夏休みにずっとNYCに止まるのは2年連続です。
昨夏は降って湧いたような連夜の花火騒ぎで眠れない夜が続いていました。
あまりにも苦情が多く、また違法な花火遊びが大きくマスコミでも取り上げられたせいか、
我が家の近隣に関しては、夜間の花火はほとんどなくなり助かっています。
一方、連日報道されているのが銃撃事件です。
日が暮れてからは出歩かないように気を付けていても、報道を見ると白昼の時間帯でも事件が発生していたりで
なかなか厳しい状況です。
今日も朝から報道関係と思われるヘリコプターの音がやたら大きいなと思っていましたら、
昨晩から今日の早朝にかけて銃撃事件が発生し、1人が亡くなり、7人が負傷とのこと。
NYC shootings: 1 dead, 7 wounded in overnight gun violence, NYPD says
https://pix11.com/news/local-news/nyc-shootings-overnight-sunday-monday-july-19-2021/
記事によりますと、NY市内（スタテン島を除く）で7件の銃撃事件が発生したようです。
これらの事件に相互関係があるかどうかは書かれていません。
NYPDのデータでは、今年はこれまで市全体で少なくとも829回の銃撃事件があり、犠牲者は968人に上っています。2020年の677回の銃撃事件、犠牲者832人から増加し、
2019年の同時期に記録された409回の銃撃事件と犠牲者476人の2倍以上になっています。
NY市では銃の買取プログラムというのがあり、警察に持ち込めば銃を200ドル、現金で買い取ってくれます。
所持や持ち込みの理由も、持ち込んだ人物の身分も不問です。
以前こんなチラシ↓が市内の小売店に置かれてありました（これは2020年のものです）
Cash for Guns program
https://portal.311.nyc.gov/article/?kanumber=KA-01306
何だか日本では絶対に考えられないプログラムですが、
不法所持を取り締まるより、まずは出回る銃の数を減らすことが優先と考えての対策なのでしょう。
少しでも効果が現れて欲しいです。
