本来なら昨年開かれているはずだった、2020東京オリンピック・パラリンピック。
1年延期となった今年も、なかなか難しい状況が続いています。
スケジュールを見ますと、開会式は7月23日。あと3日ですね。
東京オリンピック・パラリンピックガイド
https://2020.yahoo.co.jp/schedule/olympic/0807/
この期に及んで、力強く「開催します！」という宣言があったのか記憶があやふやなのですけれど、
上記の日程表を見ますと、21日（水）からソフトボールとサッカー女子の1次リーグの試合が始まるので
もう中止はないと考えています。
アメリカでは今回もNBCが放送です。
https://www.nbcolympics.com
オリンピック・パラリンピックといえば世界中から練習を積んだ一流のアスリートが集う大会。
ワクワクしながら開幕を迎える感じが、今回は残念ながらあまりありません。
昨晩、ふと1964年の東京オリンピックはどうだったのかなと、
動画サイトで開会式の模様を見ていました。
私はリアルタイムでは前回のオリンピックは知りません。
東京オリンピック・マーチに合わせて、秋晴れの空の下、整然と入場してくる各国の選手団。
この曲は小学校や中学校の運動会で使われていたのでよく覚えています。
1964年の東京オリンピックのために古関裕而先生が作曲されたのですね。
美しい競技場に響く格調高い入場のアナウンスを聞きながら、
会場の凛とした雰囲気に、気付いたら自然と涙が出ていました。
涙を誘うような特別な演出もなく、当時のことは全然知らないのに。
焼け野原から19年でこの大会が開催されたことに驚きを禁じ得ません。
そしてもう1本見た動画が、三波春夫さんが歌う東京五輪音頭。
これは石川さゆりさんがメインボーカルで2020年バージョンがあるのですね。
どちらも艶のある声の伸びが素晴らしく、歌詞も明るくて素敵です。
音楽のこともいろいろ報道がありましたが、東京オリンピック・マーチと東京五輪音頭でよいのでは？と思いました。
当時の希望を感じる活気と明るさが、この令和のオリンピックにも欲しいです。
この日のために研鑽を重ねてきた選手の皆さんが実力を発揮できますよう祈っています。
