地下駅から地上に出ると、太陽の眩しい光の代わりに、
家に帰りまったりタイムの人々の部屋の明かりで構成された、オレンジ色や白色の夜景が広がっていた
今日の夜から働いて、明日の朝に家に帰る
昨日の夜から働いて、今日の朝に家に帰る
どっちが正しいのだろう
どっちも同じことだ
時々夜に働くと、一日の境目が分からなくなる。
今日は昨日と明日、どちらに含まれるのだろうと
占いだったら昨日のこと?明日のこと?
改めて、1日に境目なんてないことに気付かされる
朝に新しい一日が始まって、夜に一日が終わるなんて、
私たち人間が勝手に決めたことに過ぎない。
いつだって一日は地続きで、
昨日も今日も明日も「今」の連続で繋がっている
今、目の前の状況は、昨日の自分が作りだしたもの
今の行いが未来を創る
そう考えると怠けていては、同じ日々が続いてしまうことを思い知らされ、
努力の大切さを思い知らされる。
それでもやっぱり太陽の光を浴びると一日の始まりを感じるし、
気持ちもリセットされ、まだはじまったばかりの今日のために頑張りたくなるものだ。
そんなことを考えていたら、
電車窓から見える空がピンク色に染まっていた。
さぁ、今日も一日がはじまる