みんなに頂いた、創作劇場第二段を、製作者さんのご好意で、まとめて記事にしちゃいました。
絵文字が出せなかった事、勝手に行間等編集した事、勝手にタイトルをつけた事をお許しください。
笑いあり、涙あり、不思議な世界の第一章から第八章まで、ごゆっくりどうぞ(*^_^*)
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☆ 恋ゆらり ☆
出 演
青野 優(あおのゆう):LBH貿易の御曹司
真行寺 凛(しんぎょうじりん):今年LBH貿易に入った新社会人
真行寺 蘭丸(しんぎょうじらんまる):凛の兄で、探検家
大名 トメ(だいみょうとめ):大名銀行頭取の令嬢
大久保彦左衛門(おおくぼひこざえもん):優の執事で唯一優の事を解ってくれる爺
優の父、母
凛の父、母
製作者:(あいうえお順)
R姫かめ
JJJ
7
fu-rinnosuika
HOO~♪
ROSE NEL BUIO
この文章の文責及び著作権は、製作者にあります。

第一章 恋は突然に
凛は、今年の春社会人になり・・・
桜並木の道を会社に向かって歩いていた。
そう・・新しい出会い、新しい仕事、どれもが新鮮に感じ、さっそうと歩いていた。
凛 「さぁ! 社会人として一歩を踏み出したんだわ。がんばらなくっちゃ!」
と、思わず小さい声で自分に言い聞かせていた。
凛は いつも乗っている近鉄電車に、通学定期ではない通勤ピタパを改札機にのせ、2番ホームに降りて行った。
いつもと違う ホーム
いつもと違う 人たち
いつもと違う車両に乗る
席は空いていたが、座らず通路中央に立った。
その時何かに触れ振り向いた
振り向いたとたん
ゴットン
電車の揺れに上半身のバランスを失う凛
このままで行くと明らかに私は倒れる・・・
と、思った瞬間
後ろから、 スクッ。。。と誰かに抱きしめられた。
<<<え”っ ・・・何が起こったの!?>>>
その大きな胸板の中にスッポリ入った私の頭の上で
「次はぁ~ 古市~
河内長野線は ここで お乗換え~ 」と言う車内放送が聞こえた。
真っ赤になった顔をようやく上げ、凛は、慌てて飛び降りた・・・
「大丈夫だった?」振り向くと、ニコニコした青年が言った。。。
凛 「は、はい・・・あ、あの・・・ありがとうございました 」
「君のここで、乗り換え?あっ、失礼、なれなれしいよね・・・僕は、青野 優、よろしく」
「あ、ああ、あの・・・すみません、急いでいますので・・・」
凛は、会社へ急いだ・・・
これが、凛と優の出合いだった・・・
凛の会社は 食品関係の貿易関係の会社だった。
配属された部署が、凛の好きな韓国担当。
新人さんなので、あわただしく一日が過ぎ、家路へと向かった。
ホームで電車を待っていると、凛は自分に向けられている視線を感じていた。
凛・・「やだわ。。誰かに見られてる? 痴漢だったらどうしよう。。それとも、気のせい??」
一瞬、不安に感じていた凛だったが、ホームに電車が着くと、人に押されながら電車の中に呑まれていった。
凛は、 満員電車に揺られながら、今朝の事を思い出していた。
あの大きな胸板の方。。。
よく顔は 見る事が出来なかったけれど、
あの胸幅・・・
あの香り・・・
あの声・・・
憶えているわ。。。
そう思うと 自然に顔が緩んでいった。
出来れば、もう1度お逢いしたいわ、そして ちゃんとあの時のお礼を言いたいな
と、思っていたその時、
ガタン!!!
