阪神大震災

もうあれから11年も経つのですね。

私は高校生でその頃神戸には住んでは居なかったのですが,少し近いところに住んでいました。
普段ほとんど地震などない所でした。
なのにあの日の朝、その場所では信じられないくらいの大きい地震。
幸い本棚の本が落ちてきたくらいですみました。
そのまま学校へ行き、「今日の地震すごかったねぇ」くらいにしか話していませんでした。
朝のニュースでは全然被害状況が報道されていなかったので、大きい地震のわりに大した被害もなくすんだのだなぁと感じたのを良く覚えています。

お昼休憩のときに、職員室に行くと先生達が
「えらいことになってる」
大騒ぎしていました。


私は神戸に親戚や友人がすんでいたのでとっても心配でした。
幸い、友人も、親戚も無事だったのですが。
親戚はちょうど地震の１時間前、倒れたあの阪神高速を通っていたようです。
それを考えると本当に恐ろしい。

あの地震で友人の親戚は、結婚を控えた女性を亡くしました。

身近にそんな状況を目の当たりにして、テレビでみているあの惨状が嘘のようだったのが
現実のことなのだなと感じました。

小さい頃私も神戸にすんでいて、あの地震から1年後私も訪れてみました。
私の住んでいたところはまだ無事に建っていました。

でも、新幹線からみえる道路のあちらこちらにヒビがはいっているのをみてとても悲しくなり恐ろしくなりました。


あっという間にあれから１１年も経ったのですね。