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そんな○○に魅せられて

卵の行方は

拙ブログにも度々登場しております、卵の価格。
日常必要な、様々なものが値上がりしている中で、
日々家庭で料理を作っていると一番目立つのがこれでしょう。

日本では「物価の優等生」と何十年も言われています卵。
だいたい、どこのスーパーや生鮮食品店にも置いてあるお手軽食品のはずなのに
パンデミック以降ずっと値上がり基調が続いて
この冬の鳥インフルエンザの流行で拍車がかかったように思います。

お店によっては「お一人様2パック限り」と、決して特価品でもないのに
購入個数を制限していたりします。そして入荷してもすぐ売り切れ。

卵は高タンパク、栄養価も調理方法も豊富でカロリーは高くなく、
ダイエット食としても最適ですし、とても困っています。
近隣の小売店では1パック(12個入り)通常10ドルぐらいで、もはや高級食材です。

このままだと、卵を使う他の食品にもどんどん影響が出て値上がりしそうです。
既に小麦粉も少しずつですけれどずっと値上がりしているので
ケーキなどは、私が子どもの頃のように、特別な日のデザートに逆戻りするかもです。

アメリカ人にとっては、卵は朝食やブランチの定番です。
ダイナーやデリでも、朝食メニューには必ず「two eggs any style」「three eggs any style」
と、スクランブルにするか目玉焼きにするかポーチドエッグにするか、
お好みで調理方法を選べるものがあります。2個か3個食べるのが普通ですね。

日本では主食のお米の値上がりが連日ニュースになっていますね。
アメリカではお米の値段はお陰様で安定していてありがたい一方で、
アメリカ人にとっては、この卵の値上がりは日本のお米の値上がりに匹敵する
食生活の根本を揺さぶる問題では、と思います。

これはNYCに限ったことではないかもですけれど、
色々な価格が一度値上がりすると、再び下がることはほとんどありません。
なので、いつか生鮮食料品としての卵の価格が下がっても、
卵を使った製品やレストランの価格は、もし上がったらおそらくそのままでしょう。
うーん。


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