またも、電車の揺れに上半身のバランスを失う凛
また倒れる・・・と、思った瞬間
今度は 前からガシッ。。。と抱きしめられた。
優「この電車よく揺れるんだよ」
その聞き覚えのある声に
「え”っ!?」と、上を見上げる凛
そこには さっきまで頭の中で 思っていた人が・・・
凛「どうして!?」
凛は彼の大きな胸の中で、抱きしめられたまま呆然としていた。
優は凛を抱きとめたまま、ニコニコしていた。
そして凛も身動きが出来ないとは言え、その胸に居心地の良さを感じていた・・・
「次はぁ~、降りる駅~、降りる駅でございま~す。
お降りの方はお忘れ物のないよう、もう1度
お確かめ下さ~い・・・」
間延びした車掌のアナウンスに二人は、微笑んだ。
電車は「降りる駅」に着いた・・・
優 「えっ、君もこの駅?」
凛 「は、はい・・・」
優 「偶然だね・・・もし良かったら、この先においしいエスプレッソが飲めるお店があるんだ、エスプレッソ、好きじゃない?」
凛 「わぁ、私、大好きなんです。。。ご一緒させて下さい。」
優 「良かった!じゃあ、行こう」
二人は いつもの 降りる駅
「道明寺駅」で降りた。
絵文字が出せなかった事、勝手に行間等編集した事、勝手にタイトルをつけた事をお許しください。
笑いあり、涙あり、不思議な世界の第一章から第八章まで、ごゆっくりどうぞ(*^_^*)
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青野 優(あおのゆう):LBH貿易の御曹司
真行寺 凛(しんぎょうじりん):今年LBH貿易に入った新社会人
真行寺 蘭丸(しんぎょうじらんまる):凛の兄で、探検家
大名 トメ(だいみょうとめ):大名銀行頭取の令嬢
大久保彦左衛門(おおくぼひこざえもん):優の執事で唯一優の事を解ってくれる爺
優の父、母
凛の父、母
製作者:(あいうえお順)
R姫かめ
JJJ
7
fu-rinnosuika
HOO~♪
ROSE NEL BUIO

第一章 恋は突然に
凛は、今年の春社会人になり・・・
桜並木の道を会社に向かって歩いていた。
そう・・新しい出会い、新しい仕事、どれもが新鮮に感じ、さっそうと歩いていた。
凛 「さぁ! 社会人として一歩を踏み出したんだわ。がんばらなくっちゃ!」
と、思わず小さい声で自分に言い聞かせていた。
凛は いつも乗っている近鉄電車に、通学定期ではない通勤ピタパを改札機にのせ、2番ホームに降りて行った。
いつもと違う ホーム
いつもと違う 人たち
いつもと違う車両に乗る
席は空いていたが、座らず通路中央に立った。
その時何かに触れ振り向いた
振り向いたとたん
ゴットン
電車の揺れに上半身のバランスを失う凛
このままで行くと明らかに私は倒れる・・・
と、思った瞬間
後ろから、 スクッ。。。と誰かに抱きしめられた。
<<<え”っ ・・・何が起こったの!?>>>
その大きな胸板の中にスッポリ入った私の頭の上で
「次はぁ~ 古市~
河内長野線は ここで お乗換え~ 」と言う車内放送が聞こえた。
真っ赤になった顔をようやく上げ、凛は、慌てて飛び降りた・・・
「大丈夫だった?」振り向くと、ニコニコした青年が言った。。。
凛 「は、はい・・・あ、あの・・・ありがとうございました 」
「君のここで、乗り換え?あっ、失礼、なれなれしいよね・・・僕は、青野 優、よろしく」
「あ、ああ、あの・・・すみません、急いでいますので・・・」
凛は、会社へ急いだ・・・
これが、凛と優の出合いだった・・・
凛の会社は 食品関係の貿易関係の会社だった。
配属された部署が、凛の好きな韓国担当。
新人さんなので、あわただしく一日が過ぎ、家路へと向かった。
ホームで電車を待っていると、凛は自分に向けられている視線を感じていた。
凛・・「やだわ。。誰かに見られてる? 痴漢だったらどうしよう。。それとも、気のせい??」
一瞬、不安に感じていた凛だったが、ホームに電車が着くと、人に押されながら電車の中に呑まれていった。
凛は、 満員電車に揺られながら、今朝の事を思い出していた。
あの大きな胸板の方。。。
よく顔は 見る事が出来なかったけれど、
あの胸幅・・・
あの香り・・・
あの声・・・
憶えているわ。。。
そう思うと 自然に顔が緩んでいった。
出来れば、もう1度お逢いしたいわ、そして ちゃんとあの時のお礼を言いたいな
と、思っていたその時、
ガタン!!!
またも、電車の揺れに上半身のバランスを失う凛
また倒れる・・・と、思った瞬間
今度は 前からガシッ。。。と抱きしめられた。
優「この電車よく揺れるんだよ」
その聞き覚えのある声に
「え”っ!?」と、上を見上げる凛
そこには さっきまで頭の中で 思っていた人が・・・
凛「どうして!?」
凛は彼の大きな胸の中で、抱きしめられたまま呆然としていた。
優は凛を抱きとめたまま、ニコニコしていた。
そして凛も身動きが出来ないとは言え、その胸に居心地の良さを感じていた・・・
「次はぁ~、降りる駅~、降りる駅でございま~す。
お降りの方はお忘れ物のないよう、もう1度
お確かめ下さ~い・・・」
間延びした車掌のアナウンスに二人は、微笑んだ。
電車は「降りる駅」に着いた・・・
優 「えっ、君もこの駅?」
凛 「は、はい・・・」
優 「偶然だね・・・もし良かったら、この先においしいエスプレッソが飲めるお店があるんだ、エスプレッソ、好きじゃない?」
凛 「わぁ、私、大好きなんです。。。ご一緒させて下さい。」
優 「良かった!じゃあ、行こう」
二人は いつもの 降りる駅
「道明寺駅」で降りた。
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