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わがまま きまま そのまんま

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創作劇場 ☆恋花☆ 第九章

2007年02月25日 | みんなの創作劇場
第九章 修子の想い



修子「はぁ~はぁ~はぁ~ うっ!・・・ゲボッ!」
空港から走ってきた修子は、フロントに着くなり

修子「はぁ~はぁ~ あ、あ、あの~へソン教授のお部屋は!?」

フロント「はい、25Fロイヤルスイートルームでございます」

修子「はぁ~ はぁ~  ありがとう」

と言って 化粧室へ(個室) 飛び込んだ

=修子の想い=

ああ~どうしょう。。。30年ぶりに会うあの人。。。
どんなになっていらっしゃるかしら。。。
いえっ!きっと あの時のままの変わらないあの人でいてくれるわっ。。。

と、思った瞬間・・・バタン
個室から飛び出た修子は・・・
大きな鏡の前に立ち、今の自分をマジマジと見た

こ、こんな。。。私でいいのかしら。。。
と、言いながら
精一杯 下半身の膨らみに手をやりその丸みに絶句した
しかし 修子は血液型がO型なゆえ、余り深く考えない性格ゆえ、そうだわっ。。。精一杯息を吸い込んでXゾーンを引っ込めればいいわっと、思った
そして、今度は 鏡の前で 念入りにお化粧を直すと
「さあ~ こころとお腹を引き締めて・・・出発よ!!!」
と言った

その頃 25Fのへソン教授も・・・

修子さん(はあ~と)・・・あの修子さんがもうすぐここへやって来る
30年たっても こんな気持ちにさせてくれるのは彼女1人だ・・・

ピンポ~~~ン
教授「来た!!!」
目の前のドアーのノブを震える手でゆっくり開けるヘソン
そこには30年前と少しも変わらず愛くるしい修子が立っていた

修子「へソンさん 修子です!ポッ 」

へソン「やあ~久し振りだね 修子さん」

と、平静を装いながらも2人の心は 揺れていた

へソン「さあ~ なかへお入り」
とへソンは修子を部屋の中へ導いた

修子「へソンさん こんなにご立派になって・・・あの頃の貧乏学生が嘘のよう・・・」

へソン「いや、いや、 修子さんと過ごした青春の思い出の時の方が 幸せでした・・・」

その言葉に 意を決した修子は
修子「へソンさん、実は・・・私、あなたに言わなくてはならない事があるんです」

へソン「え”っ!?」

修子「驚かないでね・・・実は・・・あの修と修二は、あなたの子供なの・・・」

へソン「 どっひゃ~~~~ん\(◎o◎)/!」

へソン「修子さん・・・実は・・・・・・そうではないかと思っていたよ・・・君のことが忘れられず、手がかりは君のお腹の“へのへのもへじ”だけ・・・僕がへその研究をしているのをいいことに、ずっと捜し求めていたけど・・・そんな変な・・・あ、いや、珍しい腹のひとなどいない。先日、飛行機で彼らの話を小耳に挟んだとき・・・びびっと来たんだ。もしかしたら、君と会えるかもしれない・・・そう思って、騙してつれてきてしまったんだよ」

修子 「そ・・・そうだったの・・・。それにしても、あなたらしいわね、“タダ”であたしを釣るなんて・・・ 」

突然教授は修子を抱きしめる。

修子 「あっ・・・何するのよ、こんなあたしをつかまえて・・・」

へソン「じっとしてくれ・・・僕は決めていたんだ。今度会ったら、二度と君を放さないと・・・・・・結婚してくれ」

修子 「どっひゃ~~~~ん\(◎o◎)/! 」

ヘソン教授と修子が抱き合って(もつれあって)いるその時に!!!
修たち4人が部屋に戻ってきたのであった。

修&修二「かあさん!! なんと!! なんと!!!」

修子「あの・・・」とおろおろする。

ヘソン教授「いや!みなさん!!驚かして悪かった。実はたった今、修子さんにプロポーズしたんだよ。」

修・修二「どっひゃ~~~ん!!」

伊都子・タイコ「きゃ~!!すてき~!!」

修子「じつは・・もっと驚かす話があるのよ。修と修二、あなた達のオトンがこのヘソン教授なの。今まで隠していて悪かったわね。。」

修&修二「へーーーーそーーーー 」


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