世界中のみんながそうであるように、今日は俺にとっても特別な日。
頼んであった花束を受け取ると、カンインの家までタクシーを走らせた。
ルームナンバーを押してチャイムを鳴らすけど、応答なし。
きつきつのスケジュールで動いているんだから当然なことなんだけど、なんだか切ない。
手渡されたルームキーで簡単に入れるとはいっても、ドアを開けた瞬間こぼれるほどの笑顔に会えないのは…
仕方ないから、ダイニングテーブルに花束を置き、暇つぶしにテレビでもつけて待つことにした。
こんな日までこの時間か…くそっ
俺は急いで家まで車を走らせた。
ドアを開けると明かりがついている。
暗く冷たい家にばかり帰っている俺には、その明りがなんともうれしい。
兄さん…
目の中に飛び込んできたのは、ダイニングに無造作に置かれた花束とそこに突っ伏すように眠るイトゥク兄さん。
ごめん…もう日付変わっちゃったね…
顔にかかっているサラサラの髪にそおっと手を伸ばそうとした瞬間、兄さんの頬に一筋の涙が流れた。
俺はその涙を止めるべく、兄さんの頬に優しくkissして左手を取り両手で包み込むように握りしめた。
兄さんの隣に座り同じようにテーブルに顔をつけて兄さんを眺めてみると、なんだか少し笑ったような気がして心の奥があったかくなった。
こうやって少しでも兄さんの痛みを軽くすることができるなら…
そのことを兄さんが俺に望むなら…
これからもずっと傍に居たい。
隣から聞こえる豪快な寝息で目が覚めた俺は、なんだかとってもイイ夢を見ていたようだ。
ここ何日も寝付けずにいたのがウソのよう。
それもこのカンインの温もりのおかげだね。
泣き虫で頼りない俺だけど、これからもずっと傍に居てくれるかな…
ホントはそのことを伝えに来たけど…
まぁ、いいや。
お互い十分わかっていることだから。
頼んであった花束を受け取ると、カンインの家までタクシーを走らせた。
ルームナンバーを押してチャイムを鳴らすけど、応答なし。
きつきつのスケジュールで動いているんだから当然なことなんだけど、なんだか切ない。
手渡されたルームキーで簡単に入れるとはいっても、ドアを開けた瞬間こぼれるほどの笑顔に会えないのは…
仕方ないから、ダイニングテーブルに花束を置き、暇つぶしにテレビでもつけて待つことにした。
こんな日までこの時間か…くそっ
俺は急いで家まで車を走らせた。
ドアを開けると明かりがついている。
暗く冷たい家にばかり帰っている俺には、その明りがなんともうれしい。
兄さん…
目の中に飛び込んできたのは、ダイニングに無造作に置かれた花束とそこに突っ伏すように眠るイトゥク兄さん。
ごめん…もう日付変わっちゃったね…
顔にかかっているサラサラの髪にそおっと手を伸ばそうとした瞬間、兄さんの頬に一筋の涙が流れた。
俺はその涙を止めるべく、兄さんの頬に優しくkissして左手を取り両手で包み込むように握りしめた。
兄さんの隣に座り同じようにテーブルに顔をつけて兄さんを眺めてみると、なんだか少し笑ったような気がして心の奥があったかくなった。
こうやって少しでも兄さんの痛みを軽くすることができるなら…
そのことを兄さんが俺に望むなら…
これからもずっと傍に居たい。
隣から聞こえる豪快な寝息で目が覚めた俺は、なんだかとってもイイ夢を見ていたようだ。
ここ何日も寝付けずにいたのがウソのよう。
それもこのカンインの温もりのおかげだね。
泣き虫で頼りない俺だけど、これからもずっと傍に居てくれるかな…
ホントはそのことを伝えに来たけど…
まぁ、いいや。
お互い十分わかっていることだから。
あぁ~、もぉ~、せりかさんの所為ですごいかんとぅく祭りしたくなりました(爆)
あの二人、芹香的にはうきゃきゃな恋愛時代を超えた絆が見えるんですよね~。もっとドキドキ感があった方が楽しいんですが。
あ~ごめんなさいしか言えないや。