みなさん。こんにちは。
セバスチャンです。
さて、今日は地盤調査についてお話します。
まずは、地盤調査方法です。
方法は3種類です。その3種類について説明しますね。
まずは、「ボーリング調査」(標準貫入調査なんても言います)です。
方法は地盤のサンプルを採取して、地層の構成を解るようにします。
具体的に地層ごとのサンプルを確認できるというメリットあります。
ただし、コストがかなりかかってしまいます。コンクリート造等の
中規模以上の建物を建てる場合はボーリング調査をする必要がありますが、
通常の木造住宅ではほとんど行いません。

次に「スウェーデン式サウンディング方式」(略してSWS方式)です。
25㎏、50㎏、75㎏、100㎏の4種類の重りを載せた先端がネジ状の棒で
25cm掘り下げるのに、ハンドルを何回転させたかによって地盤の強度を
推定します。約10mまで計測する事が出来ます。通常の戸建住宅の
場合は、ほとんどこの方法を採用して調査します。

最後は「表面波調査法」です。
探知機を2か所、地面に設置して、発信機から表面波を出して、その表面波の
伝わる速度で地盤の硬さを調べます。地盤が硬いほど地震波が早く進む性質を
利用した方法です。スウェーデン式サウンディング方式よりは、若干コストが
かかるため、あまり用いられる事なありません。

以上、これらの調査は、新たに建てる建物の四隅と中央の5か所以上で行います。
1か所だけだと、敷地全体の地盤状態が把握できない為です。
建物を建てて、建物が沈まない硬く頑丈な地盤を支持地盤というのですが
この支持地盤が傾斜している事が多く、その傾斜を把握できないので
5か所以上で行います。
そして、地盤調査を行うと、調査した位置と、調査位置ごとの地盤の硬さが
記された地盤調査報告書というものが調査会社から発行されます。
その報告書には、地盤の硬さを示す目安として「地耐力」というのがあります。
この「地耐力」とは、地盤の沈下に対してどのくらい抵抗力があるか、
その地盤がどの程度の荷重に耐えられるかを示す数値の事です。
その地耐力は報告書では「地盤支持力度(kN/㎡)」であらわされ、
木造住宅の場合は20kN/㎡以上が必要です。ちなみに当社は30kN/㎡を目安にしています。
先ほどの支持地盤とはこの事です。調査位置ごとに支持地盤の深さを確認し、
その地盤の深さによって地盤補強の方法について判断していきます。
さて、その地盤補強の方法ですが、それは次回、お話したいと思います。
お楽しみに。
では、また
【無添加住宅はライフステージへ。1,000万円台の無添加住宅ライフステージ。しっくいの家。自然素材住宅。健康住宅。神奈川無添加住宅のライフステージ】

セバスチャンです。
さて、今日は地盤調査についてお話します。

まずは、地盤調査方法です。
方法は3種類です。その3種類について説明しますね。

まずは、「ボーリング調査」(標準貫入調査なんても言います)です。
方法は地盤のサンプルを採取して、地層の構成を解るようにします。
具体的に地層ごとのサンプルを確認できるというメリットあります。
ただし、コストがかなりかかってしまいます。コンクリート造等の
中規模以上の建物を建てる場合はボーリング調査をする必要がありますが、
通常の木造住宅ではほとんど行いません。

次に「スウェーデン式サウンディング方式」(略してSWS方式)です。
25㎏、50㎏、75㎏、100㎏の4種類の重りを載せた先端がネジ状の棒で
25cm掘り下げるのに、ハンドルを何回転させたかによって地盤の強度を
推定します。約10mまで計測する事が出来ます。通常の戸建住宅の
場合は、ほとんどこの方法を採用して調査します。

最後は「表面波調査法」です。
探知機を2か所、地面に設置して、発信機から表面波を出して、その表面波の
伝わる速度で地盤の硬さを調べます。地盤が硬いほど地震波が早く進む性質を
利用した方法です。スウェーデン式サウンディング方式よりは、若干コストが
かかるため、あまり用いられる事なありません。

以上、これらの調査は、新たに建てる建物の四隅と中央の5か所以上で行います。
1か所だけだと、敷地全体の地盤状態が把握できない為です。
建物を建てて、建物が沈まない硬く頑丈な地盤を支持地盤というのですが
この支持地盤が傾斜している事が多く、その傾斜を把握できないので
5か所以上で行います。
そして、地盤調査を行うと、調査した位置と、調査位置ごとの地盤の硬さが
記された地盤調査報告書というものが調査会社から発行されます。
その報告書には、地盤の硬さを示す目安として「地耐力」というのがあります。
この「地耐力」とは、地盤の沈下に対してどのくらい抵抗力があるか、
その地盤がどの程度の荷重に耐えられるかを示す数値の事です。
その地耐力は報告書では「地盤支持力度(kN/㎡)」であらわされ、
木造住宅の場合は20kN/㎡以上が必要です。ちなみに当社は30kN/㎡を目安にしています。
先ほどの支持地盤とはこの事です。調査位置ごとに支持地盤の深さを確認し、
その地盤の深さによって地盤補強の方法について判断していきます。
さて、その地盤補強の方法ですが、それは次回、お話したいと思います。
お楽しみに。

では、また

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