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犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

咬みつきの抑制の重要性

2007-02-28 14:10:03 | しつけ
咬みつきの抑制ができない犬と一緒に暮らすというのは、信頼できない凶悪犯と一緒に暮らすことと同じくらいばかげたことだと思います。

仔犬のしつけでは、咬みつきの抑制がもっとも大切な事柄です。

咬みつきが抑制できない犬と暮らすのは不快で危険なことです。

ですから、咬みつきの抑制は絶対に幼犬期に身につけさせなければなりません。

咬みつきの抑制ができないまま成犬を迎えてしまった犬を矯正することは非常に難しく、危険なことです。

ですから咬む力が弱い仔犬のうちに、確実に教えることが大切なのだと私は思います。

ご相談に来られる仔犬と暮らし始めたばかりのオーナーたちの手を見ると、仔犬の歯が当たってできたと思われる細かい傷がたくさんできていることがあります。

かわいい仔犬と夢中になって遊んでいるうちに、針のように鋭い歯が当たり傷ついてしまったのでしょう。

仔犬が咬みつくという行為は正常かつ自然であり、なくてはならない仔犬の行動だと思います。

しかし、これまで紹介されてきたほとんどのしつけ法では、咬むという行為はすべて悪であり、たとえそれが甘咬みであったとしても許してはいけないとされてきました。

犬幼稚園Buddy Dogの方針は仔犬に「咬むことを禁止する」のではなく「安全な咬み方を教える」というものなのです。

通常犬は、犬同士のケンカ遊びの中から咬みつきの抑制を学びます。これを実践しているのです。

「どんなときでも絶対に咬まないようにしつければいいじゃないか」と考える人もいるでしょう。

しかしそれは現実的ではありません。

いかにおとなしい犬であっても、突然脅されたり挑発されたりすると、とっさに咬みつくことがあります。

十分に社会性がある犬でも、それは起こり得ることです。

日本では、毎年5,000件から8,000件の咬みつき事故が報告されています。報告されていない事故はどれだけあるのか?

社会性を高めること以上に、咬みつきの抑制を教えることの重要性を改めて感じます。

咬みつきの抑制が出来ていない犬と生活するのは非常に危険なことだと思います。

今までなにもなかったからといってそのままにしていると・・・・・・・

Buddy Dog 犬幼稚園は愛犬の性格を考えながら、無理せず、あきらめず、一歩ずつ、オーナーと愛犬の関係をつくり直すことをサポートします。

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