NY市の公式ウェブサイト(https://www1.nyc.gov)にアクセスすると
新型コロナウイルス関係の情報が項目ごとにまとまっていて、色々確認できます。
今日(2月28日)のトップページには、ワクチン接種センター開設について
デブラシオ市長の動画がありました。
ずっと多忙続きで、心なしか市長、少しお痩せになったように見えます。
「Vaccine」の項目をチェックしましたら、ファイザー、モデルナに続き、
ジョンソン&ジョンソンのワクチンが認可されたとの記述がありました。
The Food and Drug Administration (FDA) has granted an emergency use authorization for the Johnson & Johnson/Janssen COVID-19 vaccine. This vaccine has been shown to have 85% efficacy in preventing severe COVID-19 illness.
(食品医薬品局(FDA)は、ジョンソン&ジョンソンのCOVID-19ワクチンの緊急使用許可を付与。 重度の新型コロナウイルスの症状の予防に85%の効果。)
認可された接種対象は18歳以上とのこと。
(For the prevention of coronavirus disease 2019 (COVID-19) for individuals 18 years of age and older)
ファイザーやモデルナとの違いは、これらがどちらも新しいタイプのmRNAワクチンであるのに対し、
ジョンソン&ジョンソンのワクチンはアデノウイルスベクターワクチンであることです。
冷凍庫は不要で、通常の冷蔵庫で少なくとも3ヶ月間保管できるため、発送や保管が容易です。
接種も1回で良いので、1人あたり2回の接種を計画するよりも簡単に輸送や配布を行うことができます。
治験が変異ウイルスの出現後に行われており、
変異ウイルスに対するワクチンの有効性も高いと考えられています。
(こちらの記事を参考にしました↓
How does the Johnson & Johnson vaccine compare to other coronavirus vaccines?
https://www.pbs.org/newshour/health/how-does-the-johnson-johnson-vaccine-compare-to-other-coronavirus-vaccines)
ただし、どのワクチンを接種しても新型コロナウイルスの重篤な症状を防ぐのには効果があり、
ワクチン接種じたいが推奨されています。
上記のデブラシオ市長の動画では、先週は1日だけで最高約7万6千回のワクチン接種が行われたそうで、
1週間で50万、6月までに市民500万人に接種を完了し、社会経済活動の再開につなげたいと
市長は話していました。
接種の優先順位によるワクチン接種スケジュールの表を確認しましたら、
やはり私は優先カテゴリーではなく「その他の全市民」に入るようです。
時期は「夏」となっているので6月以降でしょうか。
それまでに新型コロナに感染する可能性はゼロではないので、
感染した場合に新型コロナの諸症状を緩和するような、
誰でも入手しやすく、服用しやすい薬が同時並行で流通すると助かりますね〜。