19日(土)にトランプ大統領の演説があり、すわ閉鎖終了かと思いましたが
そこまでには至りませんでした。
Trump offers temporary changes protecting Dreamers for border wall money; Democrats say no
トランプ大統領の演説では(私の微妙な英語力での理解なので不完全だとは思いますが)、
現在、給料が未払いとなっている職員とか、政府機関に無給状態で出勤し続けている職員には言及せず、
DACA(Deferred Action for Childhood Arrivals)という、未成年で大人に連れられ不法入国した若者の救済法の
期間延長という妥協案を出している模様です。
一方で、南の国境のセキュリティー強化は必要、壁の予算も必要、移民法の改正も基本的に必要というスタンスは同じ。
不法な国境越えを試みようとする人たちが「コヨーテ」という闇の手引き組織に多額のお金を払ったり、
虐待や性的搾取の対象になっていることや、国境から麻薬が不法にアメリカに入ってくる、など
そのあたりの主張は変えていないようでした。
民主党の方は、それは乗れない提案だと、まだ両者の溝は深いようです。
しかしこれ以上長引くと、例えば空港セキュリティーに携わる職員、重要な業務なので閉鎖以降も出勤していましたが、
このまま給与の支給停止ではもう限界のようです。ワシントンでは一部機関閉鎖反対のデモも行われているようです。
南部の国境の安全も大事かもしれませんが、空港の保安業務が滞るのも同じかそれ以上に安全上はまずい状況でしょう。
国内のことだけでなく、外交関係もいろいろと重要な局面を迎えているトランプ大統領。
八方塞がりにならないように、事態を一つずつ打開していって欲しいです。
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