たまにはお薦めCDなんぞを紹介しようと思いいろいろ探していたら懐かしい1枚を発見。
■グローヴァー・ワシントン Jr.「Winelight」(1980年作品)
自分が中学生の頃知り合いの大学生のお兄さんに洋楽をいろいろカセットにダビングしてもらっていたのですが、その中にこの1枚がありました。
当然、当時は全くGrover Washington Jr というサックス奏者の事は知りませんでしたがこのアルバムの1曲目からとても大人な雰囲気で甘く切ない旋律が妙に心に染み入ったのを覚えています。
そしてこのアルバムは学生時代の私のヘヴィーローテーションになり、部屋の照明を落としてはVictorの“ロボットコンポ”の前で一人この甘く切ないメロウな音色に酔っていたのでした(笑)。
時は流れCDがメインになりカセットも聴かなくなってからはこのアルバムの存在も消えていったのですが先日たまたまHMVで見つけてからまたあの頃の記憶が呼び覚まされ、今また聴き込んでいるわけです。
今聴いても色褪せること無い名曲が詰まったこのアルバムは全6曲と収録曲は少ないですが1曲1曲の出来がすばらしく、まさに名作と呼ばれるにふさわしい1枚といえます。
今思えば自分がサックスの音色が好きになったのはこのアルバムからだったと改めて気づきました。
<収録曲>
1.Winelight
2.Let it flow
3.In the name of love
4.Take me there
5.Just the two of us
6.Make me a memory
夜のドライブにもピッタリなお洒落な大人の音楽、若い人にも是非聴いてもらいたいアルバムです。
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