みなさん。こんにちは。
セバスチャンです。
さて、本日は無垢と集成材の特長と実際に建築の際のカットについて
お話したいと思います。
最初に無垢材です。私は無添加住宅を推奨してますので、大いに無垢材を
おすすめします。
無垢材は流通する際は「製材品」と呼ばれています。「製材」とは原木を
製造・加工する事を指します。JASでは針葉樹製材(構造用製材・
造作用製材・下地用製材・枠組壁工法構造用製材)、広葉樹製材、耳付き板、押角、
薄板、建具、キリ材に区分しています。

その無垢材ですが、割れや収縮などの変形はあるものの、木の存在感と
木本来の質感と経年と共に味わいのある魅力を持っています。
ひび割れが発生する事もありますが、多少のひび割れは強度的に問題はありません。
無垢材の場合、多少、割れが起こったり変形するものだと認識してもらいたいです。
それ以上の無垢材の持つ魅力を生かし、味わうことのできる住宅を
私は造っていきたいと思います。
逆に木材をスライスして揮発性有機溶剤である接着剤によって貼り合わせたものが
集成材です。集成材は乾燥収縮による寸法が狂い難いと言われています。

ただここで問題です。この乾燥収縮に長期間でみた場合どうなんでしょうか
無垢材はもちろん乾燥収縮はします。それも木全体でですから、木その物の繊維が
痛むわけではありません。
では、反対に集成材は乾燥収縮しずらいのでしょう。それはしずらいのではなく、
接着剤によって収縮させないようにしているのです。そうはいっても幾重もの
貼り合わせられた個々の木は、個々では無垢材です。湿気によって乾燥収縮を
しようとします。それらの力が何年も何年も貼り合わせている接着剤に力を加えます。
その力を加えられた接着剤は何年もつのでしょうか
それを踏まえれば長持ちするのは無垢材だと私は思っています。
現に大阪万博にある住宅展示場の築30年のセンターハウスの修正柱は、その接着部分が
剥がれて割れてきています。ホントですよ。
次に合板です。
ほとんどの木造住宅で合板が使われています。
特に、構造用途の構造用合板は耐力壁や床下地など様々な部分で使用されています。
構造用合板の多くは針葉樹の合板です。
さて、では実際に骨組みを組んでいく際にその無垢材なり、集成材なり
をカットしていくのですが、その方法として大工がカットしていくのが
手刻み、コンピュータと機械によってカットするのがプレカットといいます。

これまでの家造りは、木造住宅の柱、梁などの構造部材は、手刻みといって
大工が手で木材に墨付をして切断・加工していた。しかし熟練した技術が
要求される上、時間と手間がかかるためプレカットがほとんどである。
手刻みでは、木材を大工が1本1本使う方向や木目をなどを確認し、
敷く仕口などの加工も工夫を凝らし組み立てていきます。
最近ではそれを出来る大工は少なくなりました。残念なことです。
ではそのプレカットの進め方を簡単にお話しします。
まず、意匠図と伏図、場合によっては軸組み図をプレカット工場に渡し、
それと共に施工図(プレカット図)を作成してもらいます。
その施工図を何度かチェックし内容が確定すれば加工していくようになります。
そしてプレカット用のCADと工作機械が連動しており、30坪程度の
ものなら1日あればできてしまうそうです。凄いものです。
機械で加工しますから、精度はかなり高いです。

しかしながら、組み立てやすくするために「ホゾ(接合部分)」を50㎜程度に
短くすることが多く、強度が十分期待できない場合もあるので注意が必要です。
以上です
次回は骨組みについてお話したいと思います。お楽しみに
では、また
【無添加住宅はライフステージへ。1,000万円台の無添加住宅ライフステージ。しっくいの家。自然素材住宅。健康住宅。神奈川無添加住宅のライフステージ】

セバスチャンです。

さて、本日は無垢と集成材の特長と実際に建築の際のカットについて
お話したいと思います。
最初に無垢材です。私は無添加住宅を推奨してますので、大いに無垢材を
おすすめします。
無垢材は流通する際は「製材品」と呼ばれています。「製材」とは原木を
製造・加工する事を指します。JASでは針葉樹製材(構造用製材・
造作用製材・下地用製材・枠組壁工法構造用製材)、広葉樹製材、耳付き板、押角、
薄板、建具、キリ材に区分しています。

その無垢材ですが、割れや収縮などの変形はあるものの、木の存在感と
木本来の質感と経年と共に味わいのある魅力を持っています。
ひび割れが発生する事もありますが、多少のひび割れは強度的に問題はありません。
無垢材の場合、多少、割れが起こったり変形するものだと認識してもらいたいです。
それ以上の無垢材の持つ魅力を生かし、味わうことのできる住宅を
私は造っていきたいと思います。
逆に木材をスライスして揮発性有機溶剤である接着剤によって貼り合わせたものが
集成材です。集成材は乾燥収縮による寸法が狂い難いと言われています。

ただここで問題です。この乾燥収縮に長期間でみた場合どうなんでしょうか

無垢材はもちろん乾燥収縮はします。それも木全体でですから、木その物の繊維が
痛むわけではありません。
では、反対に集成材は乾燥収縮しずらいのでしょう。それはしずらいのではなく、
接着剤によって収縮させないようにしているのです。そうはいっても幾重もの
貼り合わせられた個々の木は、個々では無垢材です。湿気によって乾燥収縮を
しようとします。それらの力が何年も何年も貼り合わせている接着剤に力を加えます。
その力を加えられた接着剤は何年もつのでしょうか

それを踏まえれば長持ちするのは無垢材だと私は思っています。
現に大阪万博にある住宅展示場の築30年のセンターハウスの修正柱は、その接着部分が
剥がれて割れてきています。ホントですよ。

次に合板です。
ほとんどの木造住宅で合板が使われています。
特に、構造用途の構造用合板は耐力壁や床下地など様々な部分で使用されています。
構造用合板の多くは針葉樹の合板です。
さて、では実際に骨組みを組んでいく際にその無垢材なり、集成材なり
をカットしていくのですが、その方法として大工がカットしていくのが
手刻み、コンピュータと機械によってカットするのがプレカットといいます。

これまでの家造りは、木造住宅の柱、梁などの構造部材は、手刻みといって
大工が手で木材に墨付をして切断・加工していた。しかし熟練した技術が
要求される上、時間と手間がかかるためプレカットがほとんどである。
手刻みでは、木材を大工が1本1本使う方向や木目をなどを確認し、
敷く仕口などの加工も工夫を凝らし組み立てていきます。
最近ではそれを出来る大工は少なくなりました。残念なことです。
ではそのプレカットの進め方を簡単にお話しします。
まず、意匠図と伏図、場合によっては軸組み図をプレカット工場に渡し、
それと共に施工図(プレカット図)を作成してもらいます。
その施工図を何度かチェックし内容が確定すれば加工していくようになります。
そしてプレカット用のCADと工作機械が連動しており、30坪程度の
ものなら1日あればできてしまうそうです。凄いものです。
機械で加工しますから、精度はかなり高いです。

しかしながら、組み立てやすくするために「ホゾ(接合部分)」を50㎜程度に
短くすることが多く、強度が十分期待できない場合もあるので注意が必要です。
以上です

次回は骨組みについてお話したいと思います。お楽しみに

では、また

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