気負い過ぎず、冷静に一人ひとりといつも通りの気持ちですね。
ネルソンがああいう状態だったので、中3日もあるかなと思って。対応できるようにしていました。
(日本シリーズについて)
相手も違うので。(昨季は)すごい悔しい思いをしたので。
今年はやり返したいと思いますけど、そんなに意識せず、いつも通りやりたいと思います。
