政府機関一時閉鎖の行方

連休明けのアメリカ、政府機関の一時閉鎖は32日間となりました。1ヶ月以上ですね。
私の微妙な英語力でニュースを追っておりますが、
職員の給与は支払いが停止したままです。
空港職員は１割程度「病欠」として出勤しない人が。

Department of Homeland Security（国土安全保障省）の一部職員300人は通常通りの業務に戻り、給与支払いがされる模様だそうです。

300 DHS employees to return to work Tuesday

そして、伝統的に1月最後の火曜日に実施される大統領の一般教書演説は、民主党のペロシ氏の反対に関わらず、予定通り29日に実施の予定。

Hoyer says 'sure' when asked if Trump can deliver SOTU, despite Pelosi's objections

さすがに給与が丸１ヶ月入らないとなると、生活費にも事欠く職員も出始め、
職員のためのフードバンクとか、生活援助のためのファンドなども活用されています。

How to assist federal workers impacted by the shutdown

マスコミの報道は「フェイクだ！」というトランプ大統領の最新のツイートを見ましたら（NY時間の22日午後8時45分現在）、
ヤンキースのリベラ選手の「野球殿堂入りおめでとう」でした。

さすがに両党とも29日予定の一般教書演説までには事態の打開を図りたいところでは、と思います。
生活問題になってくると、リベラルな市民からも、民主党にも非難の矛先が向かないとも限りません。

今のところ、劇的な展開はないようなので、もうしばらく事態の経緯を見ていきたいと思います、ってど素人ですが。
空路でアメリカを出国予定のかたは、少し余裕を見て空港に向かわれるのが良いかもしれません。