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最近気になっているトランス脂肪酸

2007-07-08 17:25:47 | 健康
外食産業でトランス脂肪酸(TFA)の使用を事実上禁止する条例が1日、ニューヨーク市で施行されました。

これはニュースなど報道でお聞き及びだと思います。

マーガリンとショートニング、ポテトチップス、クッキー、ケーキ、コーヒーに入れるクリーム、アイスクリーム、レトルトカレー、その他ジャンクフードといわれるものほとんどがトランス型油脂を含みます。

一般に出回っている精製油にも、トランス型脂肪酸はかなり含まれているそうです。

アメリカでは、ラベルに“partially hydrogenated”という表示義務があるので、油脂類を含む製品を買うときには確認できますが、日本ではこの表示義務もありません。

トランス脂肪酸を多く含む食品は悪性リンパ腫の原因になるという研究発表や、トランス脂肪酸の乳ガンとの関連、心疾患との関係なども明らかになっています。
多量に摂取するとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させ心臓疾患のリスクを高めるといわれ、厚生労働省も成人一日の摂取カロリーを2000kcalとした場合、2gまでが許容範囲内としています。
世界保健機関(WHO)などではTFAの摂取目安を、最大で1日あたり総エネルギー摂取量の1%未満としています。

そのトランス型脂肪酸は自然界にも存在しています。
天然由来のトランス型脂肪酸を含む食品は主に反芻動物の肉や乳に含まれていますのでバターやチーズにも含まれています。

以下に食品中のトランス酸の具体的数値を上げますので必要と思われる方はご参考になさって下さい。

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天然由来のトランス型脂肪酸(総トランス酸)含有量:脂肪酸中の平均値

・牛乳:4.6%
・バター:4.1%
・ナチュラルチーズ(牛):5.7%
・プロセスチーズ:5.6%
・練乳:4.5%

・牛肉:4.1%
・豚肉:0.6%
・鶏肉(ブロイラー):0.7%
・〃 (地鳥   ):0.7%
・馬肉:0.4%
・羊肉:10.2%
・かも肉:1.9%
・鹿肉:5.3%
・うずら肉:1.3%
・うさぎ肉:0.9%
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脂肪酸組成中の値ですので、肉類は脂身を避けることによりその摂取量を抑えることができます。

問題なのは不自然型のトランス脂肪酸だろうと考えていらっしゃる方。

いえ、そのような区別はありません。自然界と水素添加ともに、成分としては同じです。

ジャンクフードが大好物な方はほどほどにね!

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